松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

UMA(ユーマ)を、「ウマ」と言ったテレビ。

2015-10-22 16:54:09 | 日記・エッセイ・コラム

 この頃よく不思議映像が流れています。前からあったにせよ、今は見せる態度が変化してきています。真偽論争はしません。前は肯定派vs否定派みたいな、白黒つけようじゃないか的な、持って行き方でしたが、今は違います。「何だこれ!」と不思議がって、それでおしまいです。

 小さい人、良くビデオに撮られるようになりました。圧倒的に小さいので、すぐ地球上に棲むホモ・サピエンスじゃないと分かります。引き出しから出て来そうな大きさです。あのひとたちが、動くと速いのは、おそらく地球の重力が軽いからだと思います。小さい、ということは、重力の大きな重い星の生まれだからでしょう。地球で例えると、恐竜が生きていた時代は重力が軽かったはずです。今の大きさの地球で、彼らが復活したら、自重で潰れてしまいます。歩くどころでは、ありません。恐竜がいた頃は、人間も大きかったはずです。だから巨人の骨が見つかるのだと、思います。

 それでね、UMAの映像を流している時、一度だけ「ウマ」と言ったのを、私は聞き逃しませんでした。NHKによると、最近言葉の抑揚がおかしくなってきているそうです。「アクセントの平板化」と言います。ネット。ライン。クラブ。棒読みすると、楽だから、エネルギー最小限で済むから。若者中心にそういうことになっているらしいです。だからUMAを「馬」とは言いませんでした。平板化読みでした。

 UMAに現(うつつ)を抜かしていると、相当HIMAなんだね、と言われそう。

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金足黒川の重文・三浦館、秋の公開迫る。

2015-10-21 17:12:42 | 日記・エッセイ・コラム

 今年の春、偶然入ることが出来た三浦館(やかた)に、今度はハガキで申し込もうと思います。

 公開期間は11月6・7・8日の3日間。午前の部は10時から、午後は2時から。東北最大級の豪農の屋敷です。建築年代は1861年。神奈川県三浦半島から黒川に移り住んでから約400年。村の肝いり(村長)を代々努めているうち、屋敷内から原油が自噴して、郵便局を増築するまでになったおうちです。

 黒川という名が示す通り、元々この川には真っ黒い原油が流れ込んでいる川だったようです。最盛期には日産2千キロリットル、これは当時の日本記録でした。新潟から技師や作業員が住み着き、郵便局が必要になったほどでした。

 もう一度じっくり、案内を聞きながら巡りたいですが、700円文化財保護協力費を出して飲むお茶と、家紋入り酒饅頭の時間が何と言っても良かったです。

 それに太い梁に刻まれた「埋め木」をたくさん見つけて、写真に撮りたいです。

 節穴の虫食いや欠けた部分を修理するのに、ただ木を差し込むのでなく、趣向を凝らして何かの形に作った埋め木をするのですが、その精神的なゆとりが、僕らをほっとさせてくれます。

 ハガキを出す前に、これが載った広報「かなあし」を配らなくちゃなんねえ。がんばろー。

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アスター社の、スプーンライト。

2015-10-20 15:05:32 | 日記・エッセイ・コラム

 2011年、まだ乾電池の供給が安定していないうちに、LEDライトを売り込みに来た会社がありました。今は横手市になりましたが、平鹿町浅舞にある株式会社アスターです。

 なんで潟上市の高校なんかに、ピンポイントで来たかということから説明しましょうか。実は毎年懇意にしている平鹿リンゴの農家がおりまして。トラックで回ってくるんです。きっかけは妹で、友達みたいに仲良くしていて、妹の学校へ必ず寄るついでに、兄の学校へも寄るようになったわけです。このリンゴは、評判が良くて、味にうるさい県南出身の校長もこれは美味いと言ってくれました。

 そんなリンゴ農家の伝手(つて)を頼って、潟上市まで見えたわけです。聞けば、大手自動車メーカーからの部品注文が激減して、大変困っているとの事。大雑把に言えば、自動車部品の金型加工や精密部品の組み立て、LEDも扱っていた会社らしいです。そこで細々と商売を始めたのがこの「スプーンライト」という製品だったのです。今思うとあれが社長さんと従業員の方だったのでしょう。

 しかし事務室に置いて、反応を見ていたところ、関心を持って注文してくれる職員はあまり多くありませんでした。性能は良かったです。明るくて、連続200時間OKというものでした。それにパーツの色を選べて、好きなコラボで持ってきてくれます。あの時は、デザインに難があるのかなあと考えましたが、そうでもありません。単一2本のどっしりした土台に、かわいいスプーン型ライトが伸びて、角度も自由に動きます。

 あの後、この会社がテレビに出ているのを3回は見ました。もちろんローカル放送ですけどね。それでもあの会社が自前の技術で立ち直って、地方再生のモデルみたいに紹介されると、他人事でなく思います。それにさっき会社のホームページを開いたら、全く同じスプーンライトが今でも製品のラインナップとして幅を利かせていました。色々飾りを付けた「デコレーション・ギャラリー」まであります。なぜかは知らねど、このライトを眺めては、ちょっとうれしい気持ちになります。

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燦燦たる、光のシャワーを浴びて。

2015-10-19 16:28:24 | 日記・エッセイ・コラム

 森吉山周辺の紅葉も、太平湖も、小又峡も、ましてや桃洞の滝も、まだ見たことがないので、この天気の良いうちにと、9時半に出発しました。太平湖の遊覧船は1時間ごとに出ていて、11時半に余裕で間に合うはずでした。

 どこで計算を間違えたのか分かりませんが、最後登って、下って、グリーンハウスに着いた時には、あと10分無かったです。

 チケットを買ってから発着場まで10分、下りを降りて行かなければなりません。せっかく途中の景色を撮りたいのを我慢して、真っ直ぐ来たのに。次の便まで、1時間待つほどの根気はありません。

 この山奥に、しかも月曜日に、車があふれんばかりに、人がいるのでした。

 去年は下りを10分掛けて、降りる自信がありませんでした。きょうは行きます。でも下りはホイホイだったのに、帰りの登りは厳しかったです。お年寄りに、追い越されそうでした。

 いえ、ほんとは追い越されました。写真撮ってるふりして、先に行ってもらいました。するとまだ、貧血が治ってないのか。三日前の検査で、血を抜かれたのが大きかったかも知れない。

 紅葉は、とにかく凄かったです。森吉山ダムから先は、オンパレード。新しいダムまでは、1時間とちょっとあれば行けます。ここで満足して帰ってきてもいいくらいです。しかし圧巻は、その先。国民宿舎「森吉山荘」から上は極楽浄土です。

 特に紅葉した林の中をくねくね進む「ワインディング・ロード」は、飽きる程長いですが、もはや金色のシャワーを浴びているようです。

 「言葉」は「絵」にかないません。情報量が違います。しかし「絵」も、「真実」には遠く及びません。この映像は、おそらく真実の半分にも、達していないでしょう。

 振り返り、振り返り、車を止めては撮影しているうちに、綺麗なのかどうか分からなくなって行きました。光のシャワーに溺れ、脳がマヒしてしまったのです。

 滝がセクシーだと言う人がいて、滝ガールまで存在するみたいですね。一度、「桃洞の滝」の現物を見てみたいです。あれはセクシーどころではありませんよ。女性そのものです。と、先輩がおっしゃっていました。

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水心苑の、紅葉ライトアップ始まる。

2015-10-18 17:40:12 | 日記・エッセイ・コラム

 16日の金曜日から今月の金・土だけ、夕方のライトアップが始まったのですが、知らない方が多いと思います。

 私は配り物が来たから知ったのですが、これが直前に、町内分まとめて私のところに来ます。さて、いつもは月末に他のと一緒に班長さんにお願いするのですが、半端なタイミングで来られると困るのです。仕方なし、自分で配って歩いています。残るは7班だけになりました。

 最初の日、日が暮れようとした頃、突然思い出し、急いで水心苑に向かいました。空が明るいうちでないと、ダメなんです。なぜかと言うと、確か春の桜ライトアップの映像を見て、バックが青空だと花が映えることに気が付きました。それがあって、日暮れ前に到着しました。

 さてライトはどこか、探しました。色づいた木の下に、確かにセットされていました。しかし一向に点灯する気配がありません。そう言えば時間は、日暮れから午後7時まで、と書いてあったのを思い出しました。これはいかん。自分で光らせるしかない、とストロボを焚いて撮影した次第です。ゆっくり構図なんか考える余裕がありませんでした。まあ、第1回目はこんなもんでしょう。

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