タマネギの保存

　タマネギを収穫したら、今まででいちばんの収穫となった。こんなに採れたら、来年まで食べても食べきれないかもしれないのだ。

　ただし問題になるのは保管方法で、今までは軒下にワイヤーを張り、そこにネットの袋にタマネギを小分けにして入れぶら下げていた。が、今回はどう見ても1本のワイヤーにぶら下げるくらいではとても間に合わない。新たに保存場所と保存方法を考えなければならなくなったのである。

　去年の分は、夏場の高温でいくつかのタマネギがトロトロになった。今年は我が家で一番涼しい場所にぶら下げておく必要がある。そこで白羽の矢が当たったのが、洗濯物干し場として僕が急遽手作りした場所である。洗濯物が濡れないために両脇と屋根は作ったが、乾燥のためには風通しも大事だ。



　で、ここにタマネギの縛り方を近所の人に教わったので、その通りに4つずつくらいをひとまとめにして紐でくくった。それを物干し竿などにぶら下げていく。3列ぶら下げたところでようやく終了。ついでにニンニクも同じようにくくってぶら下げた。

　次に考えなくてはならないのが直射日光だ。洗濯物は日があたる方が乾くが、地球温暖化の影響で直射日光はほとんど殺人光線と化している。当然タマネギにも悪影響があるに違いない。そこで今日はホームセンターで遮光幕を買って来た。それを半分の幅に切り、ぐるっと小屋の手前に張っていく。



　とりあえずこれだけやっておけば、少なくとも今年いっぱいはタマネギは大丈だろうう。但しこの夏の気温が40度、50度を超えなければの話だが。ニュースではインドで50度ほどを記録し、死人も出ているというのだから、日本だけがいつまでも温暖な気候だと安心してはいられないのである。