酒と畑に戯れるオヤジな私

酒を飲み、土を耕し、人と語り、日々に感動しながら楽しく生きるブログ

ピッカピカの 1年生!

2006年02月08日 | コミュニケーション
7日の下町は 前夜からの雪でした

おかげさまで 積雪は前回を下回り難儀を免れました


実は このところ ある種の緊張感で気持ちが高ぶり よく寝付かれませんでした

理由は「研修講師」にあります

研修の出向は 年に70回くらいでしょうか

慣れといえば 確かに慣れています

正直にいって 事前のプレッシャーを感じることは少ないといっていいでしょう


今回は違いましたね

はじまる前からあがっています

ひしひしと 緊張・圧力感が身を包み込みました


理由があります

研修場所です

私の地元の自治体なのです


地元の研修は 現役時代に「内部講師」の資格で出向したことがあります

多少 気が楽だったことは事実です 同じ仲間が対象だったせいでしょうね

甘えもありました


今回はプロとしての『専門講師』です

以前とは違いを見せたい

変な力みもあります

さらに 地元となれば 顔見知りの参加者もいるかも知れません

これは 非常にやりにくいものです

平気だという仲間の講師もおりますが 私はいまだにその境地にいたっていません


このプレッシャーを解決する方法はただひとつ・・

充分すぎるほどの準備と 初心に帰ることです

ドキドキ感 そして期待感 多少の恐れが必要です

まさに ピッカピカの1年生の気持ちを思い起こすことです

”うまくやろう”と思わない

ただ いかに”わかってもらえるか”に気持ちを集中する

余計なことは考えない

これで 少し楽になりました



酸いも甘いも身につけた 50代のベテラン職員のみなさん

研修テーマの「クレーム対応」に的確な反応を示してくれました


やはり 見知った保育士さんがいらっしゃいました

しかし 特別な感情が湧くこともなく 無事終了

参加者全員から 自発的な拍手までいただきました


改めて 初心に帰る大切さを学んだ 貴重な1日になりました

この仕事は 始まる前の緊張感を失ったとき 黄色信号が灯ります

さらに「慣れ」が「狎れ」に変わったときは 赤信号でしょうね


すっかり 雪が姿を消した帰り道

来週の2回目の研修に 多少の自信が湧いたオヤジがいました