おっさんひとり犬いっぴき

家族がふえてノンキな暮らし

初雨

2018-03-01 11:15:16 | 福島

 本当に久しぶりに、朝から本格的に雨が降っている。今年の冬は雪は少なかったものの、気温が低く、昼間でも氷点下という日が続いた。そのせいか、天気の悪い日にはいつも小雪が舞い、雨になることはなかった。もしかしたら今日の雨は、今年最初の雨になるかもしれない。初雪という言葉があるなら、初雨という言葉もあっていい。もしかしたら、僕が知らないだけで、北国の春にはそういう言葉があるのかもしれない。今朝は、今年になって初めて、犬たちにレインコートを着せて散歩に出た。

 シトシトと木々に降る雨を眺めていると、春がすぐそこまで来たことを実感する。そういえば、今日から3月なのだ。暦には雨にまつわる言葉があるのか調べてみると、二十四節季に「立春」の次に「雨水」というのがある。カレンダーで言うと、立春は2月4日、「雨水」は2月18日だ。雨水の意味は「雪が雨に変わり、氷が溶けて水になる」ことだから、まさに今日の雨は雨水と呼ぶにふさわしい。日陰で溶けずに残っていた雪も、暖かな雨ですっかり溶けてしまうだろう。

 ついでなので、二十四節季の次に来るのはと見てみると、「啓蟄」となっている。虫が目を覚まし、土の中から顔を出す時期だ。フキノトウも菜の花も梅の花も見かけないが、あと二週間もすれば一斉に顔を見せるだろう。土の中の虫は、僕のお尻の下でもゴソゴソと動き回り、もぞもぞと落ち着かなくなっているアベさんであった。

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