娘が退院して、帰って来た。赤ん坊の「アルカイック・スマイル」に、ぞっこん参ってしまっている。「ずるいよ~。親の気を引こうなんて」 いつまでも、見ていられるそうだ。
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コロナ下での出産は、厳しいものがある。産んだあと、ドンと預けられて、全部自分でしなきゃいけない。普段なら、付き添いの親がすることを、頼る人が居ない。寝不足の中、こんなこと無理、やってられない。と思ったそうだ。
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同じ部屋は、これからの切迫流産の人が多く、泣かせるのも気を遣うそうだ。
それも退院の二日前には、赤ん坊をほっといて、シャンプーする余裕が出来た。産前も産後も、想像できない苦労の連続だ。
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今、アリさんとの持久戦を戦っている。道路に面したタタキや階段に無数に砂山が盛り上がってくる。アリさんは働き者で、統率が取れていて、集団行動の取れる、殺すに忍びない生き物だ。かと言って放っておくと、空洞が進み、地面が沈下しかねない。
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ガーデニングの土入れカップとホーキを持って、いざ出陣。丁寧に穴を埋め戻し、コンクリの割れ目に土盛りしておく。忍耐力の勝負だ。
何週間か繰り返すうち、アリが居なくなった場所が出て来た。長澤まさみの「虫コナーズ・的なもんがあんねん」ではないが、「勝った!」
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そしてホッとしたのもつかの間、新たな戦闘か所が見つかった。駐車場周辺に展開してやがる。
戦いは、まだ、続く。