松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

男鹿で食べた、本シシャモとタケノコ。

2015-05-31 13:04:25 | 日記・エッセイ・コラム

 そんなわけで、男鹿に行きました。秋田方面は、祭りで混むから逆方向へ行くのです。相当なへそ曲がりでしょう。テレビでかなり中継をしたので、コンサート会場以外は大体雰囲気も観客の様子も見えましたね。すんごい人だったことは、確かです。

 久々の「秀(ひで)」さんです。ここでは大体出されたものに、間違いはありません。季節はずれの枝豆でさえ、しっかりした味のものを出します。そこで例の「本シシャモ」です。

 北海道ではシシャモと言えばコレ。本州ではシシャモと言えばカペリンを言います。もうすっかりお馴染みなので、シシャモで通るようになっています。しかし味はというと、本シシャモは、身がほぐれると濃いい味がします。ガタイも大きいです。色も黒いです。脂が良く乗っています。本州シシャモは身の味は良く分かりません。腹の卵の存在の大きさに負けています。

 いつも、いいタイミングで来るわね、とママが感心したのが「モモコ」さん。ミズが炒め物で味噌味でした。味噌も合います。次がタケノコ。

 太かったです。ミニトマトに比べると大きさが分かります。笹竹とも違う。これ何タケ?と聞いても、タケノコとしか言いません。男鹿では普通なんだろか。ネマガリタケでもない。サクッサクで、みそとみりんで頂きました。

 モモコのイメージを覆す迫力のママさんです。きょう晴れたのは、ゆうべ「日和上げ」をしっかりやって、濡れて帰ってきた私のおかげですからね。残念なことに、私は2時から会議があるので、きょうも行けません。15万人の皆さんが、楽しんでもらえたら、地元民としてはうれしいです。

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ブルーインパルスは、金足と男鹿にも挨拶に来た。

2015-05-31 07:39:23 | 日記・エッセイ・コラム

 祭り本番は、身体を休ませることにして、おとなしく家にいた。3時頃、あーそろそろ始まるなあ、と思っていたら昨日聞いたばかりの耳慣れたジェット機音がした。まるで三沢基地から秋田に向かうようなルートだった。応援機がいるのかな、ぐらいに思っていた。そうするうちに何やら断続的に飛行音が聞こえるようになった。二階から覗くとはるかに煙も見える。下にいる妻に「見える、見える」と叫んだ。二人してベランダに裸足で出て、妻は双眼鏡の調整に入った。双眼鏡ではスモークの出ていない機体も良く見えるらしく、オレと違う方向を覗いている。

 へえー、こっから見えるとはな。13km離れた金足追分で、二日連続で見ることができた。

 きょうは順調らしい。次から次と行ったり来たりしている。20分が経過した3時25分、さすがにおとなしくなった。行っちゃったかあー、とベランダから降りると、それから2分と経たないうちに、またジェット音がする。しかも点々とスモークを吐き、点線を残しながら一機がこちらに向かってくる。まもなく6機全部が見えた。しかも目の前でUターンして戻って行く。ちょうど小泉潟の男潟を折り返し地点にしたような飛行だった。それでむしろ昨日よりもはっきりと撮影することができた。きっとそのまま秋田市上空を通過して帰っていったのだろう。なあんだ、燃料余ったのかな、と妻が言った。ジェット機の旋回する半径は、思ったより大きい。それとも挨拶に来たか?

 妻はボランティアで出掛け、オレは男鹿に夕飯を食べに行った。すると男鹿にも来たと言う。会場から機影が消えている間、そんなにも遠くまで行くものなのか。地図で確かめている。これぁ乗っていて楽しいに違いない。

 ただ、最後の6機目のやつが、どうも他と距離感が違う。それが昨日から気になっていた。きっと本番では、うまく演技してくれたのだろう。

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今井雅之の決心

2015-05-30 07:37:32 | 日記・エッセイ・コラム

 亡くなる1ヶ月前の会見を、始めから終りまで見ていた。まず、末期がん患者が、病室から出て、病院着から普段着に着替えて、人前に出られる格好になった時点で、かなりの労力を浪費しているはずだ。そこで一度、休息を取らなければ、次の行動を起こせないだろう。会見の場に現れるまでが、すでに役者なのだ、役者をこなしていることになるのだ。多分、役者魂だけで、あの場に立ったに違いない。声が出ないことは即、体力を相当消耗していることを意味している。だからあの時点ですでに、根性だけで動いていたに違いない。悲壮感の中に、強い「決意」を感じ取った。死にたい位、つらい思いをして、生きていたのは、あの場に立つためだったのだろう、と思う。その後も、舞台挨拶を欠かさず、続けていられたのは、まねのできない体力と気力を、それにぶつけたからだろう。無念極まりない、表情を見せた瞬間もあった。しかし今井雅之という役者は、私の心の中にまで、しっかりと刻み付けられた。

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ブルーインパルスのテスト飛行を見に、行ったが・・・。

2015-05-29 17:53:17 | 日記・エッセイ・コラム

 六魂祭のテスト飛行を見るために、2時前に車で出発した。直前に屋久島の口永良部島で噴火があったので、それが一つ心配だった。もう一つの心配は気温だった。今季初の30度越えの暑さに、外で過ごすのは心臓に悪い。

 慎重を期してケーズデンキの駐車場から歩いた。もはや服装に気を使っている場合でない。首に濡れたタオルを巻き、素足にサンダル。大体、皆、県立体育館の方へ向かうのだった。

 やはり高台になっている入口近辺に、大勢集まってきた。予定の3時5分より前、一機が真っ直ぐこちらに向かってくる。真上を通り過ぎて、海の方へ抜けた。全然フレームに捉えることが、出来なかった。相当イメージトレーニングはしたんだが、何しろ速すぎた。それで望遠ズームは無理だと思い、広角ズームに替えた。これがオーマイミステイクの始まりだった。そのあとは、編隊飛行で割とじっくり狙うことができたのに。

 しかも空に描いた二つの模様は、完全に太陽を中心に描かれていて、「ハート」の途中以外、全くシャッターが下りなかった。結局、あれれ、というくらい、あっさり帰って行った。アナウンスが、燃料がどうとか言っている。そうなのだ。秋田空港が給油を拒否したのだ。理由は分からない。もしかすると秋田空港を利用する飛行機は、左の翼に重心があるのかも知れない。

 とにかくそのために、例年12課目の演技が8課目に減ったのだ。おまけに、今日は何のためか、あしたの練習すら短縮して、さっさと引き揚げて行った。残された人々は、暑い中、茫然と見送るしかなかった。

 一つだけラッキーだったのは、中村あゆみの歌が聞けたことだろう。待っている間、「翼の折れたエンジェル」が聞こえてきた。あしたのリハを中でやっているのだろう。この音楽は、暑さで気が遠くなる中、唯一の救いだった。

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目に見えない世界を信じる、ダニとカビの日々。

2015-05-28 05:10:17 | 日記・エッセイ・コラム

 身の回りの文化生活が、昔より格段に洗練された世界に住んでいると、信じている我々にとって、ダニとカビの世界をテレビで見せられると、それはショックを覚える。

 昔の生活を笑えない。むしろアルミサッシになる前の日本家屋の方が、始終換気できていて、ダニやカビの繁殖には難しい環境だったらしい。人間は自分の目で確かめた事柄以外は信じない。しかしあの映像は信じる。それは心当たりがあるからだ。ずっと頭がかゆくてシャンプーの時は地肌をゴシゴシやっていた。それが皮膚を傷めていたせいだと気が付いたのは最近のことだ。その前は枕のダニを疑っていた。どっちが正解かは、見えないから分からない。ぐうたらな生活を送っているから、目が覚めると耳に何かが入って行くような感覚を覚える。耳鳴りで不自由な他に、これ以上聞こえなくなったら大変だ。歩くたびに、埃は舞い上がる。それは床に近いほど多い。だから立っているより、寝ている方が圧倒的にほこりを吸っている。

 気を付ける場所は、風呂の天井とエアコンだ。カビは黒くなって初めて目に見えるが、ほんとは白い。大量に繁殖した時、初めて見える。天井から胞子がいくらでも降ってくる。室外機の結露した部分から、大量のカビが送り込まれる。暖房に使っていたから安心していたが、考えてみると室外機は囲まれているから湿気はあるだろう。思い切り汚れた空気を吸っていた可能性がある。使い始めの10分は、窓を開放して送風運転をするといいらしい。

 今日は晴れだから、枕も布団も干すとしよう。しばらくぶりに掃除もするか。んー、考えただけで気分が良くなる。~それは、いい、ことだろうー~井上陽水でした。

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