マイナンバー制度は、悪なのか？

　マイナンバーで５チャンネルが集中攻撃を行っています。

　取手市役所の住民票にナンバー記載で発行した件。厚労省職員の収賄事件。実害が発生する前から、不安を煽る報道と市役所職員に対するバッシング。羽鳥アナの顔まで、憎く見えます。それはマイナンバー制度に、負の側面はあるかも知れません。それはどういう新しい事を始める時にも、つきものです。詐欺事件だって、必ずそういうタイミングをとらえて、仕掛けてくるものです。

　実はそういう詐欺事件を防止する目的がある、ということを知っていますか。これからは、他人の名前を使った口座を開いて、そこに送金させる、という詐欺は出来なくなります。（振り込む側もマイナンバーが必要となればの話）これにより、中国詐欺団のネットショップ詐欺や振り込め詐欺などが撲滅できます。

　それから個人営業の方には気の毒ですが、税金の負担は増えるでしょう。飲食店やパチンコ屋さんからも確実に税金は増えます。サラリーマンだった人間からすると、ようやくこれで公平に近くなるのです。今までの申告漏れの金額から推定して、ざっと６兆円から１２兆円、増えるだろうという計算結果もあります。

　もしそうなれば、国の社会保障費３１兆のうちの、年金と介護費用がまるまる浮く計算になります。

　マスコミはこういうメリットについて、全然勉強していないか、無視しています。政府も、もっと分かりやすい説明をするべきでしょう。手続きの簡素化なんて、付録みたいなもんです。

　私が参考にした資料が、間違っていたらごめんなさい。これはＢＬＯＧＯＳに載っていた永江一石氏の意見をほぼ丸々書き写したものです。

　もうテレビのニュース報道は、終わった感じがします。エンターテインメントだけ、やってて下さい。ＮＨＫの世論調査もひどいですよ。「評価する」は２８％しかいなくて、残りが「評価しない」だと言うんですから。そりゃあテレビだけ見ていれば、そうなりますよ。マインドコントロール、ここに極まれり。ですね。

　写真は、狂い咲きのアジサイ一輪、山で見つけました。ＢＧＭは、爆風スランプの「狂い咲きピエロ」をお願いします。