松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

吉田拓郎LP「ともだち」を聴く

2022-11-30 13:03:34 | 日記・エッセイ・コラム
 つま恋コンサートでの吉田拓郎と中島みゆきの共演を、最近TVで見た。
 中島みゆきは拓郎の追っかけをやるくらいの熱心なファンで、つま恋での「永遠の嘘をついてくれ」で一緒に歌うことになった。なんも知らんかった。
 オレは中島みゆきと誕生日が二日違いの同世代。なるほど。同じ青春時代を、拓郎に心酔した仲間じゃないか。てへっ。
 まあ、神様と言えば大げさだが。それくらい強く影響を受けたことは間違いない。

 その拓郎の、当時のFMチェックで集めたカセットテープ・コレクションで、なんぼ探しても見つからないカセットがある。それが「ともだち」だ。№6と銘打ったBASF社製の、グレイでブック型をした変わったケースに入ったものだった。
 そのLPをこの間、発見したものだから、私のウキウキした気持ちが分かるでしょう。
 状態は悪くなかった。ノイズはB面にちょこっとあったが、気になるほどではない。何しろ「実況録音盤」なので、その場のライブ感が良く伝わってくる。一番感動したのは「老人の詩」でしょう。客は初めて聴く「替え歌」だったに違いない。♪風呂に入る時 老人は とても熱っついのを好むのです あ~(はは)それが老人 歌いながら、自分でも笑ってます。

 あと1年ぶりだと言う「イメージの詩」7分7秒。大作です。特に水夫と船が登場するフレーズで、近くの客が手を叩いて喜びます。お気に入りの「例え」なのでしょう。♪古い船を今、動かせるのは 古い水夫じゃないだろう
 その通~り。国会をご覧なさい。思えばあべさんは、登場した時、若かった。でも、あんな人だとは知らなかった。

 ネットに接続すれば、苦も無くいつでも好きな時に聴くことが出来る。それは「便利」と、言えるだろうか。

 自分のモノにした実感が、あるのだろうか。オレは手に入れたよ。偶然だったが、青春の血がたぎる熱い一コマを象徴する1枚を、こうして持っているよ。
 1700円のレコードが、50年を経て2200円。

 ♪この貴重なひとときを老人は 何かをしないではいられない 皆さん年寄りを このひとときも ワシの壮年期

 壮年期(40~64)とっくに過ぎてます。「高齢期」です。まだまだ、これからです。
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雫石あねっこのキムチ漬け

2022-11-28 09:13:56 | 日記・エッセイ・コラム
 昨日は朝が明けたか分らない程の暗い曇り空で、ひまわり画像で確認すると、岩手は晴れていた。
 それで一人単独で(ダブってます)仙岩峠へ向かった。途中休まないで行ったら、雫石まで2時間弱で着いた。

 岩手山が見える前に、春木場あたりで国道46号から離れ、御所湖の裏側を散策した。というか、御所湖は10kmくらいある大きな湖で迷ったんだけど、それも含めて賢治のふるさとを堪能した。
 山は削れた跡が3カ所あって、それぞれ有名なスキー場なんだろう。賢治が見たらさぞガッカリするかな。それとも真っ先に滑るかな。

 つなぎ温泉を経由して「手づくり村」へ行く。日曜だから人は居たが、寂れた感は隠せない。よく今も営業していると思う。裏には南部曲がり屋があったりするんだが、行く人は居ない。ただ一組だけ、変わり者が見学していた。
 土産物屋を奥まで探すと「八幡平地熱蒸気染め」の織物があって、あれは初めて見た。

 さてお土産は、何にしようか。と道の駅「雫石あねっこ」の産直を探した。ここは盛況だった。人をかき分けて進むくらいだった。狭いし、カゴを持っているし。
 南部せんべいの厚いのは好物だが、ここじゃなくても買える。冷蔵ケースの漬物が目に入った。カラフルだし様々な「ガッコ」があったが、「キムチ漬け」が興味を引いた。雫石のあねっこが作るガッコは、なんたもんだべ。
 気味悪いくらい赤いのを避けて、程よく赤い袋を取り、ついでにカブ漬けを買う。百何十円とか2百円くらいの、程よく小さめの袋だった。

 さっき食った。キムチ漬けの大根角切りは、見た目より辛かった。でも、何か物足りなかった。それが何か、すぐ分った。甘さと旨さが足りない。というか物足りない。秋田県人だなあ。
 やっぱり「砂糖」が入ってないとダメだ。砂糖をまぶして、調整しましょ。

 あっ。コスタリカ戦ね。コメントは控える。確かに見ました、とだけ言っておきましょう。
 あれは「だ~れのせい」でもありゃしない。みんな、おいらが悪いのさ~。
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高齢者講習で身に染みたこと

2022-11-26 18:41:30 | 日記・エッセイ・コラム
 午前中、電気屋に行って、ついでにハード・オフで吉田拓郎のLP買って、帰りの車の中で唐突に思い出した。

 やべえっ。今日は高齢者講習だった!

 時間は午後3時からだから充分間に合う。けれど、そのビックリしたこと。
 それからの時間は、LPを聴く余裕もなく、ただ時間ばかり気にしていた。
 で、本番ですが、2時間みっちり受講して来ました。最初の1時間は主に視力検査。3台の機械で測り、結果がロール紙に出て来ます。

 一番ヤバかったのは、夜間視力を見る「眩光下視力」 二つの光に邪魔されて、なんも見えませんでした。あと「動体視力」で遠くから近づく輪も、かなり大きく目の前に迫ってから、ようやく見えました。
 コントラストが問題だと思うな。それと室内の暖房が無く、ガラスに必死になってくっついて見ているもんだから、曇りがちで。さっっぱり。

 あと「視野」は自信があったんだけど、161度で、まあ60代並みってところかな。

 実車に乗るのは楽勝だったはずなのに、女性教官だったせいか、ソフトに運転し過ぎて、ちゃんと「白線」で止まってね、とか停止したとき若干動いていましたよ、なんて言われたりして・・。
 全然、気が付かなかった。まあ、いいわ。
 免許更新には影響が無いはずだから、安心してこの終了証明書を持って更新してくるわ。

 帰って来て後半の相撲は見た。王鵬はいい経験をした。自分の実力が良く分っただろう。あとは3人の日本人の戦いだ。モンゴル勢が、この中にいないことが、なによりだ。昇豊龍め。するどい眼光に見えたが。意外とメンタル、弱いな。
 
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ドイツ戦勝利、おめでとう。

2022-11-24 08:56:44 | 日記・エッセイ・コラム
 たまたま0時前にトイレに起きた。TVを点けた。アディッショナルタイムだった。点数を見てビックリ。しかしロスタイム(古い用語)は長かった。7分なのに、過ぎてもプレイは続いた。あれは、どうなっているんだ。ロスタイム中のロスタイムを加算しているのか。ロス、あったか。

 サッカーは分らない事が多い。キーパー権田の反則だって、相手が勝手に転んだように見えた。二度転んだ。二度目に派手に転んだから、審判の目に留まったに違いない。あーいうPKを誘導する技術を持った選手は厄介だ。
 これにわたくしは愛想を尽かしたという事がある。サッカーが嫌いになった。ずるいチームが勝つ。サッカーという競技は、点が入りにくい。1-0で勝てるスポーツだ。日本はかつて、PKで辛酸を嘗めたゲームが多い時代があった。

 それを、乗り越えたんだね。凄い事だよ。

 しかもシュートを決めた二人がドイツでプレイしていた。髪の色も同じ。グレイに染めていた。髪の色を見ただけで、自己主張の強い選手が多いことが分る。長友は赤。緑も居たか。カラフルになったね。
 あとね。日本人が足の長さで負けていた時代もあった。同じアジアでも。中東の選手は足が長い。股下で負けていた。予想外の所から、足が出て来た。そういう時代も、克服したんだね。

 あとね。克服して欲しいのはサッカーのIT化だね。AIでオフサイドを自動的に判断するそうだ。あれは厳しい。しかし平等だ。アルゼンチンは、それで負けたらしい。
 それ以外に、そもそも審判の判断が曖昧だ。

 あのPKもそうだ。

 先に審判を、「AI」にして欲しいよ。
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シクラメンのかをり

2022-11-23 18:15:53 | 日記・エッセイ・コラム
 今日はどこも寒いみたいね。きのうは晴れ間があったので、温室は快適だった。ここは「ブルーメッセ」という温室付「道の駅しょうわ」。昔の名前が「昭和町」 温泉は付いてないが、近いので良く行く。

 今はシクラメンフェアの最中で、平日にもかかわらず人が出ていた。レジには、シクラメンを抱えた客が行列を作っている。売れるねえ。景気が悪いし。コロナが暴れているのに。

 高いのもあるが、500円とか450円とか安いのもある。可愛い小さい株だ。これなら手が伸びるはずだ。

 この冬のためにオレは何にも花を買っていない。シクラメンは金農から800円で買った鉢が2個元気で、花が2輪開いたところ。もうちょっと暖かい日が続かないと寂しい。

 同時に沖縄道の駅と組んで「沖縄フェア」も開催中だ。「やぎ汁」の重たいパックが一番衝撃だった。

 かつてはブーゲンビリアが北側の窓を覆い尽くしていたが、今は見る影もない。温室で毎年花を咲かせるのは難しいらしい。沖縄では「雑草」扱いだそうだが・・。

 今日はワールドカップ初戦。私は少し冷めた目で見ている。今まで期待を裏切られ続けた想い出しかない。

 ドイツに勝つような事があったら、あしたの王鵬も豊昇龍に勝てるかも知れない。
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