松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

家の上空が分かる、新ひまわり画像が素晴らしい。

2016-01-31 16:13:43 | 日記・エッセイ・コラム

 怪盗山猫を先週見たら、カトゥーンの亀梨がなかなかの演技をしていたので、きのうも注目していました。アントニオ猪木の名言を披露しながらのアクションが良かったです。ああいうコミカルな3枚目を演じられる2枚目は、水谷豊とショーケンの「傷だらけの天使」以来ではないかと思います。その前は松田優作でしょうか。彼らに肩を並べられる役者になれるかどうか見ものです。

 いつも空を眺めながら、雲の動きを気象庁の衛星画像でチェックしています。突然きょう、8号の運用が始まっているのを発見しました。項目が増えて、「高解像度降水ナウキャスト」と「気象衛星(高頻度)」が見られるようになりました。

 もうこうなると、自分の家の上空の様子が見えます。今までは、大体ここら辺と見当つけて、大まかな映像で判断していました。ところが画面上で市町村の輪郭が分かるし、何なら道路も表示できるし、鉄道も表示できるし、河川も分かります。ピンポイントで自宅の場所が分かります。10kmの範囲が15mmのスケールで表示出来ます。もっと大きくなりますが、あまり意味はありません。実用上これで充分です。これで雨や雪の様子が3時間前から1時間後まで予測も含めて、動画でも見ることが出来ます。

 また雲が流れる様子も、実にスムーズに動画で見られるようになりました。赤外線、可視光の他に、「可視カラー合成」と「雲頂強調」の二つが増えました。青いのが雲のてっぺんのようです。これはおそらくカミナリの発生予測に使えると思います。積乱雲の発達している場所が特定できるはずです。

 秋田市の北側には、市町村が密集していて、今どこが降っているか、晴れているか良く分かります。これで自分の予定も今まで以上に立てやすくなりました。昨年の夏に打ち上げられた、ひまわり8号の恩恵に、ようやく浸ることができます。これで、貧乏ひまわりなし、と。

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罰金を書き足して、多めに払ってやった結果。

2016-01-30 16:26:15 | 日記・エッセイ・コラム

 男鹿に通っている頃のことです。なにかの用事で文化会館前を往復しました。またネズミ捕りやってやがる、と見ながら反対車線を通りました。その帰り、まだやっていたので、からかってやるつもりでギリギリ64kまで上げるつもりでした。

 当時は50k制限でしたので、15kオーバーだと捕まえていたのです。日頃の不満が多少右足に作用して、力が余計に入ったようです。向こうのレーダーが65kを表示したらしく、小躍りして一人が道路に飛び出して来て、制止されました。またまた頭に血が上ったので、職業を聞かれて「バーの呼び込みです」とか気の利いたセリフは出ませんでした。多分、正直に答えたと思います。

 若い頃は結構反則が多く、つまらない所で点数を加算されていました。一時不停止とか大森山を逆走したり、慣れない場所で良く切符切られていました。自分の机に戻って、切符をしげしげ眺め、罰金の数字を加工する誘惑にかられました。

 ふところに余裕があったわけでもありませんが、なにかしてやりたい気持ちで一杯でした。1の数字を4に変えたか、円記号(¥)がなかったので、1万円足したか忘れました。いづれ2倍以上の、これでもかという金額を振り込みました。

 しばらくは何事も起こらない日が続き、ある日県警本部から電話がきました。どうも先方の手違いで、還付する必要があるというような言い方でした。それで、「気が付きましたか、それは寄付のつもりで多めに払いました。なんなら、次回の分の前払いと考えて下さい。」と皮肉を込めて一旦は辞退しました。

 しかし向こうも簡単には引き下がりませんでした。どうも反則切符を切った人間も、かなり責められて、訳が分からない様子でした。結局私が折れて、払い戻しを受けたのですが、そのためにまた、ひと手間掛ける羽目になりました。手続きは面倒に思いませんでしたが、出向く時間が惜しかったです。

 このどうしようもない、ひねくれた性格が、結構自分では気に入っています。なんといっても、「私以外私じゃないの」ですからね。蔑鍵さんもそう思うでしょ。

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甘利さんを、弁護する。

2016-01-29 16:28:19 | 日記・エッセイ・コラム

 まずドラマから始めましょうか。「ナオミとカナコ」見ています。高畑淳子のちゅこくこ、とても上手アルのことネ。あれが香辛料を利かせて、スパラシ演技のコトあるネ。広末涼子は「バブルへGO!」の時から好感を持っていました。彼女を嫌いだった妻は、今見直したようです。しかしあんなDV、ほんとにあるんでしょうね。信じられません。隣の親子が楽しそうに遊んでいるのを、ほめると激高します。オレはな、あんな時間が持ちたくても必死に働いて稼いでいるんだ。金持ちのボンボンだから早く帰って来て遊べるんだよ。分かっているのか、このやろう、と言って蹴飛ばします。

 吉田羊はいつの間に、あんなに偉くなったんだ。ちょっと人気が出たからって、威張る役は10年早いだろ。佐藤隆太の一人二役は別人かと思うほど対照的で、うまくこなしています。

 え、さてー本題に移ります。私は甘利さんを評価しています。TPP交渉で、フロマン代表が仕掛けてきた体力勝負に堂々と渡り合って、アメリカの思い通りにさせませんでした。TPPが善か悪かはこれから時代が評価することだから、何にも言いません。アメリカの属国でありながら、あそこまで粘った知力と体力には感服します。ロッキード事件で億単位の手数料を隠していた田中角栄に比べれば、何とも細かい金額で挙げられたものです。今の角栄さんの評価はどうですか。現役時代と違うでしょう。

 さきがけ新聞が20年前の食糧費問題を引き合いに出して、官官接待がどうだとか言っていますが、あの頃は上は国から下は市町村に至るまで接待漬けだったでしょう。いち早く地方において悪習を正せたのは「守る会」のおかげと言ってもいいでしょうが、おかげで私は心臓を悪くしました。新人の頃、話を聞いて愕然としましたよ。陳情に行く時、必要なのは書類じゃなくて「みやげ」でしょ。しかも料亭を予約して。そうしないと入口で帰されます。今の中国を笑っていられません。

 閣僚は相当身を清めて慎重に行動しているつもりでも、自分ひとりの力ではどうにもなりません。信頼できる部下を持つことが、どんなに難しいか。この件を見ていて感じました。

 私はむしろ現役時代は、身を清めるどころかポケットマネーで精算して、やっと次の職場へ転勤していました。これも悪い事なんですよ。公費を使うのと同じくらい。

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「時間の墓標」

2016-01-28 15:28:59 | 日記・エッセイ・コラム

 ドラマの感想で、こんなに手応えがあるものかと驚いています。調子に乗って水曜版を書きたいのですが、きのうの候補は二つありました。でも堀北真希始め大地真央まで、女優陣が目移りするほど出てくる話はどうも集中できません。片やTOKIOがお医者さんではね。ジャニタレが主治医だったら、患者としては命を任せられません。

 海岸を歩いていて、流れてきた物体を撮影して歩くのですが、綺麗な緑色の石を抱いた木を見つけました。珍しかったので角度を変えて写しました。

 帰ってから考えました。一体どうすれば石と木が絡むのだろう。それは根っこの部分でした。つまり生えていた時は、石のゴロゴロした場所だったのでしょう。この辺は砂地なので、男鹿方面から来たのかも知れません。

 クリスマスイブの日から3週間した凪の日、また行ってみました。荒れた海によって半分ほど、砂に埋もれていました。

 砂浜を歩いている時はよく、J・G・バラードの「溺れた巨人」などの描写を思い出しています。繰り返す波は、太古の昔から永遠に続く営みの中の、些細な一瞬でしかないという時間スケールを教えてくれる、なーんてな。

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火曜日は「お義父さんと呼ばせて」

2016-01-27 16:28:49 | 日記・エッセイ・コラム

 またドラマの話題です。だって外は天気が悪いし、やることないもん。

 第2回も面白かったです。今、日本のドラマを見直してます。見直すの意味は、韓ドラを見つつ、あらためて注目する、ということです。素晴らしいから見直したのとはちょっとだけ違います。

 欠点はお義父さんの演技です。ちょっとわざとらしい感じが出ていて、またセリフが早口で聞き取りづらい。要するにヘタです。役に会わないと言うか。それもこのドラマの味付けの一つなのかも知れません。

遠藤憲一は素晴らしいです。秘儀「お盆二つの裸踊り」が何とも切なかったです。そういう展開に持って行くところが、とてもドラマです。51で初婚というのは、何か隠している訳があるだろうとお義父さんは勘ぐるのですが、大した隠し事はありません。ワインでへべれけになって、会ったばかりの家族に説教したくらいです。エンケンさんの魅力が存分に発揮されていると思います。ソファーで大の字になって管まく姿は、アカデミー賞ものでした。これで逆に、家族全員反対だったのが、ちょっと雰囲気が変わって来ました。

 設定がどうのと現実離れを指摘するよりは、内容を楽しみたいと思います。それにある意味、高年齢の方に、まだまだ老け込んでいる場合じゃないぞ、と勇気を与えてくれるドラマだと思います。

 私もね、ある進学校にいる時、テニス部の女の子と親しくなりました。50前と17歳位ですからね。なにもありませんよ。断っておきますけど。あったら定年退職出来ませんよ。女子高生とかわいい部下のいる職場というのは、煩悩との闘いだと思っています。単調な事務員の生活に、一筋の安らぎを感じました。その子は母子家庭だったらしく、お父さん世代に親近感を持っていたのだと思います。父性を求めていたのだと思います。そういう女子の感覚は、長い学校生活の中で何度か感じました。同僚と事務長が見ている前で「ちょっと来い」と机まで呼んで、「スカート短すぎるぞ」と言ってメジャーで測ってやりました。ほんのお遊びです。「んーと、おい、ひざ上20cm以上あるぞ」背の高い、足の長いキュートな子でした。その子のクラスメートは、僕らがデキていると、ずっと思っていたらしいです。

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