松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

雨雲は沖合10kmで生まれる

2023-07-31 08:33:09 | 日記・エッセイ・コラム
 先日、三種町サンドクラフトが1日だけ、行われました。テレビで見ました。あの大雨が無ければ、水着コンテストも予定されていたようです。
 残念なことに、砂像コンテストだけ行われました。だからせめて、保坂氏のモナリザだけでも見ようと思いました。
 朝5時。レーダーを確認しました。雨は降ってないけど、予報は小雨。北方の雲が気になり、あれこれ考えているうちに、ザッと降り出しました。
 それで、さっきまで雨雲、無かったのに。とナウキャストで確認しました。
 秋田港の沖合10kmで、それは生まれていました。

 うちのある場所は、この画面でピンポイントで分かるんですよ。秋田市と潟上市の境界が海岸から横に延びて、カクッと曲がって、国道7号線を北上します。この角が追分三叉路、能代方面と男鹿方面の分岐です。
 鉄道線路が二股に別れる場所が追分駅(正確には駅の数キロ先)。この二つから我が家が特定できます。

 それでね。この薄く白い雲が生まれた瞬間が雨の10分前です。

 その後、5分で青から黄色い部分が拡大し、陸側に接近しつつ、色が変わって行きます。

 10分後、赤の強烈な雨が降り出しました。

 海の10kmは、すぐそこです。水平線まで見える空の中で、目の前で雲が成長し、真っ黒い雲となって、頭上を通過して行きます。
 水蒸気の昇っていくのも、良く見ます。温泉の湯気が立ち上るのと全く同じ。ハタハタが来る頃の海は岸辺まで、そういう感じです。

 海岸線の雨雲は、だから予想が出来ません。この雲は、太平山の周辺に居座って、たくさん雨を降らせているみたいです。こっちの雨が止んでから2時間近く、雲は去りませんでした。

 外へ出ると朝顔が2鉢、転がっていました。受け皿の水が満杯になっていて、全部捨てました。
 アメダスによると、秋田は雨量ゼロ。だろうな。秋田は通過してねえもん。
 昨日から24時間、エアコン稼働しっぱなし。♪にじゅうよじかん たたかえますか ビジネスマ~ン ビジネスマ~ン 
 これが無かったら、大谷じゃなくても両足痙攣でリタイアだわサ。

 今、エダマメを粗塩で茹でている。ナトリウムだけを多く摂る事に抵抗がある。したらブランド豆だから美味いことは承知なんだが。それ以上に、なんか手が止まらない。かなり濃い味なんだが、手が伸びる。
 また、必要としていたものに、巡り会った気分。
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不快指数の研究

2023-07-29 12:27:55 | 日記・エッセイ・コラム
 危険な暑さと表現する日本のテレビでは、気温だけが注目される。果たしてそれでいいのか。日本海側のこの、むっとした湿度。これは関係ないのか。
 幸いな事に「不快指数」という指標がある。これに当てはめると、秋田は不快指数82.6と出た。気温30.8、湿度70%。まあまあの数字だ。80~85は「暑くて汗が出る」上から2番目のランク。
 比較するのは昨日ニュースに出た群馬・伊勢崎と思ったら、伊勢崎は湿度が観測外。仕方なく前橋にすると、気温36.2、湿度38%で83.8と出た。

 ね。あまり変わらないでしょ。同じランクに収まる。納得できない人のために他を当たって見ましょう。京都。32.5度で湿度38%。不快指数85.3。85を越えると「暑くてたまらない」最上位のランクに入る。
 同じく東京。85.2。ちなみに仙台。84.3。やっぱりね。気温の高い所は、湿度が低い傾向がある。
 各地の数字は、1時間ごとに観測された最上位の値。最高気温の時の湿度は調べられなかった。あしからず。

 世界は広い。砂漠は意外と湿度は20%くらいあるそうだ。気温50度を記録した時の不快指数は93.8となる。
 さらにデスバレー。54.4度の時の湿度がたったの7%。不快指数は93.1。地球上の特異点は軒並み90を越えた。

 結論。秋田の湿度70%は、世界でも飛び抜けて高い。南からの湿った空気が吹き付ける日本海側でも秋田だけ。こういう天気は、意外と応えます。汗をかいたら、体にまとわりつく感じ。皮膚呼吸が出来ない。故にエアコンは「冷房」というより「ドライ」にすると生き返る。あ~、極楽、極楽。

 思い出したが、相撲で「研究」という言葉が良く使われる。特に舞の海は良く使う。相撲の取り口なんか、研究する余地があるのか。研究は大学のようなアカデミックな機関で使う言葉だ。

 と言いながら、オレも使っている。面目ない。

ps. むしろ奄美、八重山地方の西表島と同じ。つまり亜熱帯地方の島の湿気なんだわサ。
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早朝の海水浴場は、廃墟だった。

2023-07-27 09:34:17 | 日記・エッセイ・コラム
 夏の朝は確実にのどが渇いている。まずはキュウリのガッコ。それから麦茶。ふ~っ。どっちも美味い。
 ゴミ捨てのついでに、登校してくる野球部に聞いてみた。「今日は決勝だな」「オス」「どっち勝づど思う」「商業!」「ほう~、商業、強え~が?」「オス」

 日頃、実戦で感じる肌感覚で言うんだろうから、そうあって欲しい。何しろ決勝は危なく「私立」対「私立」になりそうだった。それじゃあ、面白くない。秋田商業が勝ち上がって「しりつ」対「しりつ」には違いないが。かろうじて「私立」対「市立」になった。果たして彼らの勘は当たるのか。

 宮城の伊豆沼では増水してハスの花が見られないそうだ。そう言えば秋田でも千秋公園のハスの話が出ないな、と思っていた。けさの新聞にあった。こっちは咲いているようだ。「蓮フェスタ」というイベントがあって、ハスの葉で象鼻杯(ぞうびはい)を楽しんだり、茎を吹いてシャボン玉を作ったりして遊んだそうだ。

 一時、大賀(おおが)ハスが満開とか言って自慢していた時期があった。2000年前の遺跡から出土したハスの種を大賀博士が発芽させた例のやつだ。1951年のことだった。そしたらいつの間にか特徴が大賀ハスと違うと指摘されて、今はそのことを言わなくなった。つまり古代のハスが、現代のハスに駆逐されてしまった、のだろうか。
 今は堀の中に、鑑賞するための歩道を整備して、近くから見る事が出来る。んだが秋田の街が、遠くなったなあ。

 出戸浜は県内有数の海水浴場のはずだ。でも砂浜は狭くなり、海の家が終わる辺りで、やっと広くなる。木材も散乱している。川から流れて来たのだろう。
 それは仕方が無いとして。この寂れようは、いかがなものか。

 10と数軒、建ってはいるが。半分は廃屋と化している。営業していそうな家は、3軒くらいしか無かったぞ。大丈夫か。


 夏草や つわものどもが 夢の跡
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JAFに牽引された車、秋田市で587台。

2023-07-25 10:52:36 | 日記・エッセイ・コラム
 今回の水害で、レッカー車などで搬送対応した車が秋田市で586台に上ったと、JAF秋田支部が発表したそうです。救援依頼の数は千件を超えたようですが、ほぼ目処が付き、集まったJAFの特別支援隊は昨日で解散したということです。

 支援隊は、北は北海道から、南は鹿児島まで。駆け付け、迅速に対応したということです。
 このことだけでも、どれだけ予想を超えた急激な災害だったか分かります。しかも県都・秋田市の出来事ですよ。
 広面地区が一番多くて96台。横森、南通築地と続きます。ん~。驚いた。千台を超えたか。仙台方面の方、読んでますか。

 ところでわたくしの車。廃車予定のもう1台。まだ元気です。息子経由で書類が整ったと自動車リサイクル会社に連絡したら、今は手一杯らしいです。盆明けになるみたいです。

 一向に構いませんが、ほったらかしでいる間に、シートにカビが生えてしまいました。少し窓を開けておいたのも悪いですが。あの何日間かの雨で、こういう事になるとはね。次に座る方、ご注意お願いします。
 二日目にして、早くも来年用の種子候補が出て参りました。
 この柄が、私の理想とする模様です。青と白(薄い青)のバランスが良いと思います。二つ開いたからって、全部この柄が出るとも限りません。
 いろんなパターンが現れるところで、楽しみが増えるというものです。全部が完璧だったら、それもまた面白くないような気がします。
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朝顔、咲いた。

2023-07-24 10:07:56 | 日記・エッセイ・コラム
 入谷鬼子母神の朝顔市から遅れること18日。今年もようやく咲きました。かなり順調な方です。天候不順だった割には、うまく育ちました。
 ただ雨の日が続いたせいか花芽が付かず、代わりにツルが伸びて、こんなんなっちゃいました。ツル同士を握手させて、輪っかを作りました。今年はコレの創作に力を注いでいます。

 思えば象潟に住んでいた時は楽でした。テクニックに関係なく良く成長したし、良く咲きました。同じ県内でも、かなり違います。
 最初の花が「芸を出してくれた」おかげで、タネの採取が間違って無かったことが確認出来ました。模様が入って満足です。でもこれの子孫がまた芸を出してくれるかどうかは分かりません。皇統は帯のように幅があるのです。たまたま中央を流れているだけかも知れません。だから「直系」は重要なのです。

 次の皇統まで20年。女帝の誕生が見たいなあ。

 あとね。肥料分がまずまず適正な事も分かりました。ついつい多く与えてしまいがちですが。花が裂けたり、変形したり。してないので良かったです。

 けさは4時に目を覚ましました。明るかったです。お、花が開いている時間だな。行ってみると、すでに開いていました。色はまだ、くすんでいます。

 この朝顔は香りがいいのですが、開いたばかりだというのに、匂いを嗅いでも分かりません。さっき顔を洗ったんだけどなあ。まだ神経が目覚めてないのかな。
 こういう種類の花が流通しているのは、見た事がないけど。香りには自信があります。誰にも負けない素晴らしい香りがするはずだと思っています。

 象潟に居る時は赤(浜の錦)やピンク(純桃)なども育てていたので、邪道とは思いますが、色が混じったのだと思います。中心が赤く、時間と友に青から赤に変わって行きます。基本、一日だけの花ですが。秋になると二日目の赤と初日の青が一緒に見られます。

 さっき確認したら、明日は4つの鉢が咲きそうです。ようやく軌道に乗って参りました。うれしいなったら、うれしいな。

 こうなると、明日の朝が待ち遠しい。どんなガラが出るのか楽しみだ。そういう生活が待っている。こんな幸せな事はないス。
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