松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

「上小阿仁プロジェクト」の、準備に勤しむ人々。

2015-07-31 14:03:36 | 日記・エッセイ・コラム

 上小阿仁プロジェクトのメイン会場となる八木沢集落を見に行った。明日オープンだからもう完成しているだろうと思いきや、まだ作業は終わっていなかった。特に村民総出の草刈りは佳境を迎えていた。あちこちでぶんぶん草刈機が回っている。手入れをしている田や畑の周りだけに、石を飛ばす音はしなかった。だから平気で脇を通るし近づくことができる。ただ、車の置き場所は、公民館前がいいようだ。歩くのをケチって、モニュメントのそばに駐車しようとすると、ハチがぶんぶん飛んできて、中には車に体当たりするでっかいやつもいる。縄張りに踏み込んだようだ。

 風で飛んだ時のために、川べりも草刈りをしてくれている。トイレの前の水道が粋だ。

 正面の湧き水を利用していて、最高に冷たかった。散策する前に、頭から被りたいくらい。

 飲めるかどうか、聞かなかったが、おそらくうまいに違いない。となりの畑で、黙々と、

 作業するおばさん。はさがけを利用したオブジェは、生地が若干変化している。

 去年、指定された散策路以外の場所で、ヒルにやられたので、今年はいるか聞いてみた。「そのサンダルじゃ、無理だべな」

 かぼちゃ畑で何かを祈る人たち。

 風景を入れると、実にシュール。

 郵便配達もやってくるんだ。

 で、一番最初に遭遇した屋根の上のトイレについて、聞いてみた。

 「あの上から用足したら、爽快でしょうね」実は途中の渓谷に向かって、シャーとやってきた。自然の中の放尿感は最高に気持ちいい。しかし答えは、曖昧だった。きっと明日のコメントに、差し支えるのだろう。

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私のアサガオの師匠

2015-07-30 17:14:52 | 日記・エッセイ・コラム

 36歳を過ぎたくらいの時、由利本荘市の工業高校へ転勤になった。そこで朝顔の師匠に出会った。赤い花びらに白いフリルの「浜の錦」。ピンクの「純桃」。そして青い「新花王」だと、ずっと思っていた。そしたら新花王は赤い系統だということが最近分かった。どこでどう間違えたのだろう。でも私の中で一番気に入ったのは、この色で、ずっとこの色を守ってきた。

 俗に「変化朝顔」というのは、江戸時代からの伝統で、花や葉の奇形を言うが、私のは「色」が変化する。朝は青だと思っていると、夕方には赤くなっている。

 上が午前中。下が午後。昼頃がこれで、

 夕方が、

 これ。秋口になって、一日花が持つようになると、2色咲いているように見える。

 三日続いた雨が上がって、ようやくネットの周りの種が発芽した。

 それほど雨が降らなかったということだ。今頃のこのこ出てきてどうすんの。グリーンカーテンが出来る頃には、涼しくなってるわい。

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英国人に教えてあげたい、イタドリの魅力。

2015-07-29 17:59:47 | 日記・エッセイ・コラム

 英政府、日本の雑草に「白旗」上げる。というニュースが、目に留まった。

 英国ではイタドリの繁殖力の強さに悲鳴を上げているらしい。レンガやアスファルトを突き破って出てくるイタドリは道路や建物、防波堤に下水道まで、深刻な被害を及ぼしているという。

 元々オランダの農業・園芸協会が1847年に日本の固有種イタドリに目を付け「最も珍しい観賞用植物」として紹介したのが始まりだという。その後、ヨーロッパ全体に広がり、毎年彼らを悩ませている。

 去年も書いたけど、これだけ勢いのあるイタドリの芽だから、「さしぼ」は秋田県の南部では春の山菜として、なくてはならない食材となっている。

 アスパラに比べ酸味が強いが、そこがサシボのいいところ。マヨネーズでも天ぷらでも美味しく食べられる。ビールにも合うから、ワインにもスコッチにも合うはずだ。このことを教えてあげたい

 どんな場所にも生えるからって、道路脇のサシボは多分細くてお勧めできないが、いい土壌ならば日本と同じく美味なはずだ。それに多少伸びても茎を食べることもできる。食用として見直したらどうでしょうね。

 日本ではさほど邪魔者扱いされていないのに、どうして向こうでは厄介者になるんでしょう。

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携帯の相手の声は、本人でないという事実。

2015-07-28 15:31:53 | 日記・エッセイ・コラム

 最近一番びっくりしたのは、そのことです。自分の声も、相手には似たパターンの別人の声で、届いているんですよ。なぜそんなことになるのかと言うと。

 人間の声は、波形に表すと、あまりに複雑で、色んな周波数をまちまちの大きさで含み、とても電波にそのまま乗せるには、情報量が大き過ぎて、送ることができないそうです。だからあらかじめ準備した数万種類の中から、似たパターンを選び出して、その声で送っているそうなんです。

 瞬時に、自分の声を認識して、スムーズな会話の中にもぐり込ませる技術を想像しても、たいしたテクニックだと思います。それだから、なんか相手の声が、いつもと違うような気がすることが、経験あるでしょう。言い表せない微妙なトーンの違いは、そこから派生したものなんですね。

 とすると、これは犯罪捜査には使えませんよね。良く声紋認識の専門家がいて、本人と一致した、なんてのは、携帯では使えるんですかね。家電(いえでん)なら、光ケーブルであろうと有線だから、機械を何度か通ったにせよ、本人の声が届いているはずです。

 反対に、あるある詐欺の場合、「母さん、オレだよ」という声は、相手がケイタイならある程度ごまかしが利くのかも知れません。それでも、何万分の1の確率ですけどね。

 技術が進むとは、こういうことなんですね。というかむしろ完璧な技術に達していないと、いうべきか。人類はまだまだ過渡期にあると、いうことなんでしょうか。

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三種町サンドクラフトと、水着大会。

2015-07-27 07:48:09 | 日記・エッセイ・コラム

 ほんとは、サンドクラフト(砂像)の制作過程から見に行こうと考えていたのですが、結局当日になってしまいました。だからあくまで砂像がメインで、砂像の興味90%に、水着コンテスト10%くらいとご理解お願いします。

 そんなわけで日頃の精進の悪さのせいか、コンテストは駐車場を目前にしてすでに、エントリーナンバー12番とかいうアナウンスが聞こえて来ました。それから後の組は、人間じゃないやつまで登場して、いい所はことごとく見逃してしまいました。

 審査委員長は三種町が誇る解説委員、橋本五郎さんです。ピンクのスーツと帽子がやけに似合って、これに賭ける意気込みが伝わって来ました。五郎さんも言ってましたけど、なんで男が出てるの?と思いますよね。しかもカッパですよ。ところが彼らの情熱が伝わってくるのです。地域おこしで頑張っていることを知っているんですね。頭の皿を見せるために、頭頂部を丸く剃り落してしまっています。だから審査員特別賞です。

 3位の彼女はナースで、夜勤明けで寝てないそうです。これが終わり次第、男鹿のロックフェスの救護班として直行するそうです。司会者の大丈夫ですか、の問いに「ノー・プロブレム」と元気いっぱいのガッツポーズ。

 2位に入った彼女は、花柄の水着がとても良く似合う前田敦子似の清楚な方です。五郎さんいわく、のど自慢で言えば鐘二つのなかなかの歌唱力だったそうです。賞金5万円をゲット。

 1位はママさんですが、どうしても目線がヒップに行ってしまいます。五郎さん始め、審査員の目を引いたので、あらためてハイ・ポーズ。賞金10万円頂きました。

 しかーし、いなかのミスコンにしては、レベルが高いと思いませんか。秋田県に来ると、こういうのがゴロゴロしておりますですよ。これを見た県外の方、移住するなら秋田県しかありませんよ。

 あれれ、メインの砂像が、かすんでしまっていますか?そんなことはありません。秋田県生まれで東京在住の保坂俊彦さんの「阿修羅」見ましたか。とても砂とは思えません。テクニックの素晴らしさもあるのでしょうが、三種の砂だからこその作品だと思います。8月末まで展示しているそうなので、現物をご覧になって下さい。

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