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検察定年問題と、河井前「法相」事件  文科系

2020年05月14日 11時52分50秒 | 国内政治・経済・社会問題

 新日本海新聞が表記の二つの事の関連を追ってきたようだ。13日に、二つの記事が載ったと阿修羅掲示板で読んだので、報告したい。稲田検事総長が、こんな覚悟を決めているとあった。安倍が定年延長によって検察人事への介入へとどうしても踏み込んでくるというのなら、こちらは河井夫妻の買収事件を徹底追及せねばならぬ、と。ちなみに、河井氏は前法相。その買収選挙事件がきちんと裁けないのなら何が政権から独立した準司法組織・検察庁であるか!という気概を示していることになる。

『 メールで買収指示 官邸と検察、背後で暗闘 2020/5/13 09:31 (JST)
©株式会社新日本海新聞社

 自民党の河井案里参院議員陣営の選挙違反事件で、夫の河井克行前法相が起訴された秘書らに「メール」を送り、買収工作を直接指示していたことが12日、分かった。検察当局はこれらのメールを押収しており、買収を指示したとみて、立件に向け捜査を進めている。

(5月13日21面に関連記事)
 事件は広島地検が捜査しているが、逮捕した秘書らの取り調べは大阪地検特捜部から派遣された検事らが担当し、大型連休中に行われた河井夫妻への任意の事情聴取は東京地検特捜部の検事が担当したという。前法相の立件に向け、検察の総力を挙げると検察幹部が判断したようだ。
 
 今回の捜査については、今年1月に黒川弘務東京高検検事長の定年延長(正式には勤務延長)が突然、閣議決定されたこととの関連を指摘する声が検察内にある。黒川氏は2月7日に63歳の定年を迎え退職するところだったが、政府は無理やりの法律解釈変更で退職を半年延ばした。検察幹部にとっては寝耳に水であり、黒川氏の送別会が急きょキャンセルされたほどだ。
 黒川氏は政権に不都合な事件を闇に葬ってきたとささやかれる。現在の稲田伸夫検事総長が慣例通り就任2年で7月に勇退することを見越して、後任に黒川氏を据えるための奇策とみられ、批判を招いた。
 稲田氏は黒川氏の定年延長を聞いて、こんな一言を漏らしたという。「あっちがそうくるなら、こっちも考えがある」−。「あっち」は安倍官邸。「こっち」は検察組織。「こっち」の考えが、河井夫妻の選挙違反事件だという。
 想定していた人事構想を覆され、検察人事に露骨に介入されたことに反発し、安倍官邸に近いとされる河井前法相を立件する構えを見せている。

 そこに出てきたのが検察庁法改正案だ。検事長などの幹部が63歳になった際、内閣が必要と認めた場合に限り役職を続けることができる。内閣の判断で都合のよい人物を検察幹部として残すことができる。黒川氏は違法な定年延長だと厳しく批判されているが、法案が通ればあの定年延長も合法的と後付けで正当化し、再度の延長も不可能ではなくなり、黒川氏の検事総長への道が開ける。

 コロナ対策のさなかに政権が「不要不急」としか思えない検察庁法改正を急ぐのは、安倍官邸と黒川氏にとって「必要至急」な法案だからという見方を示す検察関係者もいる。
 それでも与党は今週中の衆議院通過の構えを崩していないようだ。 』 

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喜寿ランナーの手記(290) 回復方途を探ってみたら  文科系

2020年05月14日 00時41分43秒 | スポーツ

 このところしばらく不可逆的な老いが来たとクシュンとしていたのだが、今日は改めてそのクシュンに精一杯抗ってみた。クシュンの源は、左脚の不可逆的と思える弱化。それがもたらすフォームの乱れ。30歳直前に左脚付け根部分の椎間板ヘルニアを手術したその後遺症が、今の歳になって改めてランニングフォームの崩れに顕れたという分析だ。13日はこれに対して、5キロレースに出たつもりで、全ての条件を整えてどれほど走れるかと、あれこれ試みながら走った。するとやはり、自分の走りについて正確に分かってくることが多かった。
 アップのストレッチなども十分にやって、ウオームアップのランも15分ほどと僕としては超長く取り、その後5キロを精一杯走ってみた。その5キロの結果は、前回予測したとおりで、キロ平均6分44秒。ただし、最大の収穫があって、それはこのようなものだ。
 やはり前から思っていたとおり、スピードに大変ムラがでる2通りの走り方をすることになった。
 無意識のそれは、常に腰がちょっと曲がり、左脚のツツキ方がおかしくなって、左右脚のバランスが崩れている。腰の曲がりには、特に左脚を強めにつついてその骨盤を前に出す事を意識しながら、常時臍を前に出すようにして走るべしとやった。左のツツキがちょっとおかしいのは、こういう修正によって分かった。左のつつきをちゃんとやって、膝も膝下もちゃんと前に出す。膝下が伸びないと、その分膝の角度が狭すぎて着地の瞬間に腰がちょっと落ちるということも気付いた。これでは全く左の地面ツツキを殺すことになってしまう。やはり、無意識に弱い左脚を庇うような走り方になっていたのである。
 さて、この左フォームの乱れを一歩一歩意識して正しつつ走った最後の方は見違えるように走れた。いつもの1キロちょっとの周回コースの最後の一周のピッチ数から後で計算した結果がストライド95センチ、bpm155ほどになっていて、そもそも走っている気分が良かった。足が伸びるから両脚同時に地面を離れる瞬間が長くなる割に、疲れが少なかったのである。随分久しぶりに「これが、俺の新フォームだ」と感じながら走っていた。つまり、左脚の弱化は、フォーム修正を意識して走ればまだカバーできるのかも知れないと、そんな今後へのヒントを与えられたと振り返っている。

 以上から、今こんなことも改めて気付いた。僕はここ数年、タイムにムラがあった。キロ平均が7分ほどの時と、6分30秒以内の時と。その原因がよく分からなかったのだが、「無意識に走っている時にどこかでブレーキがかかっているようなフォームの時がある」という感じが常にあった。その原因が今日上のように分かったと考えているのだが、これが正しいかどうかはこれからの修正に、そしてその結果としてのタイムにかかっている。クシュンとしていたのが、ほんのちょっとの光明が遠くに見えた感じだ。先回見たように左脚の強化には励んで行くが、今のままでも正しいフォームで走れれば・・・と改めて今意気込んでいる。

コメント (4)
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