大滝山は、公園管理事務所の前に、いきなり素晴らしい景色が待っている。
春は、桜の一つもない殺風景な場所だが、今の時期は違う。
端の方で草刈りをしていた管理人の方が戻ってくる。「きれいだな」「いいっスねー」「トラック、邪魔だべぇ」「なんも、大丈夫だス」
とんでもねえだ。写真のために、車を寄せてもらうなんて。
しかし「大丈夫」の使い方が、オレにも分からなくなってきた。都会の方では「私に構わないで」という意味に使うらしい。
屋根の掛かった炊事場のあたりも見どころだが、その奥のグリーン広場というのだろうか。
ここのモミジがいい。木の内側に入って、紅葉の光に包まれると、充足感に浸れる。
戻って、巨大な水車のある温泉に寄る。女将さんが出てきて、どうぞ休んでいって下さいと言う。
若い、親子連れが、散策を終えて、入っていった。