酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

キューポラの街

2006年02月10日 | コミュニケーション


研修が続きました

9日は川口市に出向しました

埼玉県川口市

かっては 鋳物の街でした

キューポラ・・・ 鋳物をつくるために鉄を溶かす溶解炉のことです

鋳物工場から飛び出したエントツが あちらこちらで煙をたなびかせていました


昭和37年でした

私が社会人にスタートした年です

日活映画「キューポラのある街」が公開されました

まだまだ日本が貧しかったこの時代

吉永小百合 浜田光彦 東野英二郎 菅井きん等が出演していました

中学生に扮した吉永小百合は この一作で多くの「サユリスト」を生み出しました


現在の川口市は人口49万人

完全に都市化されました

鋳物工場のエントツは見当たりません

当時の面影は 庁舎内で展示されていた鋳物の”ベーゴマ”だけです

あまりの懐かしさに しばしショーケースを眺める私でした


30人参加の研修テーマ 今回はディベートです



事前に準備した「テーマ」を各自に発表してもらいます

ディベートは いろいろな約束ごとが設定された討論の「ゲーム」です

30人が発表したテーマから 全員の投票で2つ選ばれました


1 死刑廃止を推進すべし

2 NHK受信料を制度化すべし

このテーマは あくまでもゲームのための課題です

当日は 賛成派が反対の立場になることもありえます

ものごとを 多面的に考える訓練がディベートの長所でしょう



この2題をもって 次回はチーム対抗のディベート試合を行います

いかに主張して 試合に勝つか

説明能力 説得能力を培う研修の成果が問われる2日目になります


キューポラの街の余韻に浸りながら 成果を期待しながらの帰路でした