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バーレーン戦を論ず  文科系

2008年09月07日 15時33分35秒 | スポーツ
サッカー友達にこんなメールを出した。

【 3時起きで観ましたが、全くすっきりしません。終盤2点が情けなさ過ぎて。
前のゲームを「屈辱」と言うならば、今度は完膚なきまで叩かねばアジアからの畏敬、日本の無形のアドバンテージが消えていく。3対〇でそのように叩けたかに見えたその最後の結末に、あんな失態を演じるとは。もう腹が立って。素人じゃあるまいしね。それまでは、ゲームとしても双方なかなか良かったのにね。日本は珍しく中長距離シュートを打っていて、それが憲剛の「流れの中からの得点」になって万々歳の気分だったのに、完全に水を注された気分で、余計に腹が立ったんです。 】

良いゲームだったのですよ。85分までは。
前半の20分までは敵にシュートすら打たせなかった。日本が高い位置からかけるプレスによって、バーレーンは何もできなかったから。日本は球を奪ってはサイドに流しクロスやサイドチェンジなど、まーやりたい放題。僕の観戦メモを見ると、4分ちょっと前には松井、6分には阿部と、日本としては珍しく中長距離シュートを打っている。これによって敵は、DFがゴール前からは離れられないわ、日本のパスを追いかけるだけだわ、まーあれじゃー後半は疲れるよと見ていた。その通り、後半の後半はもう走れなくなった相手だったのだ。

こういう敵が前半にできたことといえば、ボールを取ったら日本陣営に向かってロングボールを蹴ることだけ。それも精度が悪くて、中沢やトゥーリオに跳ね返されるだけ。そうこうするうちに、日本2得点。玉田、田中のFWコンビが日本としては珍しく非常に効いていた。フリーキックやペナルティーキックが日本に多かったのは、この二人に対するファールなどが原因だろう。やはり日本のFWの場合、アジリティー(敏捷性)勝負が最も有効と再確認した次第。

そして、後半。66分にはレッドカードで敵は10人に。日本が、取った2点の守りに入らずに攻め続けたのは好ましかった。「あとは流れの中からの点が欲しい」と思っていたら、85分、本日の狙いの一つ中長距離シュートを憲剛が打って、見事な3点目。あれだよ!あれ、日本に欲しいのは。あれによって、もうこれからのアジア勢はそのゴール前に5~6人並べて日本が攻めてくるのを待つなんてことはできなくなったね。中長距離シュート対策として、2~3人が前目に出てこなければならなくなったのだから。憲剛のこの得点は、今度のバーレーン戦に向けて計り知れないアドバーンテージをもたらせたと思う。凄い威力あるシュートだったしね。いや、お見事!

さて、こういう喜びが、最後5分で総て雲霧消散、いや最初に書いたようにそれ以上の失意に入れ替った。
敵の1得点目は、味方ゴール右前の敵マークを怠った奴が悪い。真ん中から左にかけてはDFがダンゴになって集まっていたのだから。1人少なくなった敵に対して、ごくごく初歩的・原則的なミスだ。2点目はあれも初歩的・原則的なミス。なんで見えもしない後ろにトゥーリオはヘッドパスをしたのか。全くわけが分からん。ゴール前のバックパスなんてちょっと状況が変わっていればすぐにオウンゴールになるなんて、幼児でも分かるだ。
この初歩的なミスからの2得点は、全く油断、手抜きだとしか思えない。よっぽどきっちり総括してもらわないと、腹の虫が収まらん。「『日本は恐くなったものだ』が『日本相手には攻め続けていればDFが何かミスをしてくれる』にすり替わってしまった」のだから。つまり、少々の点をとっても相手が希望を失わなくなるという、そういう影響をこのチームは与えてしまったのだ。腹が煮えくり返る。
コメント (2)
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