松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

安藤昌益という稀代の思想家を生んだ大舘という所

2014-01-12 08:09:59 | 学問

P1112305

地元新聞によると、ことしは国民文化祭が開かれるのを機会に

秋田の偉人、安藤昌益を知ってもらおうという企画があるという。

この人は司馬遼太郎によると、日本では思想家は生まれなかった

と言われているが、秋田のへき地に安藤昌益がいた、となる。

「働かざる者、食うべからず」という言葉があるが、まさしくこのことを

言っている。直耕(ちょっこう)という言葉を編み出し、農民こそがこれの実行者であり、

これに寄生するものは例え殿様であろうと、寄生虫だ、と言っている。

P1072279

過激なまでに純粋な思想家、それが安藤昌益だ。

同時に安藤を語る上で重要な人物がいる。彼を見出した狩野亨吉(こうきち)だ。

ついでに内藤湖南(こなん)。この三人を生んだ大舘・鹿角という場所は

特異な地域だと思う。ストーンサークル、クロマンタ、パワースポットと

言われる場所と重なるのは偶然だろうか。

約11年前の安藤昌益論を読んでちょうだい。

「anndou.pdf」をダウンロード

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カミナリは、本当に水蒸気の摩擦で起きるのか。

2013-08-20 10:13:47 | 学問

鹿児島の桜島の噴火の素晴らしい写真を見た。溶岩とともに降り注ぐ落雷の

稲妻が写っている写真だ。まるで花火のように美しかった。あれだけ近くで撮影

するには、確かな経験と決死の覚悟が必要だろう。

意外なことに、そのメカニズムが良く分かっていない、と書かれている。

ボクは知っている。稲妻は宇宙から来るのだ。

考えてみて下さい。雲の中で何が起きているのでしょう。普通の説明は雲の中で

水蒸気が凍った氷の粒が上昇と下降を繰り返して、その摩擦によって静電気が

発生するのだそうです。その大小で上と下に分かれて、プラス同志とマイナス同志

が集団を作るらしいです。ではなぜ、その両極間で放電しないのか。わざわざ遠い

雲と地上の間でそれは起こるのか。導電性から言っても、雲の中の方が通り道が

出来やすいはずなのに。それに、ただの摩擦であの破壊力のあるカミナリが発生する

ものだろうか。ラジオを聞いていれば分かるように、一つの雲の中で無数の落雷が

発生している。ほぼ発電所一基分に相当するでしょう。

もう一つの事実がある。NHKでよくやっていた「宇宙の渚」で起こる現象のことだ。

宇宙の渚とは成層圏と宇宙の間の、どちらともつかない場所のことだ。

そこから宇宙に向かって「スプライト」と呼ばれる発光現象が観察される。まるで

宇宙に向かってカミナリが昇っていくように見える。それは必ず雷雲の上で発生する。

結論。カミナリは、地球を取り巻くバンアレン帯から地上への、文字通りの「アース」

現象である。大気の中に電気の通りやすい道ができると、バンアレン帯に貯まった

荷電粒子と地球との間で交換が起こる。これが私の結論です。

そう考えると、高い雲(入道雲)で起きる理由も分かるし、高い噴煙の中で起きる理由

も分かるし、地球から飛び出していく理由も分かる。

雲の中でそういう現象が起きているなら、なぜ登山家から空気がピリピリするとか

感電したとか、髪の毛が逆立ったという話を聞かないのか。不思議に思いませんか。

下敷きを脇の下でこするのと同じ方法でカミナリが起こるだと?あのケタ違いの

パワーが?

10年前から言っているのですが、この膨大な自然のエネルギーを放っておく手はない。

誰かが巨大なコンデンサーを発明して、このプラズマを蓄えておく方法を開発するべきだ。

 ps.その後、火山雷の写真を集めて見た。大体は上から落ちているように見えるが

   噴煙内でとぐろを巻いているのや、噴火口から発生したように見えるカミナリも

   あった。カミナリはプラズマであり、地下深くのマグマは金属の溶けたものだから

   プラズマの巣であるとも言える。

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秋田弁講座 Ⅱ 「ほじ」

2013-08-12 06:05:51 | 学問

壇蜜がこまち球場に凱旋登板しました。始球式だけでも見たかったです。

意味ありげに予告を本人がテレビで流していたので、気になっていました。

シカシ、グラビアアイドルが故郷に凱旋して迎えられるなどということが

未だかつてあったんだろうか。肩書きに「タレント」「女優」というのもあるが

駆け出しでしょうよ。女優業を確立して帰ってきたわけでもないのに

たいしたもんです。ブルペンでの投球練習を見れたヤクルトの選手は

ラッキーです。逆にサインもらっていたりしてな。

甲子園を見ています。それとなく。

ことしは例年にも増して「平等感」が強いです。抽選が変わりましたもんね。

しかも(応援部隊の)日程も考えて、次に入る場所を決めるという、

実に公平なやり方だと思います。高校教育はこうでなくちゃ、と言っておきましょう。

校歌も勝ったチームだけが聞けるのではなく、早い回に両方聞ける。これも

しかし校歌をほんとに聞きたい人は、どれほどいるんでしょうね。皆、似たり寄ったりで

鑑賞に値するものは皆無と言ってもいいでしょう。何年か前に一風変わった校歌が

ありましたが、あれだって奇をてらった、という印象を受けるほど、他が画一化している

証拠でしょうね。

アンパイアーの微妙なジャッジ、一日に数件に減りました。見ている方の目が

慣れてきたせいかも知れません。でもここまで「平等」を期するなら、機械を導入したら

いかがですか。ストライクゾーンを通ったかどうかなんて、センサーやカメラを設置

したら簡単でしょうよ。審判の仕事量の軽減にも役立ちますし。

あと、応援団の声援が右チャンネルから聞こえてきたのには驚きました。多分一塁側

だったと思います。笑点以外にもステレオ放送、してるんですね。

さて、言葉に関して甲子園でも不満があります。アナウンス譲の「セカンド、〇〇クン」

の「クン」が、音程が、がくんと下がる言い方、未だなじめません。関西だから名前に

アクセントが入るのは仕方がないとしても、なぜ、段差を設けるのか。

最初がそうだったからでしょうか。今じゃ田舎の学校の放送部まで浸透しています。

あとついでだから言うと「放る」と言いますよね。投げることを。

これも今じゃ田舎の学校の監督まで、投げろ、と言わずに「ほうれ」と言います。

その後ですよ、部員に関西人が増えてきたのは。

東北の強豪校の練習風景を見た(聞いた)ことがあります。関西弁が飛び交って

いました。こうなると、ふるさと紹介の映像も何だかむなしく感じます。

大変失礼しました。ここまでが前説になります。

2001年5月31日に書いたものです。

「hoji.pdf」をダウンロード

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ダイソンにUFOの原型を見た。さっきの続き

2013-07-28 18:01:32 | 学問

お待たせ。つまり、空飛ぶ乗り物は気体の流れを制御していることが

お分かりでしょう。翼の上と下の圧力の差で浮いているわけです。これをジェットエンジン

を使わずに実現するには空気をイオン化する必要があります。かなりのエネルギーを

必要とするワザです。しかし基本は電磁流体力学(MHD)によって証明されています。

日本にはMHD推進の実験船「大和」がありました。1992年の日本はかなりいいセン

行ってました。超伝導による世界で初めての、スクリューを使わない船です。

理屈は皆さん学校で習った、フレミングの左手の法則です。電・磁・力のことです。

「大和」は胴体の間を海水が流れるように作られていて、(進行方向に対して)横方向に

「磁界」を作り、縦方向(上下)に「電流」を流すと、真ん中の海水には「力」が掛かり、

船尾方向に海水が流れて行きます。

結果的に「大和」は前に進みます。電磁力で海水を押し出して進むのです。海水は空気と

違って、始めからイオン化していますから、話が早いです。このことをフランスの科学者

プチ先生は本の中で書いています。しかし惜しいことに胴体を二つにしたところから

先に進むことができませんでした。プチ先生いわく、胴体のまわりの水を動かしたら

航跡も立てずに進むことができたそうです。ちょうどゾウリムシのようにです。

まわりの繊毛を動かして進むと、波が乱れないのです。これがなぜ重要かというと、

ジェット戦闘機の衝撃音と関係してきます。マッハを超える時、戦闘機は衝撃波を

発生します。自分で作った空気の波を機体が超えるからです。この波をゾウリムシは

消して進むことができるのです。空気中の物体も、周りの空気をコントロールすれば

衝撃波も出さず、音速を超えることができるのです。コンコルドは空気抵抗との

戦いに燃料のほとんどを取られたために消えていきました。

UFOの飛び方は1種類ではないでしょうが、これがMHDを使った飛び方です。

日本の実験船「大和」は惜しいところまで行ってたんです。ゾウリムシに着目して

しかも原子炉を使うことができたなら、推進音も出さずに海中を高速で移動する

物体が完成していたでしょう。大量の貨物を新幹線より速く運ぶことができる

現代の「北前船」が活躍していたかも知れません。

大量の電気エネルギーを自由に作り出せるアメリカでは、30年以上前にすでに

時速2000km以上で航行するMHD魚雷を所有していたそうです。この魚雷は

フランスの15倍は速く、6秒もあれば敵の潜水艦を破壊できるそうです。つまりは

原子力空母が行動を開始する前に、それを破壊してしまうことが可能なのです。

そして空では10年以上前からMHDとターボジェットエンジンの組み合わせで

飛行する「オーロラ」と呼ばれる極超音速機が活躍しています。

その性能は時速1万キロで高度60kmを航行できるほどです。もはや「衛星」化

しうる偵察機で、SR-71「ブラックバード」の後継機になります。

この話が信用できる証拠は、ほかならぬジャン・ピエール・プチ先生が自分で

書いているということです。なぜならアメリカが応用しているMHDに関する最先端技術は

プチ先生が、本国フランスでさえ相手にしなかった理論を学会で発表した本人だからです。

誰も具現化できないと思われていたアイディアを、アメリカが秘かに開発していた

ということを物語っているのです。

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ダイソンのエアマルチプライアーは何かを連想させる

2013-07-28 06:30:27 | 学問

ダイソンの扇風機、エアマルチプライアーは羽根のない扇風機だ。

その形は何かを連想させる。それはUFOだ。

話は戻ってダイソンという会社だが、掃除機も独特なものを商品化している。

サイクロンというやつだ。遠心力でゴミを濾す方式だ。掃除機と言ったって

その本質はフィルターだ。大きいものを捕まえて、細かいものはまき散らす。

ダニやそのフンを逃がさなくなったのはつい最近のことだ。

おれは掃除機そのものが嫌いで、日曜日嫁が掃除を始めると逃げ回っていた。

排気の匂いが気に入らないし、音もうるさいからだ。ようやく時代が追い付いて

きた。でもまだ音に関しては解決してない。高音域が非常に耳障りだ。

自分の畳の部屋は掃除機は使わない。

和時計が動くようになってから、俄然ほこりが気になりだした。だから雑巾がけを

していた、雑巾には綿ぼこりがいっぱい付いて、洗うのが面倒になった。それから

は素手を使うようになった。ゴミは部屋の中央から外に向かって

集まる性質がある。狭い部屋だから畳一畳づつそれをやっていけば済む話だ。

手は洗えばまた使える。これが自分が到達した最終の形態だ。

前置きが長くなった。ダイソンという会社はイギリスにあるらしいが、別に舶来崇拝

なわけじゃない。この扇風機の特許は東芝が80年代に取っているらしい。

製品化したのがダイソンだ。この形、輪を下に向ければホーバークラフトになる。

空気の力で浮く物体だ。私が連想したのはその先だ。空を飛ぶ機械はすべて

空気の流れを制御して初めて浮くことができる。ジェット機はジェットエンジンの

力で浮いているわけではない。エンジンは前に進む力を作り出すだけだ。

機体が浮くのは翼の上下で、空気の流れが違うためだ。

さて、話が長くなりそうなので一旦コマーシャル。今日は帆船「海王丸」を見に

行かなくちゃならないので。

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