松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

アカシアの天ぷら

2017-05-31 19:24:21 | 日記・エッセイ・コラム

 町中に(村中にしとくか)アカシアの香りが漂うようになって、娘から連絡が来た。アカシアの天ぷらを揚げたら、食べに行くから知らせろという。我が家では、年中行事の一つとなっていた頃があって、その味を覚えていてくれたとは有り難い。

 明日は雨だから今日にした。とっておきの甘いアカシアの花を探して、近所から順に香りを嗅ぎながら結局、飯島まで行ってしまった。

 この天ぷらの場合、天つゆが合うと思う。しかし娘は確かこの前は天つゆだったはずだが、塩で食べている。

 最初の頃は採った場所が良かったのか、揚げている間すごい香りが充満した。本日はそれほどでもない。最近、蜜の入り方が悪いなあ。

 一度、本場・小坂町に行って、味を確かめたいもんだ。

 娘は食べたら即、帰って行った。

 

ps.「アカシア祭り」で小坂町へ行っても、アカシアの天ぷらは出ないようだ。

   長野県では食べる習慣があることが知られている。さすが長野、食文化も先を行ってる。

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ペットブーム、本当の理由。

2017-05-30 19:59:28 | 日記・エッセイ・コラム

 うちにムコという、男の子と言うかオネエのネコがおりまして。

 ムコーッと呼ぶと、ニャー。

 さらにムコーッ、めんどくせーなー、しっぽだけクイッ。

 動物だと思って油断していると、たまに聞き耳を立てている時があります。不意打ちを食らって、取り繕うのを見たことはありませんか。そうです。やつら、さりげなくこちらを監視しています。

 今彼らは宇宙の彼方からはるばる地球に来て、ボクらを観察しています。前はイヌを使っていましたが、大胆にも家に入り込んで24時間監視体制を取っています。だから猫ブームなんです。

 もう既にネコに心奪われ、アンダーコントロール状態になっている飼い主が多く見られます。もうすぐ異星人による地球支配計画は完了します。

 あーっ、体が動かないっ。

 お前か、上に乗っているのは。

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八望台より

2017-05-29 11:57:33 | 日記・エッセイ・コラム

 いつぞや「年賀状コレクション」というタイトルで書いた増田画伯の絵が手に入りました。しかも無料で。

 きのう由利本荘市まで出掛けた甲斐がありました。本荘高校のOB会(職員のOB会)に出席していて、たまたまテーブルも増田先生と同じでした。そしたら抽選で私が呼ばれたわけです。うれしーっ。抱きつきたいくらい、うれしかったです。

 それでさっそく彩画堂まで行って、額縁を買って来ましたわい。オーソドックスなのもありましたが、バックが暗い方が映えそうな気がしてこれにしました。

 偶然にも題材が男鹿半島だったし、行くとき男鹿線のそれも新しい蓄電池車で秋田まで行ったので、出会うべくして出会ったのだと思います。

 戸賀湾と二ノ目潟です。最近人が行かないとウワサの八望台から見た景色でしょう。

 増田先生ー、ありがとー。大事にするからね。

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所功先生の、ふところの深さ。

2017-05-27 12:01:17 | 日記・エッセイ・コラム

 BSプライムニュースで女性宮家について討論したので聞いていた。

所功先生は優しいなあ。男系一辺倒の百地教授に対して、ふところの大きさを見せてくれましたね。

 百地は、なんでいきなり「女性宮家」を持ってくるんだと不満をぶちまける。それは最後に出て来る話で、ほかに色々あるだろう。その最初に持って来たいのは「旧宮家の皇族復帰」だ。

 制限の多い窮屈な皇族に、誰がなってもいいと立候補しているんだ、と攻めたいところだが、我慢しよう。

 所先生は、皇室でお育ちになるということが(聖域で育つことが)重要だとおっしゃる。だから旧皇族のうんと若い方が(養子として)皇室に入り、成長されて、それを国民が見守る。それで八方よしとなったら悠仁さまの次の候補として有り得るかも知れないというようなことを提案した。

 これを百地氏は歓迎していたようだ。それまで所先生を攻撃ばかりしていたのにね。

 大事なのは自説を押し通すことではない。皇室の弥栄を第一に考える。

 自民党勢(自民・衛藤+ももち)の二人は、政府の見解を基に理論を展開するが、それは違うだろう。所さんのように、陛下の気持ちを楽にして差し上げる方向が第一だろうよ。

 いつも疑問に思うが、なぜ陛下は思うところを直接言葉に出来ないのだろう。そのことは政治と無関係だろう。

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にかほの宝物、池田修三。

2017-05-26 09:50:56 | 日記・エッセイ・コラム

 祭りの日、象潟に行っていた。しかし同じ日、酒田の祭りだったのでテキヤさんの数が激減していて、非常に寂しかった。近頃では沿道で見る人々も激減して、何やら車切(シャギリ)も当番町だけしか歩かなかったとか。

 得る物は何も無かった祭りだったが、最後に見せられたのがコレ。象潟と言えば池田修三。3月に全戸に配った「池田修三ガイドブック」だ。

 欲しいーっ。日曜は役所がやってないのでその日は帰って、月曜電話した。送料の250円切手を貼って、返信用封筒を送ってくれれば1部差し上げますとのこと。直接取りに行く気満々だったが、送ってもらうことにした。

 内容は特に新しい事はない。今までの集大成だ。どういうきっかけで盛り上がることになったか。市民に版画を送る文化が根付いたか。紙上作品展22作品と詩人とのコラボ3点。

 修三さんは最低でも8版以上重ねて色を出す。この絵、「はじまり・1月」1982年は、4枚の版木を両面計8面を彫り、13色を11回に分けて摺り重ねた丁寧なもの。すごい手間です。一人でこなすから、値段は上げさせない。下絵の段階で想像する色の計算力。これが凄い。

 欲しい方は請求してみて下さい。ただし一家に1部だけです。郵便局に行ったら250円の送料はないとのことで、300円ならあると言われて300円分貼った。サイズはB5版。私は大きめの角2封筒しかなかったので折って、長3の封筒に入れ、お願いした。往復3日で着いた。

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