奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

直売所の勉強会てっか!

2015年07月31日 | 晴耕雨読
 台風13号が南洋で発生し、来週あたりが接近の予報、石灰散布とソルゴーの播種のタイミングが難しくなってきました。

 午前は猛暑の中、ヤッケを着て5カ所のほ場周辺の除草剤散布を行いました。先苦後楽の思いで、大汗をかきながら無事終わりました。

 午後は2回目の直売所の会議に参加して、地元役場関係者の出席もなく閉さんとしたものでした。残念なことに、提言した文書は良いどこ取りで、本質的な事は理解されておらず、情けないような感想を持ちました。県の農政担当者は勉強会と称し、阿保らしくさえなってきました。
おそらく、直売所はなんらかの補助金を受けていて、さほど考えもせずに会議を開催したのだろうと推測しました。落ちは、島内の直売所巡りのバスツアーが計画されているとのことでした。正直、税金の無駄遣いです!

 もう一つの落ちは、出荷者協議会と言うものが「ものづくり会」にすり替えられていて、秋の市議選を前にどこか政治色の強い団体名になっていました。候補者は、きっと、農業の本質を理解しないままに、まるで自分のプランのように雄叫びを上げるのでしょう。

 農業もないのに農村女性と言い、1次産業もないのに6次産業と言い、農家出身でもないのに、やたらと農家気取りでいるのがおかしくも有り、馬鹿馬鹿しくてと・・・「まっいいか~」と落語の落ちのような午後でした。

肥料の移送

2015年07月30日 | 晴耕雨読
 昨日の炎天下の耕うん作業がボディーブローのように効いて、キレの悪いかったるい一日でした。多分、軽度の熱中症なんでしょうね。

 午前はキレの悪い老体に鞭打って、港から2往復の肥料の移送を行いました。港周辺は、明日からの祭りに備えて、花火大会の陣取りや船漕ぎ大会の小舟の様子がうかがえました。昨年は台風で、部分的な開催でしたが、今年は天候に恵まれて盛大な夏祭りになりそうです。
  

 午後は、川遊び、2回目の耕うん、夜釣り・・・あれこれと思案しましたが、かったるさが中々抜けきらず、3時頃までゴロゴロと横になり、陽射しが弱まったのを見計らって、ラストの2回目の耕うんを決行しました。これで、2回目の耕うん作業は全て終了し、いよいよ肥料も届いたので、来週あたりから苦土石灰を散布し、秋カボチャの準備に取掛ろうと思っています。

 今日はまた、注文した直売所関連の本が届き、斜め読みをしながら、地域に直売所の果たす役割をまた一つ認識したところです。明日は、午後から2回目の直売所関連の会議、事前に、直売店や行政サイドには関連規約を提言し、その間には、直売所関連の調べ事もしましたので、充実した会合になればと思っています。

 明日は、体調が良ければ夏祭りでも観に行くかなと思案しています。

2回目の耕うん作業

2015年07月29日 | 晴耕雨読
 本日も猛暑・・・全国的に猛暑ですので、台風害に比べればと、そんな思いで出畑しました。
予定作業は2回目の耕うん、乾きの良いほ場から始めて、炎天の中6時間の耕うん作業になりました。

 トラクターの屋根にぶら下げた携帯に二つの要件が入り、夜釣りの楽しみは断念して、ひたすら耕うん作業に奮闘しました。注文した700キロの肥料が港に着き、2件目は月末の直売店の会合の連絡でした。ラブストーリは突然ならぬ、本土の肥料会社の早々の対応には、商根を見る思いでした。
  

 2回目の耕うん作業で、春カボチャのほ場はイメージどおりの仕上がりになりました。後は、台風のオフシーズンを待つばかりで、11月からの再開になります。

 明日の午前は、港から肥料の移送を行い、午後は・・・明日考えよ~っと! 

暑かった~!

2015年07月28日 | 晴耕雨読
 暑かった~!
秋カボチャの2度目の耕うん作業に取掛ったものの、暑さでぼぉ~っとして、トラクターのブレーキとクラッチを踏み間違えて、ふと我に返る有様で、情けないような感じでそれなりに奮闘しています。
粘質の強いほ場は、まだ土壌内部の乾燥が悪く、急がば回れの精神で午後の計画を変更しました。


 午後は食料の買出しや月末の支払いに出掛け、さらには、明日からの耕うん作業の準備で免税軽油を購入して、本日の作業は内止めになりました。
後は夕方まで川遊びで過ごし、収獲したテナガエビを早々に薄塩で炒り、茶うけ味噌のパック詰めにしました。

 奄美では、小生の小学生の頃まで味噌は各家庭で作っていたように記憶しています。つぶの大きい独特のこうじ味噌で、冷蔵庫のない時代で、味噌瓶に調理した肉や魚を保存し、味噌の独特な風味が何とも言えない味わいでした。中でも、豚のレバーやつらん皮そして耳、焼き魚、イカ、テナガエビ、トコブシ、絶品でした。

 明日は夕方6時半満潮、ビールを片手にと・・・夢は膨らんでいます

暑中お見舞い申し上げます!

2015年07月27日 | 晴耕雨読
 週間予報から雨マークが消え、本格的な夏空の様相になってきました。
8時過ぎには一気に気温が上がり、ハウス周辺の除草剤散布からスタートしました。北帰行の前に行った色んな整備作業はひと月も経てば元の姿に戻っていて、これがまた高温多湿の奄美の農業の一つです。

 除草剤散布が終わると、台風で浜から飛散した国道の残さ物を集積して河口菜園に運びました。海岸清掃にしても、集落内の道路清掃にしても、ある種の補助金が行政サイドから集落に出ているようですが、ほんどが〇〇会の遊興費に消えているのではと危惧しています。集落の会計監査報告などは、本州から来た小生の感覚ではザル会計・・・これがシマンチュの大らかさと言えば大らかさなんでしょう・・・他人のお金に関しては。

 朝イチで大汗をかき、着替えると秋カボチャの資材申込みにJAに出向き、帰宅するとネットで700キロほどの肥料注文を行いました。
  

 午後イチは陽射しも強く、笑エネで2時間ほど川遊びで過ごし、陽射しが傾いた3時頃から河口菜園の2度目の耕うん作業に取掛りました。
台風の後の程よい土壌水分で、イメージどおりの耕うん作業ができました。河口菜園には、スナップエンドウ、玉ねぎ、ネギ、ニンニクの栽培を計画しています。

 天候も回復し、潮時も夕方から満潮の時刻、昼間は耕うん作業、夜はビールを片手に、満天の星を眺めながら釣りでも昂じようと思っています。