松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

ガス爆発事故、その後。

2020-07-31 07:40:11 | 日記・エッセイ・コラム

 オレが経験した学校でのガス爆発事故の話が、郡山の事故のためにかなりの数、閲覧されている。それで読み返して、面白い展開があったのを思い出した。

 あの時、県庁の総務課から凄い勢いでオレを怒鳴りつけたヤツが、世紀末になろうとした頃、事務長になってオレの居た進学校にやって来た。

 オレは事務長補佐という有難い名前になっていたから、正に直属の上司ってわけだ。
 しかしその頃の彼は、丸くなっていた。体に持病があるらしく、パッとしない。なにかにつけて弱気な面が顔をのぞかせた。しかもあの時の事を覚えていない。そうだろうとも。顔も名前も知らない現場の人間だ。知ってるわけがない。

 事務長職は便利なポジションだ。たたき上げを差し置いて本庁からポンとやって来る。だから現場の学校のことに関しては全くのシロウトだ。
 こういう事は良くある。広く国でも行われているだろう。人事交流と称してね。
 タイミング悪いことに、その頃、食糧費問題があった。官官接待だ。

 そのツケを現職が払うことになった。一番いい思いをしたリタイア組は逃げた。

 オレは絶対払わないぞと心に決めていた。毎月5千円、給料から天引きされる予定だった。もちろん強制ではない。それでは法律に引っ掛かる。あくまでも同意したという文書を提出する。

 その説得役が事務長だった。その本人の事務長が、体調を壊して休んでしまった。おはちがオレに回って来た。

 これには困った。絶対に、という信念が揺らいだ。「ずるいよ~、こういうの」と思った。

 なぜオレは協力してしまったんだろう。バランスの取れた人間だったんだろうなあ。いずれ他の選択肢は考えられなかった。校長から、やってくれ、と言われて、やるしかなかった。

 あれがあったら、10万円どころじゃないわ。今考えると、大きいわ。当時も、痛かったけどよ。

 戻って来た事務長は、一層弱気になって見えた。その頃からオレは、調子に乗る人間になっていったのだろうな。

 借りを返すどころか、貸しを作ってやったんだから。

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日本人だけが、集団免疫を達成していた。

2020-07-30 07:52:33 | 日記・エッセイ・コラム

 という「SKG仮説」(私が勝手に命名している)による集団免疫論が再び登場した。京都大学大学院医学研究科の上久保特定教授と順天堂大の奥村特任教授(免疫学)の二人が27日、記者会見を開いてまで訴えている件だ。

 アベノムサク(無策)が3月9日までコロナを野放しにしたせいで得た千載一隅のチャンスを我々は今、ふいにしようとしている。

 仙台・東京・大阪で実施された抗体検査の結果が期待に反して低かったのは、「カットオフ値」の設定が有症状の人の高い抗体値に合わせているため、無症状者が漏れた可能性が高い、と説明する。

 「3密」や換気を、非科学的な話ばかりだ、と挑戦的とも言える言葉で切り返す大胆な勇気。相当、腹が座っている。
 
 そこまで言うなら、無症状者の精密な抗体検査をやって、証明して欲しい。

 でも、もしかすると死亡者の横ばい傾向が、既にそれを証明しているのかも知れない。これだけ感染者が増えたなら、死者もそれにつれて増えなきゃおかしい。

 この図をお見せしたい。インフルとコロナの相関関係だ。山の頂上が二つに割れている。S株とK株だ。この「ウイルス干渉」という現象がヒントになっている。

 その前に岩手県の皆さん、おめでとう。もう我々は仲間だ。

    京大上久保氏の再自粛不要論

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雨上がりにあった、いいこと。

2020-07-29 11:00:50 | 日記・エッセイ・コラム

 未明の大雨をもたらした雨雲が去って、きのうの日中はあまり降らなかった。

 その代わり雨雲は山形に南下して、最上川に洪水をもたらした。

 氾濫した地域には、お見舞い申し上げる。象潟に住んでいた頃は、良く行った。川を遡れば、舟下りの始点である戸沢村古口。それより上流が今回一番ひどかったようだ。

 「さみだれを あつめてはやし もがみがわ」

  夕立を 集めちゃったら バンザイよ 

 雨があまり降らなくなったとは言え昨日は一日、霧雨状のつぶが落ちて来て、一時も外に出られなかった。梅雨の時期は、レーダー・ナウキャストも信用ならない。日暮れ前、青空も見えて来たころ、虹が差した。これが唯一、なぐさめの光景だった。

  岩手のお父さんが、東京の息子に帰って来るなと言っている。頭おかしいんじゃないの。 第一号に、それほどこだわるか?

 前に岩手県民を持ち上げたことがあったが、その手を降ろさしてもらうよ。

 新コロナ みんなで罹れば 怖くない 

 同じ土俵に、乗ってよ。
 

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バランスの問題

2020-07-28 11:32:15 | 日記・エッセイ・コラム

 スマホのバッテリー残量が少なくなって、警告が出た。変な音と表示で知らせる。いっそゼロにしてみようかと思った。
 15%を切って、順調に減っていく。そのうちエコモードに変わった。何もしないと、エコモードは省エネらしい。1%減るのに2時間くらい掛かった。7%の時、電源を切ってみた。2時間後にONにしたら、6%から始まった。昔のバッテリーみたいに復活したりしない。

 じっと耐えて、2%まで来た。もういいか。大体のことは分かった。もし助けを呼ぶ必要に迫られた時、3%あれば通話でもメールでも出来るだろう。

 こういうことは大事だ。ガソリンが底をついてゼロより走ってみた事もある。ゼロより下、がくんとメーターが落ちても走れる。50kmは行けるだろう。そういうゆとりは大事だ。

 三浦瑠璃氏がとくダネでこう言った。「一日に9千人が肺炎で亡くなるんですよ。」
 最初意味が分からなかった。その議論は、沖縄が観光客を入れるべきかどうか、話している時だった。
 肺炎は死亡者の3位を占めているらしい。ガン、心疾患の次に多い。と或るサイトに書いてあった。多分こうだったろう劇場。

 三浦氏が言いたかったのは、それに比べコロナの死者は千人足らずでしょ。なんじゃないかな。日本の国が傾こうとしている時に、問題になる数字じゃないでしょう。オレの勘ぐり過ぎか。

 少なくとも、人を動かしながら進めましょ。という意味に受け取った。

 三浦氏は、辛口で歯切れが良くて、オレは好感を持っている。出産の時のマスクについても、ズバリ言い切った。マスクをしてジョギングするとどうですか? カズレーザー「苦しいです」 出産の呼吸は比べ物にならない。経験者でないと分からない。指針を出すのは医師会の男性だから。

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いぐ降る、雨だ、なす~う。

2020-07-27 12:34:57 | 日記・エッセイ・コラム

 大谷翔平の初登板を見るために4時起きした。今では後悔している。起きた事じゃなく、見た事を。

 あんな状態で先発させるか? 首脳陣も、大谷本人も、甘すぎる。甘くていいのは、枝豆だけ。もちろんこれを見抜けなかった自分も大甘だった。

 初日から160kでバンバン飛ばせるわけもないけど、ストライクすら入らない。 二刀流って、あれだね。普通は2軍戦から様子みたりするんだろうけど、1軍でバッターやってるからね。

 秋田県でコロナ出たの、忘れてた。全然気にしてないもん。東京があれなら、いずれ来るでしょう。それを見越して来月早々、大館謹製の全自動PCR検査装置も3台入るし。

 長雨で野菜が高騰してるって、テレビが言ってた。なぜか枝豆は店にある。それで十分。環境が良くて、キュウリにナスは全自動で流れて来る。でっかい買い物袋に二個分くらい到着して、はてどう処分しましょ。

 って悩んでたら、孫が来た時、一気にさばけた。きのうは、ナスのおひたしに、ナスの味噌汁。ナスのタネになる部分の、つぶつぶが大好きです。

 お隣さん、捨てずに全部使いましたよ~ん。

 朝のゴミ捨てで会ったタネやのおかみさんとの会話「良ぐ降る雨だなす~う」

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