おっさんひとり犬いっぴき

家族がふえてノンキな暮らし

体を冷やす食べ物

2024-07-03 11:33:14 | 日記
 昨日、せっせと畑の草刈りをした。一緒に行ったタミちゃんは、この前植えた長芋や里芋の畝が雑草で覆われているので、丹念に草むしりだ。こういうところは草刈機で刈ってしまうわけにはいかない。背丈が伸びすぎて食べられなくなったレタスも除去し、堆肥を撒いて鋤き込んでおく。これで次の野菜を植える準備も万端だ。

 で、毎朝散歩のついでに畑により、その日収穫できる分を採ってくる。今朝は散歩しているとケンくんの親父さんが待ち構えていて、インゲン豆を持って行けと持たせてくれた。我が家の豆は最近終わったので、豆をもらうとありがたいのだ。

 豆をぶら下げ我が家の畑に着くと、昨日採ったばかりなのにキュウリもナスも4本づつくらい取れた。トマトは大きくなっているが、まだ赤くならない。ピーマンは小さいのがついている。枝豆も少しずつサヤを増やしているから、あと一週間もすれば収穫できるだろうか。

 夏に収穫できる野菜というのは、実は体を冷やす役割のあるものが多い。アイスや水のがぶ飲みより、果物や野菜で体を冷やす方が健康的だ。

 体を冷やす効果が高いものにスイカがある。熱冷まし効果が高く、汗で失った水分を補ってくれるので暑い夏とは切っても切れない。以前腎臓結石になった時にお医者さんからスイカをせっせと食べてくださいと言われたが、利尿作用が高いので体のむくみにも効く。スイカほどではないが、メロンにも利尿作用があり、むくみ軽減になるという。

 トマトも体の熱を冷まし、汗で失った水分を補う夏の代表的食材だ。トマトは加熱をすると血を補う効果が強くなるので、血が不足しがちな人にはおすすめ。

 キュウリは95%が水分なので、食べるだけで水分補給になり、やはり利尿効果も高いのでむくみ解消に役立つ。ナスも同じように利用作用が高く、熱を冷ます効果があるので、のぼせにも効く。

 また、ゴーヤには体を冷やす効果とデトックス効果があると言われているので、苦手な人が多い食材だが、調理法を工夫して取りたいところだ。

 こうして並べてみると、結局旬の食材というのは、体にとっていいこと尽くめであることがわかる。それは偶然というよりも、人間が長い進化の過程で、夏を乗り越えるために必要なものを、自然界の中から探し出し、摂取するようになったと考えるのが理に適っているだろう。アイスやビールなど人工的に製造したものの大量摂取は、もしかしたら夏バテを促進しているということもあるのかもしれない。
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