毎年しゃべってるんだが。とても残念だ。テレビクルーは全く分かってない。
あれじゃあ、花火の競技会って「線香花火大会」かって、思われるぜ。
一応整理するか。テレビは横に長い。だから競技に参加の業者さんの上げる花火は、画面の半分あればいい。横のスケールを使う花火は、合間に入るスペシャル・スターマインと大会提供花火の時だけだ。
それもカメラマンは○○タマ小せえので、画面からはみ出るのを怖がるあまり。思いっきり「引いた」絵になる。あれじゃあ線香花火大会にしか見えましぇ~ん。
7台もカメラ使っているそうじゃないスか。初めから画面を分割して、こわごわ引いた絵と迫力ある中心の絵を同時に映したらどうです? こっちは審査員じゃないんだから。初めから角が少しぐらい欠けたって、大きくて迫力ある絵の方がいいに決まってる。
とまあ苦情を述べたが。実は今回初めて4kで見た。素晴らしかった。ほぼ現場で見たのと同等の精度で堪能した。むしろオレの裸眼より精細だったと思う。近視だからな。
UPにした時の、星が飛び散って、落ちて行く姿が一個一個鮮明に見えた。あれほど精細かつ高輝度だと、辺りに漂う「けむり」が浮かび上がって。まるで幽霊のようにハッキリ見えるんだ。これは新しい表現方法が可能になるよ。
ゲストの井上咲楽は頭のいい子だね。隣りに専門家がいるもんだから。疑問をすぐ吸収して。花火の見方が上手になっていくのが分かる。即座に今の業者の花火を口に出して表現することが出来る。
何にしても。テレビ買い換えて良かった。4k・8kは、花火のためにあるってことが分かった。壊れて正解だった。ありがとう、ハイビジョン。さようなら、ハイビジョン。WBCも見れないようだし。
良かったのは、フィナーレの10号早打ち30連発。曲は津雲優「いざないの街」
あの曲を大きく流してくれよ。聞こえないよ。あとで動画見ようっと。
決まり事だけど、一抹の寂しさが漂う。
ああ、夏が終わるんだな、と。