奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

台風11号は・・・

2022年08月31日 | 晴耕雨読
 台風11号は南下して、その後は一転して北上の進路予報に、稀に見る奇怪な動向だ。海は荒れてサーファーで賑わっているが、その他はいつものような陽射しと時雨だ。朝イチの収穫を済ませると、昨日の残務でビニールハウスの台風対策に取掛り、終わると倉庫とその周辺の台風対策も行った。オクラの主枝のカットやキュウリのネットの取外しは、台風の動向を観てからにした。

 相変わらず気温は33℃の猛暑、台風の接近にすることもなく、最近ハマっている料理でモヤシのナムルやチンゲン菜のお浸しに挑戦した。ランチは、覚えたばかりの冷凍の麺でモヤシ焼きそばを作った。一人暮らしは何かと食品ロスが多く、冷凍技術や取置きレシピを駆使することで、物価の高騰にも対応できそうだ。しばらくは、男の料理教室でと思っている。

 ここ両日、稲盛氏とゴルバチョフ氏の二人の偉人が他界をして、まだまだ先行き不透明な時代だが、一つの時代を生き切った証人のような感がする。テレビを点けると、政治家と統〇教会との関係、国葬の是非等々・・・正直、そんなに大層な問題には思えない。そんな事より、防衛、財政、産業や少子高齢化等々と素人なりに思うが・・・。

 台風11号は今週いっぱい吹き荒れそうな超スローな台風の様相だ。この機に料理にハマって、ボケ防止にフォークギターにでも挑戦しようかなと思案を・・・森山直太朗の「さくら」ぐらいは弾けそうな気がする。だればまた(@^^)/~~~

サガリバナ、見っけ!

2022年08月30日 | 晴耕雨読
 最近、気になっている事と言えば、早朝の目覚し替わりに聴いていたアカショウビンの鳴き声がピタリと聞こえなくなった。梅雨に渡ってきて、島で子育てを終えて夏の終わりに去ったのだろう。もう一つ気になっていることと言えば、朝イチの収穫で車を止める場所に咲いている淡いピンク色をした不思議な花。

   

 ひょっとしたら「サガリバナ?」、調べてみると夜に咲く花らしい。奄美以南に咲く花で、熱帯・亜熱帯地方で咲くようだ。子供の時分にはあまり記憶のない花だ。どこにでもありそうな大きな葉っぱの樹木にツララのように咲いていて、夜に咲くので人目には触れず、朝方にその名残でその場所が解るようだ。こんな花もあるのかと、不思議な気持ちになる。

 雷雨からのスタートで、遅めの収穫と出荷を済ませる月末の経理と支払いを行い、ランチも早々に切上げてイオンに買出しに出掛けた。船は既に欠航、イオンはこれまでにない混みようで、止せば良かったと思いながらも何とかレジを済ませた。

 帰宅すると3時過ぎ、台風に背中を押されるように出畑して、ビニールハウスの台風対策を敢行した。10年前の教訓で、長時間暴風で揺さぶられると、ハウスの鉄柱はグラグラになって抜け、見事なほどにハウス全体がローリングしてしまう。風速50~70ぐらいで進行速度の遅い台風は鬼門だ。

 作業はいつもの一気呵成で2時間ほどで終わり、久しぶりの一点集中に疲れがどっときた。帰宅してテレビを点けると台風は935hPaに、さらに大型化しているようだ。もう一つの台風も発生しそうで、合体してさらにパワーアップの様相だ。いつもの呪文だが、やるだけはやって、後は天命を待つだけ・・・明日の夕方から吹き荒れそうな予報で、明日は倉庫の台風対策をと思っている。だればまた(@^^)/~~~、

台風11号、そろそろか・・・

2022年08月29日 | 晴耕雨読
 昨日までは熱低に毛の生えたような台風で、さほどの影響はないものと思っていた台風11号が、今朝の予報では奄美や沖縄への進路予報。近海の海水温は高く、大型化して停滞の様相だ。防災の日に来るべきものが来るかと、過去の台風対策シーンが脳裏を横切る。進行速度の遅い台風ほど厄介なものはない。いつもの湿感たっぷりの中、朝イチの収穫と出荷を済ませると早々の帰宅になった。

 テレビから始まって、ネットでも様々な台風情報を検索したが、沖縄あたりからの進路方向が定まらず停滞だ。ふと、台風による長期の船便の欠航を思い立ち、急きょ、スーパーに買出しに出掛けた。既に、店内の棚には品薄が出始めていて、午前の内に台風の買出しが始まったようだ。

 気温33℃、これから始まる台風との前哨戦に、ほ場の草刈りにでもと出畑した。まともに来れば、オクラもキュウリも終わりで、後は、ビニールハウスの台風対策に全力投球だ。だればまた(@^^)/~~~、

今朝の地方紙は・・・

2022年08月26日 | 晴耕雨読
 目覚めると停電に雷雨、不可解な一日の始まりだ。停電だとテレビも朝食のレンジも使えず、薄暗い中でアイスコーヒーを飲みながら復旧を待った。台風でもない限り早朝の停電とは珍しいケースで、7時頃には復旧して遅めの朝食を摂った。

 今朝の地方紙は、奄振予算の増額の賞賛、コロナの国債発行でひん死の財政に増額かと・・・確か奄振は国交省の所掌、バラマキが大好きな公〇党が後押しをしたのだろう。ちなみに沖振は減額(政治的思惑?)のようだ。もう一つの記事は、7月に開館した世界自然遺産センターの入館者が2万人を超えたとか・・・単に入館料が無料、夏休み、エアコンが効いて快適・・・その程度の理由かも知れないのに。
 
 ラストは、社説で高校野球の総括を。出場校の内、公立高校は1/5、公立高校にとっては狭き門で、大会が私立高校の広告塔になっているような感が拭えない。主催の朝〇が全試合を放送している中で、敢えてN〇Kが全試合を放送する意味があるのかと考えてしまう。長い間やっていると、感動の美学の裏には既得権益が・・・。

 雷雨の中で、収穫のタイミングを計るために、衛星画面の雨雲の動向を何度も観て、ここぞと言う時に出畑した。衛星画面も1時間以内の予報なら密だが、それ以上だと粗になってしまう。上下のヤッケを着て収穫と出荷を済ませると、濡れネズミになることもなく帰宅した。

 終日降ったり止んだり中、録画した映画を観てぼんやりと過ごした。最近流行りのドラマから映画化した解りやすい映画もいいが、今日は、リチャードギヤーの「真実の行方」を観て、映画の奥深さに感銘した。良い映画は、二、三度は観ないと本質が見えないようだ。
明日も雨の予報、暇つぶしの材料はいっぱいあるので・・・だればまた(@^^)/~~~

日がな一日

2022年08月24日 | 晴耕雨読
 地方紙には、珍しく若い就農者の公設市場の研修の様子が・・・信じられない噺だが、県の農政担当者は、販路についてはあずかり知らぬ世界だとこぼしていた事を思い出した。学術的に言うと販路は経済学の範ちゅうなんだろうと。6次産業なんぞと言うものがさもらしく言われているが、多分に絵空事・・・そんな気がする。

 沿道にはポツポツと彼岸花が咲き始めて、早朝のほ場では赤とんぼを見かけるようになった。猛暑続きの中でも、季節は少しずつ秋に向かっているようだ。県も島のコロナ発生も一向に減る様子はなく、死亡者の多さに驚く毎日だ。発症者の20~30%が島外者らしい。来週からは9月、子供たちの夏休みも終わり、感染者はさらに増えるかも知れない。

   

 今朝は朝イチの収穫と出荷を済ませると「秋野菜の栽培講習会」に向かった。久しぶりの参加だが、10数年講習会を担当しているIさんもそろそろ後進に道を譲って・・・そんな好奇心に駆られての参加だった。残念ながら講師は相変わらずのIさんで、中々、後進の育たない農政環境を気の毒にさえ思った。農学部出身で指導員の資格を有する人材は稀少なんだろうと。

 講習はペーパーからパソコンを駆使したプレゼンに変わったぐらいで・・・思ったより参加者は多く、1時間ほどで途中退席した。帰宅すると、施肥管理についてあれこれと調べ、フリーの施肥設計ソフトがあることや都道府県によって、作物の施肥基準が異なることが分かった。ついでに、県のHPで施肥管理のデーターを入手、意外に、まともな農政データを見たような気がした。

 明日からしばらくはでたとこ勝負の天候、秋野菜の準備にはまだ早く、ビニールハウスのメンテナンスでもと・・・だればまた(@^^)/~~~