松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

「乳がん検診に潜む危険」

2015-10-28 17:32:04 | 日記・エッセイ・コラム

 日本人は、テレビと芸能人に影響されやすいです。しかもそれが美談であれば、一般庶民は飛びつく傾向があります。北斗晶のケースがそれです。今、病院は乳がん検診で、医者はホックホクの状態でしょう。

 さて、先進国の欧米では盛んに検診が行われている、と思うでしょう。実は反対です。乳がん検診は、受けても、受けなくても、死亡率は変わらない、という結果が重要視されています。だから国民こぞって乳がん検診に行こう、などと奨励はしません。

 女性として、シンボルである乳房を切除する。こんな残酷なことはありません。風呂に男が乱入してきた場合、隠すのは胸だと聞いたことがあります。それはつまり男で言えば、シンボルとはアレに当たります。アレが切除されたら、(なんかニュースになってますね)生きる意味なんかあるのだろうか。と、考える人が出てきても不自然ではありません。

 そして問題なのは、がん組織が悪性なのか、良性なのか、医者にも分からないということです。ほっといても70、80まで生きている人もいます。それに北斗さんのように、毎年欠かさず受けていても、ああいうことになります。半年ほど前、乳がんは切らずに治る、というお医者さんが現れてちょっと話題になりました。

 自分の細胞は、自分でコントロールしましょうよ。治そうとする力が、人間には備わっているのですから。ガンと宣告されて、治療でやせ衰えていく姿は、見るに忍びません。戦うための体力が、医者のために削がれていく。これが医療費を稼ぎたい人たちの本音でしょう。「早期発見、早期治療」この意味は、私には「患者を増やそう、医療費でガバガバ儲けよう」と聞こえます。これでいいのでしょうか、皆さん。

 これも、ビジネスジャーナル・富家孝(ふけ・たかし)医師の文章を参考にしました。

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