松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

大滝山自然公園の紅葉

2016-10-31 16:47:25 | 日記・エッセイ・コラム

 大滝山は、公園管理事務所の前に、いきなり素晴らしい景色が待っている。

  春は、桜の一つもない殺風景な場所だが、今の時期は違う。

  端の方で草刈りをしていた管理人の方が戻ってくる。「きれいだな」「いいっスねー」「トラック、邪魔だべぇ」「なんも、大丈夫だス」

  とんでもねえだ。写真のために、車を寄せてもらうなんて。

 しかし「大丈夫」の使い方が、オレにも分からなくなってきた。都会の方では「私に構わないで」という意味に使うらしい。

 屋根の掛かった炊事場のあたりも見どころだが、その奥のグリーン広場というのだろうか。

 ここのモミジがいい。木の内側に入って、紅葉の光に包まれると、充足感に浸れる。

 戻って、巨大な水車のある温泉に寄る。女将さんが出てきて、どうぞ休んでいって下さいと言う。

 若い、親子連れが、散策を終えて、入っていった。

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秋田のハロウィンは、ナマハゲの逆バージョン。

2016-10-30 17:04:00 | 日記・エッセイ・コラム

 町内の子供会がハロウィンを計画しました。初めてのことです。

 打診を受けた家は、うちを含めて8軒ほど。まずは行きつけの理容店。

 ミス・ユ二バースを輩出したお店です。日通さんのお菓子は、一人分が山盛りでビックリ。これじゃ、用意したバッグに入らないよ。大丈夫、うちは少ないから。

 国道に出て、ちょっとデモンストレーションします。次は、お好み焼きのお店です。

 若旦那の中華料理は評判いいです。うちは、ここへ行った時は必ずチャーハンを注文します。

 日本人は海の向こうの文化を受け入れるのが、昔から上手です。漢字から始まって、バレンタインまで。そして今、子供たちが大人からお菓子をせがむ。そのカウンター・バージョンとして、ちょうど2か月後に「ナマハゲ」がある。だからもしかしたら、これは定着するかも知れない。

 ナマハゲ、怖すぎて、子供にトラウマを植え付ける、と言う外部の意見がある。しかしナマハゲ行事のある地域で、いじめ自殺は聞いたことがない。意外と芯のある子供に育っているのかも知れない。

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「米ぬか・オ・レ」は、ミロの味。

2016-10-29 15:39:02 | 日記・エッセイ・コラム

 今、精米機を使って当座のご飯を炊いている。今回、精米している米は、長男が5分づきを辛抱して食べて、飽きた米だ。

 さてそれを精米すると、こぬか(米ぬか)がたくさん出る。しげしげ眺めた妻が、これもったいないなあと言う。しかし「ぬか漬け」は香りの関係で遠慮したい。そこで「こぬか」を溶かすなら、同じ油分のある牛乳だろうと考えた。

 恐る恐る少量の牛乳を温め、砂糖と一緒に入れた。「あっ、おいしいよ」とオレによこす。なるほど、これはいけるかも。まず、豆乳の味を思い出した。濃い、美味しい豆乳と言ってもいい。ミロに近いかも知れない。

 栄養の点でも、ミロに近い。ビタミンB群を漏れなく摂れる。おそらく玄米を食べるくらいの量は、あるかも知れない。よーし決めた。入れ物に詰めて常備する。まだ残る。残りは「ままさ、かげで、食べれ!」ふりかけのようにか?調子に乗りおって。砂糖まぶして、「きなこ?」それもあるかも知れない。

 実は7分も8分も嫌がる妻に対抗して、B群の不足を子供のようにミロで補ってきた。これからはミロも要らない。小糠で充分だ。

 しかし玄米からの小糠でないから、玄米の表皮は入ってない。食べやすいのは、そのせいかも知れない。今度は本物の米ぬかで、試してみようじゃないか。

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多く作ると、ウマいのはなぜか。

2016-10-28 16:28:27 | 日記・エッセイ・コラム

 長年不満だった炊飯器を、ちょっとしたきっかけで妻が替えた。どうせなら最先端を行くやつが欲しかったのですが、手頃な価格の「銘柄炊き」が届いた。

 ご飯も釜に合った量でたくさん炊くと美味しい。この多く作ると美味しい、という現象は、なぜなんでしょうか。鍋物もたくさん作ると、おいしく感じる。だから山形の、クレーンを使って大釜で作る「芋煮」は、美味しいに違いないと思う。

 この問題について、職場で議論したことがある。たいていの先生方は、そりゃ具材が多ければ、ダシも多く取れるからだと言う。しかしこの意見には賛同できない。なぜならこの説で行くと、単位面積(体積)当たりのダシの量は、入れ物が大きくても小さくても、同じはずだからだ。

 だから私は「質的」な問題だと思う。それぞれ微妙に異なるダシの成分が、混じり合って、それが全体に行き渡った時、「質的」に豊富な種類の味が出来るのだと思う。微妙にズレている味覚成分の違いを、人間の舌は総合的に感じ取れるのだと思う。

 ちなみにネットではどう回答しているか見てみた。酵素の働く時間の違いだとか、鍋の地肌に触れた部分が旨みを壊すとか説明している。ふっふっふ、果たしてそうかな。

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紅葉に、さくら。

2016-10-27 15:46:00 | 日記・エッセイ・コラム

 井川町日本国花苑で桜を見つけました。「パヤパヤだい」咲き方だったので、狂い咲きかと思いました。「アーコレード」と名札が付いていました。十月桜の種類のようです。ここは奥のキャンプ場になっている所で、井川小学校の方から車で回り込んで行くことが出来ます。

 海の向こうのワールドシリーズは、馴染のないチーム同士で、いまいち興味が涌きません。それに輪をかけるのが齊藤隆の解説です。

 饒舌すぎる。偉そうなしゃべり方。なんだか知らんけど球団の所属で、あちこち研修を積んでいるようだ。すっかり向こうの考え方に染まっている。

 まるで英語を、日本語に訳してしゃべっているような、まわりくどいコメントが多い。理論的に組み立てているように聞こえて、実は大したことは言っていない。気になるので、音を小さくする。

 日本シリーズは俄然面白くなってきました。我々が勤めていた頃はデイゲームで、サブマリンの山田久志の時は、テレビのある所を行ったり来たり。

 あの頃の仕事ぶりは、実に能率が悪かったです。

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