おっさんひとり犬いっぴき

家族がふえてノンキな暮らし

庭を整える

2021-08-12 11:21:18 | 福島

 昨日は畑の草刈りと草むしりを敢行したので、今日は庭木を切ることにする。天気は今にも雨が降り出しそうだが、そのせいでひんやりと涼しい風が吹いている。いつ雨になるかわからないが、できるところまで庭木を切ろう。

 台風の余波か、ここ二日ほど強風が吹いた。そのせいで庭先のフリーシアの枝が風で3本ほど折れた。枝といっても僕の腕の太さくらいある枝だから、裁断して有料のゴミ袋に詰めると、大型の袋がパンパンになった。

 本来庭木の剪定は夏に行うものではない。というのも、夏は樹木が水分をたっぷりと必要とするため、光合成をして水分を葉っぱから蒸発させるために、葉っぱを青々と茂らせるのが普通だ。そんな状態の時に枝を落としてしまうというのは、葉っぱもなくなってしまうため、水分を蒸発させられないということになる。だから、庭師さんが剪定をするのは、大概樹木の活動が低下する秋から冬にかけてということになっている。

 もっとも一般の家庭では、夏場こそどうしようもないほど樹木が枝を伸ばし、葉っぱをいっぱいつけるため、風通しが悪くなってしまうということがある。おまけに鬱蒼と茂った樹木は見栄えも悪い。こういう時には、樹木にとっても風通しが良くなるくらい枝を落としてやると、問題はないのである。

 生垣がわりにフェンスに這わせたモッコウバラが、ツンツンと寝癖のように枝を伸ばしているのを切って整える。これだけで見栄えがずいぶん変わる。

 バラも寝癖みたいな枝をたくさん出しているので、これも整える。

 アジサイに似たライムライトも必要以上に花を咲かせているので、極端に長いのは間引いていく。

 中庭のカシワバアジサイやイタヤカエデの木も剪定する。お隣の生垣がこっちにはみ出してきているので、これは断りもなくさっさと剪定する。我が家の木もお隣にお邪魔していたりするので、こういうのはお互い様なのである。

 裏庭のテラスのモッコウバラや、物干し場がすっかり陰になっていたエゴノキも短く剪定する。

 3時間ほど汗だくになって脚立を上ったり下りたりしてようやく作業完了。途中、木に立てかけた脚立ごと後ろにひっくり返りそうになって冷や汗をかく。というようなことがあって、汗だくになった服を着替え、缶ビールを開けたら、今日もまた満足の行く夏休みがすぎて行くのである。

コメント
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