松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

元日の楽しみは「芸能人格付けチェック」

2014-12-31 06:14:46 | 日記・エッセイ・コラム

 正月の番組で、皆さんそれぞれ楽しみにしている番組はあるでしょう。箱根駅伝も、その一つでしょうね。私も見ますが、実はそれほど見たいわけではありません。やっているから見る。そんなもんです。地方で皆さん見るようになったのは、都会の方が思うほど古くはありません。しかもあれは地方の大会ですからね。こっちの大学は無関係だし。たまーに、地元の出身選手が走っていることがある程度です。高校駅伝では、並みいる強豪を相手に大健闘の秋田工業ですが、まだ箱根を走る選手はまれです。実力は相当なもんだと思います。なにしろケニア留学生を使わないで、あの成績なんですから。箱根が一地方の大会な理由は、そこから優秀なマラソン選手が出ていない事からも分かります。最後の「腹下り」じゃなかった、「山登り」のスペシャリストがいた頃は、注目して見てました。何しろマラソンを走る日本人選手は、アフリカ勢の、急にペースを変えるレース運びに、ついていけませんでしたから。彼らならやってくれるかも、なんて期待したもんです。山の神様も世界のマラソンには通用しないようです。だから悪いけど、4チャンネルが盛り上げるほど、レベルの高いレースではないと、私は見ます。ただし、それぞれの人間の人生模様は、ドラマではあります。

 ひるがえって、「芸能人格付けチェック」これはレベルが高いですよ。特にGACKTの一流ぶりは見ものです。専門の音楽は当然でしょうが、私の装置を持ってしても、音の良し悪しの区別はつきません。高いバイオリンは、倍音の響きが違うはずですが、スピーカーで音量上げて聴いても、はっきりは分かりません。あれはオシロスコープが必要です。ほかの分野も秀でています。ワインをまず、高くかざして見ますよね。この前やってました。赤のグラデーションで、古さが分かるのだそうです。それと「肉」これも強いです。わすら、いい肉食ったことないで、分かりません。脂肪注入したサイコロステーキを、おいしい、おいしいと言って食べています。だから当然、番組の進行に伴って二流、三流と落ちていく芸能人の姿も見ものです。最後は乞食みたいな扱いをされ、ついには画面からいなくなります。さあて、今回もGACKT様のパーフェクトなるか、サングラスのドヤ顔が楽しみです。

 

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第44444号おめでとう。

2014-12-30 08:03:36 | 日記・エッセイ・コラム

地元新聞が、あしたで44444号を迎える。たまたまトイレで発見した。PRしている様子もないのは、数字が古来から不吉と言われるからだろう。そんなことは関係ない。ぞろ目は、いつでもメデタイ。大リーガーなら背番号にしたいぐらいだろう。そして見た目が美しい。何となくスッキリする。これが明日の大晦日に当たった。

 しかしこの紙面。言いたいことがはっきり伝わってくる。あさってからは、色んな物が値上がりするよ。大企業は優遇税制だよ。上場している企業に倒産は無かったよ。この数式から導かれる結論はつまり、秋田のいなかじゃ、庶民の暮らしは、さっぱり良くなっていないよ。それどころか、買い物は慎重にね。と言っているように聞こえる。

 現役だった3年前まで仕事上、毎年予算が3~5%ずつ減額させられた。一番厳しかったのは人件費だ。つまり給料に真っ先に反映された。あの頃の経験から、物価が一桁(パーセントで)上がるくらいの対処法はできている。なーんてことありませんよ。だからもう、過去のことは忘れましょう。そのための忘年会なんだから。さあ、前を向いて、メタンハイドレートやロボットなどの技術革新がもたらす、近未来の明るい姿を想像しようじゃないですか。

 しまったあ。年賀状に過去のことを書いてしまった。国民文化祭のKAMIKOANIプロジェクト。でもこれは3年続いたから、来年も可能性があるのだ。

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「野天湯へGO!」べにこさんの世界

2014-12-29 08:54:19 | 日記・エッセイ・コラム

 暮れだからって、年末何とか特集とかとにかく振り返る番組が多い。もう過去のことはいいじゃないか。前に進もうや。必ず出てくるフレーズになった流行語大賞の言葉にも飽きたし、坂上忍の顔も見飽きた。早く来年になって欲しい。

 温泉番組で、男が入浴するシーンがあるのは珍しい。土曜朝の勝俣が「ひとっ風呂」浴びるために、赤ふんどしで出場する番組くらいじゃなかろうか。ほぼ女性が、しとやかに入浴するシーンが多い。これは男女差別と言うのだろうか。おそらく視聴率に直接響くのだろうと考えるが、他にもキャビンアテンダントの例がある。CAが男性じゃダメなのだろうか。体重の軽い男なら、別に構わないんじゃないのか。これも実績に響くのだろうか。

 お約束のテロップが流れて、タオル巻いて入る場面は良く目にする。これには目をつむろう。だけど最近になって、本格的な番組を発見した。山田べにこさんが出演する「野天湯へGO!」だ。何を3年も前のことを言っていると思っている人は都会の人だ。わしらは今、見ている。半分儲かった気分でもある。これが見られないなんて、かわいそう。これが特別な理由は、ただの露天風呂じゃなくて、登山を必要とする山へ本格的装備で登り、レポートまで一人でこなす、べにこさんの男らしい姿だ。ほぼすっぴんでもイケる、整ったフェイスと同行するカメラマンに振り向き、振り向き、説明する姿が美しい。いつも同じパンツに見える、細めだがスラリ伸びた足。リュックを背負った後姿がたくましい。しょっちゅう振り返るのは、もしかするとカメラマンより体力があり、ちゃんと付いて来ているか確認しているのかも知れない。野天湯7つ道具というのがある。キャンプ用テント、雨ガッパ、クマよけの鈴、クマ撃退スプレー、腕に巻くGPS、ヘッドライト、桶、PH計と温度計。その他タオル、コンロなど合計10kg。きのうは八幡平、湯ノ沢硫黄取りの湯。秋の紅葉の始まった頃の季節で、もう楽しくて仕方がないという気分が伝わってくる。前回は乳頭付近だったと思うが、ここも彼女の「お気に入り」の場所らしい。

 くいが立っているだけのぐちゃぐちゃの山道を、それでも元気よく登り、1時間30分かかって、沢の音が聞こえると目的地に到着。そこは沢自体が温泉で、36度の湯が流れる川だった。まず、することがある。やおらPH計を取り出し、湯に突っこむ。PH(ペーハー)2.12。強酸性の湯だ。かなり強烈なはずだが、「すごい、湯量豊富だし、泉質も極上ですし、ロケーションも最高ですし」と大喜び。早速入らせていただきます、と着替え始める。屋外の、小屋も何にもない所での着替えは、慣れたもの。スポッとタオル地のものを被り、頭だけ出して着替える。ここはまだ足を伸ばして腰まで入れるが、ただのドロの場合もある。そういう所にずぶずぶ入っていく。ほんとに野趣あふれる温泉が好きなのが良く分かる。一人ぼっちだが常にカメラを向いて、話しかけてくるので、気分的には彼女とカメラマンのオレだけの世界、ていう感じ。変なお色気路線でない分、非常に好感が持てる。自分で運転し、藪を漕いで目指す温泉に入る。これは、休日に趣味に没頭する、べにこさんの普段の姿そのままだ。元々シロウトだったし、今は他人の奥様に収まっているようだが、残りのシリーズを彼女と一緒に楽しめるのは、私にとっては年末年始のプレゼントに等しい。

 

ps.これ全国放送かも。BS日テレ、日曜夕方。次回1/4(日)は新潟・妙高らしいス。

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スケートの裏で勃発した火星移住計画

2014-12-28 09:44:37 | 日記・エッセイ・コラム

 子供の頃、カマクラを作り呆けたテクニックを総動員して、隣人に負けない高い壁を作って自己満足しています。これを作業しながら隣近所と会話をするのは正直しんどいです。最近越してきた家は、私の体調の「良さ」を知りませんから。

 一応、フィギュアの感想にも触れておきましょうか。村上佳菜子が完璧なショートプログラムを披露したのに、ガッツポーズまで出たのに、アンダーローテーションの判定で、13歳の中学生を上回ることができなかった。この時、韓国人のジャッジの事を思い出した。何かウラで進行しているんじゃないのか。次世代の超新星をスターダムにのし上げるために、今のシニアは要らないのか。これは真央ちゃん潰しなのか。それとも反対に、やっぱり真央ちゃんは必要と言いたいのか。

 町田樹は第九を表現することに集中するあまり、得点のことは頭になかった。全く異色のスケーターだ。自分しか第九を表現できる者はいない。スケートって、そんなに表現が大事か?。たかが競技じゃないか。浮き沈みがあり過ぎる事に妻は苛立ちを隠さない。あのブツブツの顔も気に入らないらしい。

 え、さてー。小林完吾です。その裏で進行中の「UFOまねき」が気に掛かって録画しときました。日本には最低3人の確実な「UFOコンタクティ」が存在するようです。光る何かの正体が分からないから、あれは確実にUFOと言えます。ただ、それに宇宙人が乗っているかどうかは、また別の問題です。世界中に、ああいう映像が存在することだけは確かです。あと気になったのは、火星ですね。オバマさんが火星有人計画を発表しましたが、実はすでに火星には人が住んでいる、と暴露した有名人がいます。それはアイゼンハワー大統領のひ孫であるローラ・M・アイゼンハワーという人物です。彼女は言います。「移住はもう始まっています。そのプロジェクト名はペガサスです。ジャンプルームから火星に行きます。テレポーテーションで、火星までは20分かかります。」もう一人、実際に火星に17年間派遣されていたと主張する元海兵隊員がいる。通称キャプテン・ケイ。「本当です。正確には17年3か月と14日です。出発は1987年11月17日、午前2時半でした。ジャンプルームを移動に使ったのです。およそ15分で火星に着きました。コロニーは全部で5つです。」火星には大気・水・食糧などの資源があるという。彼の任務はコロニーを守ることで、その相手とは、「一つはレプティリアン種族で爬虫類型。もうひとつは巨大アリのような昆虫種族がいました。」爬虫類型は想像がつく。「V」というドラマにはそれが登場する。今は彼らと平和協定を結んだので、戦闘はないはずだという。

 今になって火星移住計画をアピールし始めた理由を、「信じる派」は分析する。それは火星の地下資源をアメリカが独占支配するためではないのか。このあと肯定派と否定派が激論バトルを展開するわけだが、いつものように虚しい行き違いに終始する。否定派の大槻教授は本当にテレビが好きなのか毎回出演してくれる。彼は本当は肯定派に付きたいんじゃないかと思えてくる。やっきになって否定するところが怪しい。突っこむポイントも、枝葉末節揚げ足取りだ。火の玉教授と言われるほど、プラズマの専門家だ。きっと何かを隠しているに違いない。

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メタンハイドレートの潜在能力

2014-12-27 09:24:00 | 日記・エッセイ・コラム

 東北で初のタニタ食堂が今日、オープンするらしい。報道陣に公開された様子を見た妻は、行く気をなくしたようだ。それは値段にあった。メニューには興味津々だったが、定食750円を高いと一言。その感覚は人それぞれだろう。カロリーが気になる人、塩分を控えたい人。価値は、何を重要に思うかだろう。だから、妻と行くことは、絶対にないだろう。

 メタンハイドレートの歴史は意外と古い。戦争前の1930年代にすでにシベリアで発見されている。日本でも、つい最近話題に上るようになったがそれは政府主導のエネルギー政策が後手に回ったせいだ。今回発見されたように聞こえる秋田から能登半島の間の海底のメタンハイドレートは、10年前に民間主導でサンプルが採掘されていた。それは東京大学と独立総合研究所による。

 日本近海では900か所以上で存在が確認されているが、なぜか今まで太平洋側に目が向いていた。南海トラフ付近のような水深の深い、しかも含有層も深い場所で多く確認されている。それに比べ我が秋田沖は、採掘がし易い。ボクらの年代は、第一白竜号の活躍を知っている。昭和33年頃からだ。陸上の油田のみならず、海底油田の開発も進んでいた。白竜号は水深20mほどの足が届く範囲でしか採掘できなかったが、今は違う。

 最も進んでいると言われる、この採掘技術が日本で確立されれば、政府の目標とする2018年の実用化は夢ではない。そうなれば家庭用ガス始め、電気代が劇的に安くなり、ガソリン代まで波及し、エネルギー革命が起こり、資源立国となる可能性もある。

 沿岸に並ぶ火力発電所に送ることができれば、ちょっとした建物一戸でそのまま稼働できるようになるという。

 本音はもっと早く注目して欲しかったが、今からでも遅くはない。しかしなぜメタンハイドレートは存在するのか。今知られている埋蔵量は、日本が100年使える量だそうだ。日本海側のメタンハイドレートは、柱のように立って海底に露出していて、日々泡となってブクブク大気中に放出されている。これを放っておくと地球温暖化を加速させるばかりだから、燃やしてシーオーツーにして放出した方が、環境には優しいそうだ。メタンは海上ばかりか陸上でも常に放出されている。それは30年以上前、自分で鳥海山の麓で実際検知器で確認した。独立総合研究所社長の青山氏も述べているが、私もメタンは無尽蔵だと思う。それは地球内部に普遍的に存在するからだ。メタンが地球内部から染み出たものが、石油であり、シェールオイルであり、メタンハイドレートだと考えている。もし化石燃料だとしたら、「どんだけーっ!」中生代に藻類やプランクトンがいたんだあ。と思う。

 

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