松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

ハコネウツギと、砂鉄の島の話

2013-06-20 19:48:12 | ブログ

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庭の一角を占領してしまったハコネウツギです。この花はどうしても植えたかった

花で、幼い頃からの想い出の花です。住宅が今ほど密でなかった幼稚園時代、

行き帰りに花の蜜をチュウチュウ吸って歩きました。香りと共に私にとっては追分を

代表する草花です。砂丘地帯にふさわしく、あとハナマスも植えています。あと自生

する野イチゴも。ことしはなぜか妻が雑草取りをしなかったおかげで、今まで

気づかなかった花にお目にかかることができます。雑草という名前の草はない、

と言いますが、どんな草も花が咲くんですね。よく見るときれいな花から麦の穂の

ような花まで。いろいろ堪能しましたわ。

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この、つる性の植物も初めてお目にかかりました。とても可憐な姿の花です。

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ハコネウツギは最初、白くて、時間が経つとピンクに変わります。だから全体がピンク

になると、あと終わりだなと分かります。ウチでは6月いっぱい楽しめます。毎日、鼻を

近づけて香りを嗅いで満足しています。これと似たのにタニウツギがあります。ピンクの

花で、よく道路沿いの斜面で群生しています。確か「いわしばな」とここらへんでは

呼びます。この花が咲くころ、イワシが捕れるからです。

ここが砂丘地帯なのは幼少のころ、まばらな空き地で砂を掘って遊んだので良く

分かります。いくら掘っても、均一な砂以外出て来ません。江戸時代、賢い人が

松の植林に成功していなかったら、鳥取砂丘と同じものが残ったでしょう。

だから、鳥取はずるいと思います。先人たちの努力がなかったおかげで、

観光地として成り立っているのですから。

この砂は雄物川と米代川が運んだことになっていますが、疑問です。

なぜなら砂鉄が良く取れるからです。秋田県の内陸部には鉄鉱石の採れるような

鉱山はありません。でもこれは日本全国共通しているみたいで、その証拠に

日本刀はたいがい砂鉄を鍛えて作ります。日本の砂浜は天からの授かりものじゃ

ないかと思っています。もし、赤道付近の砂漠地帯の砂にも鉄分が豊富に含まれて

いるならば、飛鳥昭雄氏がいうように、他の天体から降ってきたものなのかも知れない

と思っています。それが「ノアの大洪水」だと彼はいうのですが。そしてその天変地異

によって、地層が一気にできた、のではないかと・・・。

男鹿島が陸とくっついてしまうほどの量の砂ですよ。山が10個位、無くなるほどの

量だと思いますよ。アカデミズム(学会)は何でも、気が遠くなるほどの充分な時間が

あれば大概のことは可能だと言います。人間もそうやってアメーバから進化したのだと

教えられました。果たしてあなたもそうお思いになりますか。

コメント
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