「湯上り娘」が好きすぎて

　ことし一番食った枝豆は、間違いなく「湯上り娘」だ。ほぼ夏場は枝豆を切らしたことがない。８月に入って「湯上り娘」を発見してから１か月。ずっと「湯上り娘」で来た。

　だって、どこのスーパー行っても、あるんだもん。しかも何種類かあるうちの、冷たいのを選ぶ。冷たいのは、鮮度を大事にしている証拠だ。すると大体、間違いなく美味しい。遠くに買いに行かなくても、美味しい枝豆が食えるようになった。有難いこった。

　ただ、茹でている最中のかほりが、いまいち立ち上がりが悪い気がする。味はいいんだが、香りが不満と言えば不満。そして今は、水加減を多めに入れる。鞘（さや）まで、ひたひたになるように茹でる。かじった時に、さやまで「しなぶり」たくなる、くらいの水加減が大好物だ。全く、固い内側のプラスティックが邪魔でしょうがない。あれが無ければ、さやごと食ってしまいたい。

　妻の弟は、なんでも固いのが好物だ。トウモロコシも、固ゆででないと気が済まない。あそこの嫁さんは、反対に柔らかいのが好きだ。いつも喧嘩になるらしい。それは可哀想に。

　二人は同級生だというが、そこまでは分かち合えなかった。夫婦というのは難しい。或る意味「忍耐」か「無視」で通すしかない。
　最近良く思うが、結婚相手を迷っている人が居たら、言ってあげたい。誰でも、おんなじだよ。結局は。　顔や外見で選ぶと、後悔する。

　老後の長さを充分計算しなさい。考える時間が有り余っている分、とてつもなく長い。老後、楽しい会話をして過ごせるかどうかが、一番大事だよ。
　今よりは「オレ好み」に仕立ててやる、なんて驕りは捨てるべし。そうは、ならない。苦労するのが目に見えている。ひとの趣味は、そう簡単には変わらない。そして思う人より、思われている人を選びなさい。

　オレのこと、言ってるんじゃないからね。そこは誤解のないように。

なすは成る、為さねば成らぬ 何事も

　１００均に行ったら、あるページに載っていた容器と同じドレッシング・ボトルがあったので、さっそくそれで「鼻うがい」を実行している。柔らかいので、圧力を掛けやすい。のどから水が出て来た。きのうよりも、左の鼻の通りが良くなった感じがする。全面開通も夢ではない。

　史上最長の甲子園も終わって、心の支えが無くなった。９月になれば、ブドウのシーズンだし。ってことは、「ノブドウ」もそろそろか。行ってみよう。
　小泉潟公園の男潟を周回すると、色の付き始めたノブドウを見つけた。秋ですよ。確実に、秋は来ている。

　秋と言えば、山形は「いものこ」。秋田は、「なべっこ」。しかし今年は集団で「なべっこ」禁止のお触れが出ている。

　きのうのニュースに出た「バーベキュー広場」は、人っ子ひとり居なかった。シーン。なおも行くと、テニスコートの脇に若いカップルが１組。仲良くトイレに（別々に）入っていった。

　金足のお年寄りは働き者だ。居て欲しい時に必ずいる。普通午後の２時から３時は、昼寝の時間だよ。でもこのコースを通ると、おばさんが畑に居る。あれはナスだね。ちょっと距離があるので、話しかけない。これも立派に隠し撮り、か。

　２回目のワクチン、受けようかと思っている。断わりを入れる理由に困っている。めんどくさいから、受けようかな。

　モデルナ、可哀想。ゴムとか金属なら、皮膚の下に入ったところで、どうってことないよ。心配なのは、間違った指令を実行されることでない。オレは、そう思う。

吉岡里帆に、刺激を受けて。

　１週間ぐらい前、吉岡里帆だったと思うが、本番で鼻から水を大量に出してビックリされた話をしていた。そしたら「鼻うがい」の常習犯だった。
　それで俄然、やってみる気になった。なったはいいが、道具がない。鼻の穴に入る形状をしていれば何でもいい、とある。ファンタの口は小さいぞ。痛てっ、ダメか。と一旦は忘れていた。

　今日、ふと目の前にスプレーを発見した。冬の間、鉢に水分を与えていたヤツだ。どうだろう。これで出来ないか。
　思ったら、試したくて、うずうずしてきた。まず、清潔なことが前提だ。雑菌が入り込めば、無防備な鼻の粘膜から病気になる。
　ツンと来ないために、塩をひとつかみ。０.９%とあるが、かなりの目分量でぶっこむ。ドキドキしてきた。洗面所へ行って、頭を下げ、右の鼻穴からシュッ。よし、ツンと来ない。連続してシュッ、シュッ、シュッ。垂れてきた。次に左からシュッ、シュッ、シュッ。

　これを何度か繰り返した。ティッシュペーパーを取りに行く。鼻をかんだら、まあまあシャワーの時ぐらいに、スッキリした。
　３回目ぐらいに鼻をかんだら、残った水も出て来て、結構通りが良くなった感じがする。右はいい。でも左が詰まり気味だ。そうなんだ。オレの弱点は、左か。

　少し時間が経つと、あの夏を思い出した。海水浴場で、海の家に戻って来て感じる、鼻穴の爽快感。残った海水が滴ってくる感じ。いいね、いいね、これいいね。

　蓄膿症だって言ったでしょ。若い頃、耳鼻科に行って、半強制的に「鼻うがい」の機械に連れていかれた。あの時は嫌だった。スッキリは、したが。カッコ悪くてしょうがない。
　女優が癖になっているくらいなら、オレもやらんでどうする。しばらく続けてみるか。

米国産小麦は、やめておこう。

　輸入小麦が危険だというのは知っていたが、具体的なことまでは知らなかった。たとえば遺伝子組み換えの議論を抜きにして、農薬だけでも震え上がる話だった。
　米国の農家は、日本行きの小麦にグリホサートを散布する。それも雑草にではなく麦に直接散布する。それも自分で食べないから量が凄い。

　２０１７年からは米側の圧力により摂取限界値を６倍に緩めるよう要請され、日本側は折れてしまった。
　収穫時に雨が降ると小麦が発芽してしまうので、先に除草剤で枯らせて収穫する。さらに輸送の時は、日本で禁止されているイマリザルなどの防カビ剤を噴霧する。
　グリホサートは発がん性に加え、腸内細菌を殺してしまうことで、さまざまな疾患を誘発する懸念が指摘されている。

　なぜこんな良心のかけらもない事が出来るのか。「これはジャップが食べる分だからいいのだ」とアメリカの穀物農家が言っていた、との証言が研修に行った日本の農家の複数の方から得られている。
　この証言は、驚くに値しない。もともとアメリカという国は、西部開拓で原住民の土地を奪って陣地を広げてきた。そしてアフリカから奴隷を買い、自分のしたくない仕事をさせてきた。黄色いインディアンも黒人も、自分ら白人のためにあると思っているんだろう。

　そういう本能的な考えは、時代が変わったからって改まるわけはない。頭で分かったつもりでも、感情が優先する。

　さて、このパンはどうしたものか。ヤマザキの「１２穀ブレッド」というんだが。裏を見た。使用している雑穀のうち、小麦は国産と書いてある。ほっ、それは良かった。でも今日はパンって気分じゃないな。
　いつもの鉄板焼きそばを作ろう。自分で作ってなんだが、今日はうまくできた。うめえ、うめえ。

　アレ、ひょっとして。焼きそばの袋の裏面を見た。輸入小麦とは書いてないが、ただ「小麦」ってが。表示義務がないのか。それは困る。
　なんだよ、元の木阿弥ってやつか。バカみたい。これからはコメだな。３食コメ。これで行こう。あ～、コメに大麦混ぜてた。ど～しよう。アメリカ又はカナダだと。最悪。

　と思って下を見ると「本品には、残留農薬検査（自社分析）を実施し、合格した原料を使用しています。」ほっとした～。疲れた～。

道の駅「象潟」が、東北１位を獲得。

　日経トレンディ９月号で特集を組んだ「道の駅＆サウナ最強ランキング」で道の駅「象潟」が堂々の１４８点で１位に輝いた。同率２位は宮城県で「上品の郷」と「あ・ら・伊達な道の駅」が１０３点で続く。

　地元から嫁をもらって、１０年ムコ同然の生活をした象潟が選ばれて、非常に光栄におもいまする。
　あそこはね。地元民も良く利用しているんですよ。向こうの一族は、まず４階の展望風呂に通います。眺め最高です。前に日本海、後ろに鳥海山。晴れていれば、夕日が「ジュッ」といって沈むのを見る事もできます。かなりしょっぱい温泉です。足湯も駐車場の並びにあります。

　あと地元民は、産直施設「にかほっと」に行きます。ここは正式には「にかほ市観光拠点センター」と言う。中央にあるのは、１００人収容のフード・コートで、周りを囲むお店から自分の好みの品を持ち寄って食べることが出来る。地元民が愛するくらいだから、味は保証済み。
　ただね。あそこは、いつ行っても駐車場が一杯で、なかなか入口から近い場所には止められない。

　３年前の夏は、宴会場を予約して駐車場も玄関前に確保。孫の顔合わせ会をやった。

　メバルの煮物が美味だったが、予算の関係で「天然岩ガキ」は食べ損なった。とにかく海と山が近いので、両方のいい所を満喫できる。

　ほんとは、観光の拠点であるべき場所なのに、観光の目的地になっちゃってる。

　吉永小百合も来たように、２００年前は海だった天然記念物「九十九島」があるし、夏山には最高の鳥海山。その他、池田修三の版画とか。お見せしたいものは山ほどある。
　にかほっとの魚屋さんには、常時「天然岩ガキ」が並んで、あなたを待っています。口に「はばける」ほど大きなカキを生で食えば、元気百倍。１個で力が湧いて来ます。ほーれ、よだれ垂らしてるよ。拭いて、拭いて。