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「米コロナ死者倍増も」という資料  文科系

2020年05月02日 13時37分40秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)

  昨日の中日新聞「米死者 実態大幅増か」「新型コロナ NY州知事も指摘」は、かねてから疑われていた重大事項に新たな証拠資料が出てきたというニュースである。コロナ死者が下手をすると報告数の倍になるかという資料なのだから。それも、アメリカが「武漢ウイルス」と批判するごとに中国がこう批判してきたその内容にも関わってくることである。
「米の古い肺炎死者の中にコロナ死者がいたと米当局が発表したが、その最も古い例はいつ、どこであったのか。そのコロナゲノムも含めて資料を世界に公表せよ!」

 記事触り部分の資料とは、例年の平均死者数よりも今年の死者数がどれだけ多いかという「超過死者数」という統計数字に関わるもの。この数字が、同じ期間内のコロナ死者数の倍ほどになると発表されたのである。こんなふうに。
『エール大が今年3月1日から4月4日までを過去5年のデータと比較したところ、全米の超過死者数は15,400人だった。同日までに全米で確認されていた新型コロナによる死者は約8,000人だった』
『超過死者が全て新型コロナ感染者とは限らないが、検査を受けられないまま自宅で亡くなったり、感染していても直接の死因が心不全など別の病気として記録されたりするケースも多く公表数を大幅に上回る死者が出ているとみられる』

 僕は、日本でも同じ事が起こっていると観てきた。なんせ、日本の検査数は世界比較で異常に少なく、死者はさらに少ないうえに、しむらけんさんの死亡経過報告でもコロナ検査がギリギリまで遅らされていたと示されたのだし、この愛知でも森英樹元名大副総長のようにコロナ検査結果がない「間質性肺炎」死者も多いようだから、イギリスが新たに公表したように老人施設で隠されたままになってきたコロナ死者も、果たしてなかったのかどうか。
 いずれにしても、事が国民の命に関わるものだから、きちんとした事実検証が民主主義の名において絶対に必要だ。現政権が、国政史上定式として認められてきた国家基幹統計さえ書き換えるという暴挙を繰り返してきただけに、国民は要警戒である。いざとなって「私は立法府の長??」、「総理の責任でやりました」などと変な開き直りをやられないように。

コメント (2)
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