九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

実戦配備へ・・空自迎撃PAC3を初試射 防衛省、米で迎撃成功。  ネット虫

2008年09月23日 22時00分40秒 | 国内政治・経済・社会問題
    時事通信
「迎撃瞬間、握手やガッツポーズ=画面で確認、喜ぶ空自隊員ら」
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008091800157

 【ホワイトサンズ(米ニューメキシコ州)17日時事】暗闇に映し出された白い光を、上昇してきたもう一つの光が直撃-。PAC3が模擬弾を迎撃する瞬間を、発射試験に参加した航空自衛隊員らはオペレーションルームなどのモニター画面で確認、その瞬間、室内は拍手で包まれ、隊員らは握手やガッツポーズで喜びを表したとい
う。
 試験が行われた米陸軍のホワイトサンズ・ミサイル射場。広さ5149平方キロと山梨県とほぼ同じ面積を持つ米軍最大の演習場だ。1945年に世界で初の原爆実験が行われたことでも知られ、自衛隊は70年代から利用している。
 「乾燥した空気に悩まされたが、今は初めての発射に士気は上がっている」。試験に参加した空自第1高射群(埼玉県・入間基地)と高射教導隊(浜松基地)の隊員ら約80人は今月4日に現地入り。射場北部に発射機や管制装置などPAC3機材を展開し、発射当日をこうした心境で迎えた。
 模擬弾は南に約120キロ離れた地点から17日午前7時55分(日本時間同日午後10時55分)に打ち上げられ、2分後にPAC3を2発発射、迎撃はこの約30秒後だった。空自幹部は「すべて制御されており、発射ボタンを押すこともない。システムの点検が終われば、あとは機械任せ。心配はしていなかったが、当たって良かった」と話す。
 PAC3は1発8億円で、試験で掛かった費用はこれ以外に約15億4000万
円。試験後に会見した航空幕僚監部の平田英俊防衛部長は「技術的な信頼性が証明された。導入には意義がある」と力を込めた。(了)

      平田英俊(ひらた・ひでとし)(2008/09/18-09:11)


    朝日新聞(2008年9月17日23時29分) 
「PAC3、初の迎撃試験に成功 米で航空自衛隊」

http://www.asahi.com/national/update/0917/TKY200809170298.html

 【ホワイトサンズ(米ニューメキシコ州)=樫本淳】日本の弾道ミサイル防衛(BMD)の地対空誘導弾パトリオット3(PAC3)の初の実射試験が17日午前7時55分(日本時間17日午後10時55分)、米陸軍のホワイトサンズ・ミサイル発射試験場で実施された。航空自衛隊が2発を発射し、弾道ミサイルに見立てた標的を2分半後に迎撃、破壊することに成功した。
 BMDは米国が世界的に配備を目指しているシステムで、日本も整備を進めてい
る。PAC3は日米以外でドイツとオランダが配備しているが、米国以外の発射試験は初めて。
 海上配備型迎撃ミサイルSM3とPAC3によるBMDシステムのうち、SM3は昨年12月、海上自衛隊のイージス艦「こんごう」がハワイ沖で実射試験に成功している。今回はPAC3の機能確認のため計画された。
 防衛省は、すでに配備ずみの入間(埼玉県)、習志野(千葉県)、武山(神奈川
県)、霞ケ浦(茨城県)、浜松(静岡県)の各基地・分屯基地を含め、2010年度末までに京阪神、北部九州地区などに計16高射隊分のPAC3を配備する。こんごうは佐世保基地(長崎県)に配備され、10年度末までにほか3隻のイージス艦をSM3搭載型に改修する。日本のBMDは今後、これらの初期整備を終え、本格稼働の
段階に入る。
 中距離弾道ミサイルは秒速3~7キロで飛来する。今回は標的の速度を実際より遅く設定し、発射時刻や飛来方向も事前に決められた状況で実施した。PAC3は1発8億円で、ほかに約15億4千万円の費用がかかっている。
 初期整備までで1兆円に上る費用が、今後どこまでふくらむのか見通しがたたないなど課題も多い。弾道ミサイルが米国を狙っていると判明した場合、日本のBMDシステムで迎撃することは憲法が禁じる集団的自衛権の行使にあたるが、政府での議論は進んでいない。


★朝日の記事の様に、すでに全国十箇所に配備済み。今後その数を増やしていく。
 よく内容が知らされないままに巨額のミサイル配備が進んでいる。
 外交面、予算面、憲法面のどれをとっても危険な戦力強化が進んでいる。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

私の軍隊生活③    中野寂音

2008年09月23日 13時57分43秒 | 歴史・戦争責任・戦争体験など
           
受験大阪出張
 
入営して二週間程経った頃、大阪に受験のため出張を命じられた。
この年のはじめ特別幹部候補生の受験資格があるので願書を出していた。
大阪城内の連隊で試験がある。
部隊から受験者二名いるので同行して行くようにという命令であった。
大阪市内に指定旅館があるそこに宿泊する事、
候補生であるから行動には厳重に注意することを申告。
往復切符を持って大阪まで出かけた。
まだ一つ星の兵隊兵営の外を歩くのは初めて緊張してでかけた。
受験は、問題の解答は全く出来なかった事だけはよく覚えている。
しかし久しぶりの旅館の夕食は旨かった。
手足をゆっくり伸ばして寝た。地獄から天国とはこのことかと思った。
翌日は朝真っ直ぐに部隊まで戻った。
                      
昭和二十年元旦。私は三重県斉宮村第七航空通信連隊で迎えた。

アメリカのB29爆撃機は、昭和十九年大晦日から東京、
名古屋、博多にお年玉の無差別空襲を行った。
年末からB29の名古屋空襲は伊勢湾を目標として東海地方へと北上する。
伊勢湾に近い部隊では必ず空襲警報発令となり、
兵隊は部隊のまわりに警備の展開をする。
真っ暗闇の中で真っ赤に燃える名古屋方面の空を
呆然と眺めていた年末年始であった。
昭和二十年の元旦は大根畑の中で、凍った大根をかじりながら迎えた。
空襲が終わったB29の大編隊を見送ると、
空襲警報解除となり警備完了して部隊に戻る。
完全な戦時編成で年末年始の休日もなく元日も正月給与の記憶は全くない。
さらに三日には大規模な名古屋大空襲があった。
この日の名古屋方面の空は静寂の中すべて真っ赤に彩られ、
一生涯忘れられない音のない戦争音風景となった。

毎晩往復のB29の大編隊の爆音はいまでも耳の中に残っている。 

                  つづく

★写真は、名古屋大空襲による名古屋城の炎上。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小沢さん・・新内閣を提示して総選挙を戦え!!     天木ブログより

2008年09月23日 08時54分00秒 | 国内政治・経済・社会問題
強調したいのは「次の内閣」の重要性である。

  「次の内閣」を今までのシャドーキャビネットの延長と捉えてはいけない。

  それは、そのまま、日本の将来を託する本物の内閣になる。いやしてみせる。

  その心意気を公言し、麻生新内閣と比較して、どちらが国民のために正しい政策が出来る内閣か、それを総選挙の一大争点に掲げ、国民の選択を求めるべきなのだ。

  小沢代表はその組閣に自分の政治生命のすべてを賭けるべきだ。

  総選挙まで、まだ時間はある。じっくり時間をかけて考えるがいい。

  官僚と正面から政策論争のできる最適人物を、民主党議員の総力をあげて選ぶのだ。

  そして選挙協力をした野党党首と十分話し合い、党首もしくはその指名する各党代表も入閣させるのだ。

  たとえば榊原だとか片山だとか、民間からの有為な人材も入閣させるのだ。竹中や増田などとは中身が違う人材を見せつけるのだ。

  そして、ここが重要なところだが、最後は小沢民主党代表が、すべての要素を考えた上で、独断で決めるのだ。まさしく小沢内閣である。3選された小沢代表にはその権限はある。

  政権交代は容易ではない。国家権力を握り、財界の後ろ盾を得てきた政権政党を、選挙一つで倒す事はいかに困難であるか。

   それを一番知っているのが小沢代表だ。

   だからこそあらゆる策を講じるのだ。

  国替えも、世論受けをする候補者の擁立も、国民の為のマニフェスト作りも、すべては総選挙に勝つためだ。それでいい。あらゆる策を講じるべきである。

   その中で、究極の策は、麻生内閣の新閣僚の顔ぶれを見据えた上で、総選挙の直前に小沢新内閣を発表して、国民にどちらの内閣がいいか、迫るのだ。これこそが政権選択の総選挙なのだ。

   国民の目には一番わかりやすい選挙となる。

   民主党のベストの人選をならべ、それに亀井静香や福島瑞穂や田中康夫を加えた反自公内閣をつくるのだ。

   その内閣と、小池や石原や町村や石破や太田などの古い顔ぶれを寄せ集めた内閣のどちらが日本の将来を託せるか、それを国民に問うのだ。

   それで勝てなければどうするって?

   潔く政界を引退すればいいだけの話だ。

   男は最後に一度だけ勝負すればいい。

★さあ 選挙です。 元気を出して・・ワッショイ   (天木ファン)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする