おっさんひとり犬いっぴき

家族がふえてノンキな暮らし

足が攣る

2021-08-28 12:02:24 | 福島

 来週の日曜日が地区の草刈りになっている。その前に、ほかにもいろいろ草を刈っておきたい場所があるので、早めに済ませておこうと朝食後に出かけることにした。借りている家庭菜園の草刈り以外にも、カフェの看板を立てさせてもらっていたりしているので、お礼がてら自主的に近所の草刈りをやっているのである。

 昨日に引き続き、朝からぐんぐん気温が上昇する中、草刈機、草刈り鎌、草刈り機のオイル、ホウキ、手袋を持って出かける。草刈り鎌が必要なのは、クズがはびこっているため、草刈機では蔓が絡まってどうしようもなくなるため、草刈りの前にまずクズを刈ってしまう必要がある。

 草を刈る場所は傾斜のきつい斜面だ。普通に立っていることさえ難しい場所の草刈りなので、年寄りには手が付けられない。そこを這いつくばるようにして、クズの根っこを探して草刈り鎌で刈っていく。それが終わると、ようやく草刈機の登場だ。

 バリバリバリとエンジン音を響かせて、どんどん草を刈っていく。最近新しい刃に付け替えたばかりだから、力を入れなくても気持ち良く草を刈って行ってくれる。注意しなければならないのは、足元が不安定なので、油断すると草刈機ごと斜面を滑り落ちてしまうことである。

 2時間ほどやると、目的の場所はほぼ終了する。頭の上には雲もなく、青い空が広がっている。全身から吹き出す汗にゼーゼー言いながら、ホウキで辺りを掃除して終了。家に帰って着替えると、何はさておきまずは缶ビールを開ける。汗を出し切った後に、冷えたビールをプシュッと開けて飲む瞬間は最高である。体温を下げるためにクーラーをつけ、風に当たりながら横になっていたら、いつの間にか寝てしまっていた。

 1時間後、ハタと目を覚ますと、左足のふくらはぎが今にも攣りそうになっている。「攣る、攣る」と思っていたら、案の定、どうすることもできないうちに思いっきり攣った。もんどり打って痛みを堪えるが、動くとますます激しく攣るので、にっちもさっちも行かないまま、脂汗をたらタラタラ垂らして痛みに耐える。

 大量の汗をかいたあと、水分をちゃんと採らずにビールだけ飲んだのが悪かったようだ。なんとか体を起こせるようになると、ガブガブと水を飲み、ようやくひとごこちついた。それにしても頭がガンガン痛むし、全身は力がちっとも入らないし、これはもしかしたら熱中症になったのかもと思いながら、ボンヤリしていたら、時間とともに悲鳴をあげていた体も落ち着いてきた。

 危ない、危ない。熱中症なんてまさかかかるわけないと思っているが、油断をしていたらいつぶっ倒れるかしれたもんじゃないのである。これからは大量に汗をかいた時には、ビールと同じくらい大量に水を飲むことにしよう。

コメント (1)
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