松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

山岳カメラマン中島健郎、ヒマラヤで遭難す。

2024-07-31 10:05:02 | 日記・エッセイ・コラム
 山には詳しくないんだけど。27日にK2攻略中に滑落した二人は良く知っている。NHKの番組でヒマラヤに関する美しい映像を度々送ってくれる二人だ。
 K2はヒマラヤ第2の高峰で、二人は山岳カメラマンで登山家。ドローンも駆使して、美しい映像を見せてくれる。今日のニュースで、所属の石井スポーツが救助活動を打ち切ったと発表した。

 中島健郎氏は快活な性格らしく、良く収録した場面に弾んだ声を響かせている。印象に残るのは、「グレート・ヒマラヤ・トレイル」。
 ヒマラヤを東西に貫く世界で最も過酷なトレイル。標高8000mを超える山々を望み、1700kmにわたりネパールを横断する天空の縦走路「グレートヒマラヤトレイル」。
 第10話「撮った!五大宝蔵」世界第3位の8000m級が5座連なる「カンチェンジュンガ山群」夕日が当たって赤くなったヒマラヤは、とても美しかったです。登った人しか巡り会えない貴重な映像をプロのカメラマンが見せてくれる。後世に残ると思います。

 二人は7千メートル地点で滑落し、手配したヘリのパイロットが二人の位置を確認したが着陸はできなかった。30日、二人に動きがないとの情報が伝えられ、崩落による二重遭難の恐れがあることなどから、家族の同意の下で同日午後2時、救助活動の終了を決めた。

 NHKは今のところ、他のメディアと同じ内容の報道だ。相当、お世話になっているはずだが。

 なんでオレは山の番組を見ているんだろう。
 8000m級に登った事は無いが。チョモランマの頂上と同じ、空気が薄くて酸素が入って来ない経験はしたことがある。
 それは下血で超貧血状態になって、お花畑を見ている時のことだ。それで親近感が湧くのだろう。
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内村航平の言葉には、味がある。

2024-07-30 05:39:32 | 日記・エッセイ・コラム
 体操男子団体がやりました。中国の選手の2度の落下があったにしても、良くやりました。橋本大輝が最後の演技者として完璧に離れ業を決め、着地で1歩も動かなかった。あれが最終的に逆転を演出した。
 演技後、フラッシュを浴びる5人を背に、内村航平がNHKのスタジオの質問に答える。その顔は、目が涙を浮かべているが、淡々とした語り口だ。

 これは個人戦の話だが。表彰式の時、金メダルの選手は会場のアナウンスで「オリンピック・チャンピオン」とコールされる。
 これが超絶、気持ちいいそうだ。あの時、鳥肌が立っているそうだ。エクスタシーだよね。
 今でも、また聴きたい。現役に戻りたい。そう思うらしい。
 自分の感情をコントロールしながら、噛みしめるように語る言葉には。妙に聞き惚れる自分が居る。オリンピック・チャンピオンの言葉は、ひと味違う。

 ジュードーの話だけどね。全柔連は国際柔道連盟から脱退して、新たに日本柔道を軸にした国際組織を立ち上げた方が良い」と言っているそうだ。
 競技としての柔道は、本来の武道ではなくなってしまった。柔道を日本の誇る文化と思うならば、国際団体から脱退して「日本の王者」を決めればいい。
 
 かつて、オレも憤慨したよ。袖がね。ギュッと絞られて、掴めないのを着て来たり。まるで今でもボクシングだよね。あれで目を突かれてケガする選手は多い。そのために平常心を忘れることだって、あるだろう。

 どの競技でも、あるでしょうが。「勝つための方程式」があって、それが鑑賞の邪魔をしている。体操で言えば。中国のように、ポイントを稼げる、リスクを避けたワザを多用する、とか。そのために、中国の鉄棒は見ていて、究極につまらない。あれで橋本と同じ点数かよ。

 日本の体操は、見ていて楽しいし、姿が美しい。その上、高得点を取ってしまう。相(あい)反する成績と両立してしまうニッポンの体操は内村航平が確立した。それを引き継いでいる彼らを、月並みだが誇りに思う。
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前言撤回、やっぱり五輪は楽しいワ。

2024-07-28 10:48:59 | 日記・エッセイ・コラム
 オリンピックを毛嫌いしているのが、ワシだけじゃないのが分かった。スポンサーが降りている。アサヒビールとか。株主トヨタさんも、次回から降りるそうだ。痛手だね。
 それに若者離れ。なるほど、それで変なスポーツに手を染めているのか。あの何だか街の通りの手すりを滑り降りるスポーツ。てか遊びだよな。それが採用された。日本が強いからまあいいんだけどね。ただ見栄えがね。全くしない。どうやって客を惹きつけて居られるんだろ。それこそ若者か。

 夕方の男子バレーボールを見た。期待を裏切って、早速負けた。オレは事態をありのままに受け入れるタイプだから。ココロの痛手は無い。そもそも体格で負けているのに頑張っていると思うよ。器用な選手が多いんだね。トスも上げられるなんて凄いよ。あとジャンプサーブ。後半の大事なところで「一か八か」の勝負に出る。きのうは裏目に出て負けた。天井でカメラが高速で移動するので邪魔らしい。まだまだ修行が足りない。こんなこと書くと、一斉に非難が来るだろな。

 きのう初めて、2画面で見たス。、無理だス。照ノ富士が隆の勝に3秒で押し出されるのを見逃してしまった。バレーに集中していたからだ。
 相撲は仕切りが長い割に、勝負が早い。何回も仕切りを繰り返す間に、バレーは点数がボンボン入る。そっちに魅入ってしまう。アレ、いつの間に決まったんだ。

 角田夏実。つのだなつみと呼びます。覚えてください。スマートな柔道家です。相手が警戒する「巴投げ」を繰り出して、それでも勝てる。凄いと思います。ワザを極めました。足の裏で、相手の腰をコントロールして。逃げる方向に向かって押さえ込む。ドッコイショって、持ち上げる所が痛快ですな。畳を離れたら、相手はバタバタするしかない。ほんと、ミジメ。

 それと顔がいい。ショートカットが似合う。澄ました顔で勝ち進んで行きました。決勝の入場場面では笑っていました。あれ、どういう心境なんだろう。意味不明。まだ闘いが始まって居ないから? どういう思考回路してんだろ。

 体操の橋本大輝。体調悪そうですね。ま、こういうこともあるさ。世間はガッカリしているでしょうが。私は、ありのままを、受け入れます。楽ですよ、この角度。後味の悪さが残らない。正しい鑑賞の仕方として、お勧めします。

 結構、見ているじゃないかって? そうなのよ。眠れないのよ。暖かく湿った空気のせいで。約2時間おきに目が覚めます。エアコン掛けっぱなしだと、体が冷えてダメなんです。旧式だから。
 これでも生きて居られるのは、枝豆のおかげ。

 やっぱりね。可愛い女の子が競技してるでしょ。負けたら、選手村という個室で、発散したらいいよって。いう方向に想像してしまいます。
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オリンピックは見ない

2024-07-26 16:47:27 | 日記・エッセイ・コラム
 私は原則オリンピックはライブで見ないと思う。これ以上、体調を崩したくないから。たまたま目が覚めたら、見ることはあるかも知れない。

 でもそれをしたら、確実寝不足になって、調子が悪くなるのは目に見えている。この、あらゆるものからカビが生えて来そうな「湿気」が収まるまでは、用心する。

 水害で、ある人が車を運転していて、道路でないところに流されていって。警察に電話したらしい。パトカーが来たものの、パトカーも流されてひっくり返り。二人の警官が行方不明だ。
 おれもやっちまいそうだ。こういう時は冷静になって、(無理だろうが)消防だろうと切り替えて、119番しなくちゃな。教訓は、あとからやって来る。

 ちらっと散歩した。駅前の藤原商店の正三氏の筆が冴えている。いつにも増して、力強い感じがする。彼にとっては、野球は特別だろう。もしかして柔道よりも。何しろ秋田高校出身で金農の校歌をスラスラ歌えるもんな。反っくり返って。

 で、通ったついでに、グラウンドを撮影させてもらった。声が良く出ている。にぎやかだ。気合いが入っているようだ。

 なんかね。吉田くん以外に、1番バッターで主将の高橋くんは兄が横浜戦で逆転3ラン打った彼で、コーチもやっているし。準決勝で決勝打を放った5番センター大友の弟も2年生。近江戦で2ランスクイズを決めた齋藤くんの弟が1年生。彼らが集まったのは偶然ではない。

 フヨウの花が咲き始めた。大きい花だ。雨の影響も無かったみたい。きっと手入れがいいんだろう。石が趣味のご主人、今日は見なかった。何回も通うから、挨拶できるだろう。
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地方の人口減が止まらない? 結構。

2024-07-25 14:49:46 | 日記・エッセイ・コラム
 関係ないけど今、炭水化物大好き症候群に陥っています。とにかく、おかずよりシャリが食いたい。ご飯に乾燥ワカメを振り掛けてパクパクパク。ベルトコンベアーのように入って行きます。
 これで夏バテ解消。なるほど。世間の人はこうやってぶくぶく太っていくのか。

 新聞が秋田県の人口は80万人に減という見出しを見ました。またかいな。もう秋田よ。間違い、飽きた。80万人台になったか、なるのか知らんが。
 じゃあキミらマスコミの人間で。子供を3人以上作った人、居るのか? 居ないだろ。居たとしても、その方は稼ぎが良くて、子供を作る元気があるんだろう。二人じゃあ、減るのが当たり前。

 残念なのは、子育てが楽しい、って事を誰も宣伝しない事。忘れたんだろうなあ。娘を見ていると、日々新しい事を始める我が子を見て。新鮮な感動があることが分かる。
 初めて歩いた日。テーブルの底で頭を打って泣いた子が、テーブルの上を覗けるようになった。初めて、やんちゃな言葉を言い始めた日。どごで覚えだんだ? 自分に起こった事を、必死に説明を始めるが、半分しか分かってもらえない。
 子供から元気をもらっている娘を、見ている自分も幸せになれる。

 もちろん子育ては大変だ。だからこそ。合間の貴重な瞬間に癒される。

 これはね。日本が「人権」を言い始めた時から、決まっていたことだよ。他に何がある。女性の権利。男女平等。賃金格差。取り巻く状況の中で、子供を3人作れるか? 昔のようには、行かないだろ?

 人口を増やしたいなら、昔に戻るしか無いんだよ。

 それか、移民を受け入れるか。インバウンドの観光客に、ビラ配りしたらどう?

 番組の途中ですが、大雨で避難指示が出たので、中継します。ミヤネ屋を見てますが、子吉川と石沢川をごっちゃにしています。石沢川は支流で。まだ由利本荘市の市街地は、決壊した水が溢れて来ていませんので、ひと言。

 ただ石沢には、オレに酒飲みを教えてくれた上司が居る。どうしているやら。えっ、子吉川も氾濫した? たいへん。

 
コメント (2)
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