松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

桜でも、見るかい。

2019-11-30 07:43:47 | 日記・エッセイ・コラム

 野党が全力を挙げて追及した「桜を見る会」。

 シュレッダーの履歴が復元されようとも、名簿が出現しようが、政権は倒れない。

  小林よしのり氏が、早くから言っている。森友・加計学園では公文書改ざんで官僚が自殺している。それでも倒れなかった政権が「桜を見る会」で倒れますかね?

  なぜこれほど強気で、知らんぷりを決め込めるのか。

  郷原弁護士は、「あへ総理は、将棋で言う詰みの状態だ」と述べた。それでもなぜ、検察は動かないのか。

  それはね、「完全に政権に飼いならされてきた検察に、問題の違法・犯罪の疑いを取り上げる意思があるとは到底考えられない」

  韓国を笑えるほど、日本の司法は独立していない。ってことだよ。

  ほっほうー、黙って聞いてりゃ、いい気になりやがって。

  庶民を舐めるのも、いい加減にしろっ。

  この白鳥(薄情)者っ!

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盛岡市民は、親切。

2019-11-29 07:26:54 | 日記・エッセイ・コラム

 古本屋でめくら暦を買い、店舗の写真を撮って、すぐ前の横断歩道を渡ろうとした時、橋を渡ってくる自転車のおばちゃんが、まず止まってくれた。

 すると後に続く車が、速度を落としてそれにならう。橋方面は、数台が停車した。左から来る車が1台。それを見て、止まってくれた。

  秋田では、あり得んな。と思いながら感謝の手刀で渡り始めた。向かい側から親子の歩行者が、同じくタイミング良くやって来た。

  気分がいいね。旅行者をこういう気持ちにさせてくれる盛岡は、やっぱりオレが住んでいた頃と変わらない雰囲気を持っている。

  という流れで、混雑の市内を抜けて、4車線の快適な道路を走ってくると、いつの間にか1本に合流する所に来た。走行車線を走っていたオレは、右車線に移動しなければならない。

  それでアクセルを吹かして一気に前に出て合流しようとした。そしたら横に居た白いワゴン車が猛烈に追い上げて来た。

  加速では断然こちらが有利だったが、ここは一歩下がって、前に行かせようとした。するとあいつが合流を邪魔する態度に出た。

  こっちは車線が狭まって行く。右へ右へという矢印が短くなっていく。このままでは行き場が無い。ガードレールにこするか、相手とぶつかるか。どっちかだ。

  オレはアクセルから足を離しているんだから、相手もそうしているはずだ。並んでデンジャラスゾーンに入っていった。なんてヤツだ。

  ヤバい相手を刺激してしまった。前に行った白いワゴン車は、トロトロ、トロトロ、走りやがる。くっついたら、また何か仕掛ける態勢だ。

  オレは車間距離を取った。200mほど距離をとって、時速40k前後でついていく。迷惑なのは、後ろのダンプだ。しかし様子を見ながら後を続く。おそらく一部始終を目撃しているはずだ。納得してくれるだろう。

  そうやって500mも離れたかなと思う頃、雫石で岩手山の方角へ去っていった。

  台無しだな。盛岡の印象は、このためにほとんどチャラになった。あーいう野蛮なヤロウは、盛岡市民であるはずがない。

  しかし岩手山の麓といふ事は・・。宮沢賢治をも、侮辱しているんだぞ、にゃろめ。

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南部めくら暦

2019-11-28 07:23:06 | 日記・エッセイ・コラム

 夏にお中元をもらっておいて、何も返してないので、盛岡からギフトを送ろうと思った。かわとく一番館の5000円、7000円とセットになったお歳暮は目に悪い。恥ずかしいほどの金額で一つ手続きした。

  ついでに、二つ目の目的を探した。南部めくら暦は、どこで売っているだろう。来年用は見たいが、古いので構わない。とにかく現物を見たい。

  中津川のほとりを上流へ向かう。上の橋のたもとの古本屋を目指した。

 あやしげなツタに覆われた喫茶店の前を通る。

 前の日、火野正平がコーヒーを飲んだ店だ。ちょうど店の方が外に出て来た。

 「写真っこ、撮ってもいスか」きのう正平ちゃんを見たと言ったら、そうらしいですね、みんなに言われる、とおっしゃっていた。あれは2016年の岩手県版だった。

 学生時代は、平凡パンチやエロ本を探した店。

  私の勘は当たった。なにしろ店の袋に書いてある。

 それでまた一つ、興味が増えた。ナニ?「南部四種めくら経」しまった、店で気付くべきだった。まあいい。どうせオレには買えない値段だろう。

  南部めくら暦の創始は文化初年ころに遡る。江戸時代に一流の絵師を採用して数千部手摺したもので、最盛期の大正時代は1万5千枚に達した。このように本格的な文盲対象の絵暦は多分日本唯一のものであろう。とある。しかも太陰暦を採用した不自由なものを現代まで続けていることが、民俗的資料としての価値をさらに高めている。

  さわりをひとつ。右から読んで下さいね。一番上が年度です。

 和楽器の笙(しょう)と輪で昭和。重箱が5重とサイコロの目が4で、54年。やぎ歳、じゃなくてひつじ。右側が大刀で大の月、左が小刀で小の月。

  誰か荷物を担いで走っています。「盗賊が荷を奪う」で「にうばい」・・・「にゅーばい」「入梅」太陰暦で五月十七日。

  鬼が逃げているから、豆まき。おやじが裸で、「土用」てな具合です。

 この柄は年度が替わっても、そう変わりません。何しろ庶民の理解が大切ですから。サイコロの目の数は、知ってたんですね。でなきゃ、すごろくも出来ないし、賭博も出来ないですもんね。

  平成は、確か「塀」となんかだった。令和は、どんな絵か。興味ある。

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右翼の意見

2019-11-27 08:03:11 | 日記・エッセイ・コラム

 自民の重鎮が女性・女系天皇について寛容な発言をしている。面白いね。アヘさんとは、考え方が違うようだ。

  ただ、国民の理解が進んでいないと思っている人はいる。女性と女系の違いが分からないとか、そういうことだ。

  たまたま検索していて、右翼らしい人の考えていることが分かってきた。

  一つは女性天皇になると、世間体(世界に対する)が悪いという事だ。女性は低く見られるだろうと思っている。

  その人は天皇を、世界唯一のエンペラーで、キングや女王とは違うという考えのようだ。

  その人はまた、日本を弱体化させる動きの一環ととらえる。女性の地位がどうとか、そういう動きだね。

 しかしそれは、今日の気候と同じで、さもしい限りだ。ちなみにうちはマイナス3.7度だった。凍り止めをしていて良かった。

  これだけ美智子さまが人気で、雅子さまも人気で、国民が支持している。この上もし雅子さまが主役だったら、どうなるね。

  祭事を自ら行う存在だったら、もっと畏れ多い存在になると、思わないかね。重要行事をこなしながら、各国の王室・賓客と余裕で会話なさる。国民が喜ばない訳がない。

  これを愛子さまに期待したら、期待外れだと思いますか。世界が下に見ると思いますか。もし世界が見下したとしても、日本国民の尊崇の念は変わらないと思いませんか。

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インバウンドで、客を奪うんど。

2019-11-26 10:21:22 | 日記・エッセイ・コラム

 近頃なんでもカタカナにすりゃカッコいいってんで、インバウンドなんて言ってますが。

 インバウンドとは、「入って来る」「到着する」「入庫の」「帰航の」「本国行きの」なんだ形容詞かい。という訳で「訪日外国人」を指す言葉なのだ。

  あの番組は好きで、よく見ます。国に帰る外国人に、アンケートを取って、日本のベスト25を決める。

  この前は「おみやげ」のベスト25でした。これで丁寧な日本のご当地おみやげの作り方を再発見して驚いています。24位の「奈良漬」 都合6回位漬け替えて、真っ黒なのが本物。その間に塩分が抜けて、旨味が入る。

  12位の「トラベラーズ・ノート」手作りとSNSの合体効果。8位の「さるぼぼ」名前を知らないが、我が家にもある。

  3位「古着」2位「竹かご」と来て1位が「白い恋人」だった。あの施設は遊園地並みでビックリした。

 小坂鉄道のレールバイクが外人に好評だと新聞に載っていた。日本人のボクは、あんまり興味ないが、外人には楽しいんだろう。多分まわりの自然とのマッチングがいいのだろう。

  この田舎にいて、雇用を増やすのは難儀だが、地道にインバウンドを増やして行けば、そのうち行くべきベクトルが見えて来るのかも知れないね。

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