久しぶりの「坂道」登場になりました
東京文京区音羽界隈です
講談社 護国寺 音羽会館 椿山荘 フランスパン発祥の地と名所旧跡がありますが いずれのご紹介といたしましょう

「鷺坂」(さぎざか)です
鋭く折れ曲がった坂を 鷺坂と呼んだのは堀口大学 三好達治 佐藤春夫といった近くに住んでいた文人たちでした
久世大和守の江戸屋敷であったことから 一帯を久世山と呼び 京都山城国にあった久世郡になぞらえて
万葉集に詠まれた「久世の鷺坂」と同じ名を与えました
両側を石垣に囲まれ 坂の美しさでは京都に優ると言われています
文京区内100か所近くある坂の中でも 景観随一の鷺坂です
江戸時代 広重が描かなかったのが不思議な思いがしますね
そこで 代わりといってはなんですが 鷺坂の近くにある神田川
ここはしっかり作品に残していましたよ

<せき口 上水端はせを庵椿山> 江戸川橋より望む神田川
関口上水端 芭蕉庵 椿山
幕府が江戸への水を供給するために掘った神田上水でした
伊賀上野の藤堂家が上水の改修工事に当たりました このとき 伊賀上野出身の芭蕉も旧家の縁でこの工事に従事しています
後年 芭蕉を師と仰ぐ人たちが上水沿いの台地に芭蕉庵を建てました
この絵の右端に描かれていて 現在復元されています
さらに「椿山」は椿山荘としていまに名を留めています
このところ 図書館に通っては浮世絵の本を借りることが多くなりました
竹村公太郎氏の歴史本の影響でしょうが 新しい発見の喜びを感じています
ひとつのご縁の広がり 面白いものですね
東京文京区音羽界隈です
講談社 護国寺 音羽会館 椿山荘 フランスパン発祥の地と名所旧跡がありますが いずれのご紹介といたしましょう

「鷺坂」(さぎざか)です
鋭く折れ曲がった坂を 鷺坂と呼んだのは堀口大学 三好達治 佐藤春夫といった近くに住んでいた文人たちでした
久世大和守の江戸屋敷であったことから 一帯を久世山と呼び 京都山城国にあった久世郡になぞらえて
万葉集に詠まれた「久世の鷺坂」と同じ名を与えました
両側を石垣に囲まれ 坂の美しさでは京都に優ると言われています
文京区内100か所近くある坂の中でも 景観随一の鷺坂です
江戸時代 広重が描かなかったのが不思議な思いがしますね
そこで 代わりといってはなんですが 鷺坂の近くにある神田川
ここはしっかり作品に残していましたよ


<せき口 上水端はせを庵椿山> 江戸川橋より望む神田川
関口上水端 芭蕉庵 椿山
幕府が江戸への水を供給するために掘った神田上水でした
伊賀上野の藤堂家が上水の改修工事に当たりました このとき 伊賀上野出身の芭蕉も旧家の縁でこの工事に従事しています
後年 芭蕉を師と仰ぐ人たちが上水沿いの台地に芭蕉庵を建てました
この絵の右端に描かれていて 現在復元されています
さらに「椿山」は椿山荘としていまに名を留めています
このところ 図書館に通っては浮世絵の本を借りることが多くなりました
竹村公太郎氏の歴史本の影響でしょうが 新しい発見の喜びを感じています
ひとつのご縁の広がり 面白いものですね
鷺坂、そして神田川周辺の神田上水を改修するのに芭蕉が参加していたとは・・・・・
芭蕉庵、椿山荘の所以も教えていただきました。
江戸の文化遺産がしっかりと残されていることに驚きました。
芭蕉庵の横に荷物用のモノレールがあるのもおもしろいです、
芭蕉は土木工事もやっていたのでしょうか?
とても勉強に成りますがそれよりお天気のいいのが羨まし~。
上水のこととか、坂道のこととか偶にテレビで聞いたりして、全くの初めてではないので、分かりも早いです。
来年も楽しみです。
良いお年をお迎えください。
あの坂の向こうには何があるのだろうかと
妄想たくましくなります。
神田上水にまつわる話、とても参考になりました。
いまにも雪が降りそうな東京です。
水道関連の事項に造詣の深いwakasamaさん。
興味をもってご覧いただきました。
来年は、通算すると明治148年になります。
この間、江戸時代のインフラ、水道関連の遺跡は思いのほか保存されています。
文京区の「水道歴史館」には往時を偲ぶ品々が陳列されています。
いずれご案内したいものです。
それにしても、芭蕉と水道。
意外でしたね。
冷たい雨がふってきました。
雪にならなければいいのですが。
鷺坂。広重が描かなかったのが不思議です。
江戸時代には、この家屋があったのか?
想像の輪が広がりますね。
芭蕉は土木工事の指図をしていたのでしょうね。
奥州の旅で、川を眺めては神田川を思い浮かべていたかもしれません。
現在の東京は冷たい雨が降っています。
予報では、雪に変わるということですが果たして?
鷺坂は距離は短いのですが、急坂でした。
ころばぬよう、ゆっくりゆっくりの登り降りでした。
雪の日は危険です。
晴れていてよかったです。
冷たい雨の朝になりました。雪に変わるかもしれません。
復旧された芭蕉庵があります。
肥後熊本藩の細川邸の脇に建てられています。
この神田川沿いの桜が満開のころ、久しぶりに訪れましょう。
今年もまもなく幕を閉じます。
よいお年をお迎えください。
久しぶり雨、雪に変わるかも知れません。
江戸市民に水を供給するための玉川上水、神田川の掘削でした。
発案者は会津藩主であった保科正之公でした。
両国に橋を架けたり、火災防止の広小路の設定と、100万人都市江戸の発展に寄与した名君でした。
いまいて欲しい政治家です。
坂の上の雲。
来年という坂の向こうにはなにがあるでしょうね。
希望と期待をもって登っていきましょうか。