毎日、家庭菜園で野菜を収穫しているが、今年は野菜の生育がうまく行き、家族ふたりで食べるには十分すぎるほど収穫できている。日曜日、畑の雑草取りをした際に、収穫できそうなものはすべて採って帰ったので、昨日は一日畑に行かなかった。今朝の散歩の途中で畑に寄り、収穫してみると、キュウリにナス、春菊にトマトと袋２つ分の野菜が収穫でき、ぶら下げて帰るのに肩が抜けそうになる。
途中、近所で家庭菜園を持っていない家に寄り、半分そこに貰ってもらう。この辺の人はほとんどの人が家庭菜園を持っているので、家庭菜園を持たない人は実に貴重で、野菜が余っている人の間で取り合いになるほどだ。もっとも家庭菜園を持っていても、作っていない野菜があると標的になってしまう。我が家も夕方のテオの散歩に出ると、タミちゃんが大きなキャベツをぶら下げて帰ってくるし、僕もニンジンを持たされて帰宅することになる。
というわけで、どんどんと野菜が溜まって行く。古い野菜から食べているとせっかくの新鮮な野菜が口に入らなくなるので、時には古い野菜は思い切って捨てる覚悟がいる。
昨日は大量の野菜を消費するために、カレーを作ることにした。一般的にカレーの具と言えば玉ねぎ、ニンジン、ジャガイモくらいだろう。が、我が家のカレーはそれくらいでは具が少なすぎる。で、昨夜作ったカレーは、玉ねぎ、パプリカ、ピーマン、ジャガイモ、トマト、キュウリ、セロリ、シメジと、野菜だけで8種類入れて煮込んでみた。しかしながら、これだけではまだまだ野菜を消費したとは言えない。そこで煮込んでしまうと何が何やらわからなくなるような野菜は、別に炒めて野菜カレーにトッピングすることにした。その野菜が、ナス、アスパラ、ゴーヤ、万願寺唐辛子の4種類である。付け合わせの福神漬けの代わりに、自家製のキュウリのキューちゃんを添える。
これで我が家の野菜カレーは、合計12種類の野菜を使ったことになる。ここまで野菜が多いと、ほとんど水を入れなくても、トロトロのカレーができてしまうのである。
で、そんなカレーが美味いかって。これが結構美味いんだよ。
