松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

第3波収束は、律義な日本人だから。

2022-01-31 13:40:34 | 日記・エッセイ・コラム
 ほかの国より遅れて、ワクチンを始めたのに。圧倒的な速さで収束したデルタ株。その秘密は、日本人そのものに、あると思う。
 何を実行するにも律義な方法をとる日本人。それはワクチンの運送方法にも反映されているんじゃないかと思う。あのマイナス70度でなければ運べないファイザー製ワクチン。それほどに揺れに弱い。あれを小瓶の一つ一つまで、期待どおりにファイザー社で詰められたかどうかは別にして・・。

 まず航空便でベルギーのブリュッセルから全日空が担当した。日本に到着してから40分以内に、国内の輸送担当に引き渡す必要がある。通常120分を3分の1に縮めた。
 国内はヤマト運輸ほか2社。ここが各自治体まで運ぶ。日本は国土が狭いし、幹線道路はしっかりしている。問題なし。

 次は接種会場まで小分けで運ぶ作業。当初、マイナス15度以下でと注文が付いた。あとで「冷蔵」も可となった。
 この段取りを、日本なら指定通りやってのけるだろう。市町村でコンセントが外れているのが発見されて、廃棄したというニュースがあった。何件かニュースになって、非難の目で見られたことがある。あれすら海外では、慌てて電源を入れて、そのまま使ったかも知れない。凍っていたら大丈夫だろう。マイナスなら使えるさ。とか言ってな。

 日本人は規格どおりのワクチンを全員が受けられた。しかもその速さが尋常でない。あっという間に7~8割に達した。最初の人の抗体価が落ちる前に。これで他国に先駆けてウイルス包囲網が完成した。

 このことを、夢を見ながら夜中に考えた。日本人は、こういうことに関しては、どこより真面目で律義にやってのける。そういう正直な民族さ。

 このスピードを可能にした前の総理。なんてったけかな。もう名前も忘れたな。でも。支持率以上のことは、したんじゃなかろうか。

 彼ならオミクロン、どうしたかな。また小池さんとのバトルが見たくなった。

ps. 今、第6波なんだって。なぜ3波と書いたんだろ。寝ぼけていたんだな。
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ジョン・レノン復刻版めがね

2022-01-28 13:21:02 | 日記・エッセイ・コラム
 20年来愛用の眼鏡を更新するつもりでメガネ屋に行った。場所は通り町のメガネのカモヤ。秋田では老舗だ。年配のお母さんが相手してくれた。で、同じような丸いフレームを探しているんだけど。というと3個ぐらい出してきた。う~ん、違うな。結構な値段の3万円代のフレーム。次に、こういうのもありますよ、と出したのがジョン・レノン復刻版。「ぬわにっ! ジョン・レノンとな」これですよ、探し物は。絶対、コレ。今のも、それに近いので気に入っている。顔が上下に長いので、オレにも合うはず。

 けさの新聞の、読みやすかったこと。フォントが大きくなったかと思った。

 レトロ自販機の件の続き。ドキュメント72時間「秋田 真冬の自販機の前で」初回放送が2015年3月。人気投票で年間1位となる。その後、佐原社長の船舶食糧商が店を畳むということで、1年後また撮影にやって来た。それが「惜別編」。都合3回、放送された。
 あの中で自分が印象に残るのが、グループでやって来た1団。一見家族のようにも見えたが、構成がチグハグ。スタッフ「みなさん、どういったご関係で?」「あ~、すみません。肉体関係です」やってくれました。秋田にもこういう気の利いた人が居たんだ。

 詳細を逐一、報告してくれた山口県の女性のブログがこちら。何回も観たが、これを見てまた、はっきり思い出した。映像あり。でももう2019年から更新していない。

  
しあわせなまいにち 
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朝メシは、レトロ自販機で。

2022-01-26 15:28:05 | 日記・エッセイ・コラム
 朝メシを食い損なったまま、妻をクリニックに連れて行った。9時半、セリオン・リスタにある自販機にて天ぷらそばを食う。

 誰もいなかった。ただ一人、佐原の社長だけ。

 おれが最初かと思ったら、容器と割りばしを見て5~6人来た事が分かった。

 空腹を満たすには十分な味だった。

 こことスーパーに行った感じ。いつもと何ら変わらない。今となっては、まん延防止措置を申請しない県は少数となった。恐怖を煽っているのは、間違いなくテレビ。

 それを見た人々は、国の方針を支持するようになる。だからコロナ対策だけで、政権の支持率が上がる。この悪循環は、テレビの出演者が濃厚接触で消えるまで続く。

 ここまで死者が少なくなると、ワクチンが問題になってくる。2年で1400人の方が亡くなった。3回目を打つ意味があるのか。このほうが問題でしょう。しかもこの方々は、一人として救済措置を受けられていない。国が認定しないからだ。

 その理由は、因果関係を認めるのが難しいから。健康被害を受けて生きている人は、認定される。400人が認定された。それは健康診断ができるから。どこがどう悪くなったか診断書が証明できる。

 客観的にこの数字を見ると、1400人の犠牲でコロナの死者が2万人で済んだ。ワクチンは打つ意味がある。と国を預かる人間は思うだろう。

 元気な若い息子を亡くした、63歳のお父さんには、その論理は通用しない。

 ps. シカ~シ。無接触の自販機は。いいシステムだ。
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「旅屋おかえり」は程よく力の抜けた佳作

2022-01-25 14:17:38 | 日記・エッセイ・コラム
 NHKプレミアムで今日19時から始まる「旅屋おかえり」を、地元ということで先行放送を見た。1夜目を見た感想は、どうということは無かったが、2夜目が良かった。グッときた。

 そしたらスポニチで評価の高い批評を書いていたので、な~るほどと思った。従来にない発想のドラマ作りで、観る方が戸惑った。安藤サクラの旅する物語だが、変な名前だなあと思ったら、「おかえり」だから「丘えりか」な~んてね。
 今日のは見なくてもいいから、明日見てね。しょっぱなの秋田の田舎。ちっとも絵になっていない。せめて内陸線なら紅葉の絶景をバックに欲しかった。だから、そこまでこだわった作りではない。中身は人情だから。

 見どころは、むしろコレ本当に脚本通りやってるんだろうか、って言うゆるさというかフレキシビリティー。かも知れない。安藤サクラは「こころ旅」の日野正平を意識して演技していたらしい。シリーズ化するつもりでいるって。そういう目で、見てやって下さい。このくらいハードルを下げたら、どうだ。

 秋田の小正月行事、湯沢の「犬っこまつり」が中止になった。おそらく鹿角冬季国体まですべて消えてなくなるだろう。おー まい ごっ。
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どじょっこ・ふなっこ

2022-01-24 13:21:10 | 日記・エッセイ・コラム
 テレビで偶然知ったが、「氷花(しが)」という言葉は標準語だった。方言だと思っていた。 ♪は~るになれば し~がこも解けて どじょっこだ~の ふなっこだ~の よ~るがあけたと おもうべな
 これ実は、わだくしが卒業した金足西小学校で生まれた曲。昭和11年のこと。

 玉川学園が演奏旅行で立ち寄った金足西小学校(尋常高等小学校)で、夜の歓迎会の席上、地元に伝わる詩吟調の歌を聴いた岡本敏明先生が即興で曲をつけ、混成三部合唱で披露したのが始まり。
 翌日、移動の車中で練習し、現・由利高等学校で初演した。

 御嶽海、やりました。おめでとう。照ノ富士を動かす作戦、見事でした。照ノ富士の横綱土俵入り。2回くらいしか見ていませんが。四股が弱いなあと感じていました。「どん」と音が出ていない。横綱のシコは重要な儀式であり、ありがたいものなのです。
 なまはげ行事と重なる部分があると思います。なまはげは家の入口で7回四股を踏み、お膳の前で5回、さらに帰る前に3回四股を踏むと決まっている。

 四股は醜(しこ)から来ていて、地中の邪気を祓い、大地を鎮める神事から発している。
 つまり四股を踏む時は、「どん」と大きな音を出さないと意味がない。それにしてはテルちゃん、弱々しかった。あれを毎日観察していたら、いつ重症になったか分かったかも。
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