松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

金足にも、訪日外国人が。

2022-10-30 15:35:38 | 日記・エッセイ・コラム
 金足の小泉潟公園内の日本庭園「水心苑」 ここに、訪日外国人が来ていた。
 工事のため、半分しか歩けない水心苑。それでも駐車場が一杯だっだ。

 賑やかな話声が聞こえるのに、近づいて来る気配が無い。声は藪の中だった。遊歩道から隠れるように建てられた東屋。

 この男性の脇のやぶ。そこに詰め込むようにして、8人くらいが座って、飲み物を飲んだり、語ったり、写真を撮ったり。

 そこだけ声が絶えなかった。台湾人は日本人と区別が付きにくい。それでも分かったのは、日本語ではなく中華系の言葉。そして「タイワン」という発音が聞こえたこと。

 服装があまり頓着無いように見える男性が、植え込みの中まで入り込んでケータイで写真を撮っていた。注意しようかなと一瞬思ったが、ガイジンかも知れないと思った。やめとこう。

 こんな田舎でガイジンを見るのは、うちの庭を熱心に覗き込んで歩くおじさんを見て以来だ。あの時は憤慨したが、今は違う。ウエルカム to japan!って感じ。戻って来てくれて、ありがとう。って思う。

 ソウルの繁華街イテウォンって、そんなに坂が急なのか。将棋倒しに人がバタバタ倒れて、120人以上が亡くなるくらいの? ビックリだね。圧死するって事が、想像付かない。

 向こうの男性は、女子を踏みつけても自分は助かりたいと、思うのかな。
 日本人は、そうじゃないと思いたい。他人を気遣う心を持っていると信じたい。

 渋谷におまわりさんが出て、交通整理するくらいは、可愛いもんだよ。お祭りだから、そのくらいは、しょうが無いと思う。

 こんな時節だもの。多少羽目外して、盛り上がりたくもなるだろう。
 
  ps. ギュウギュウだったな。満員電車かご神木を奪う祭りのようだった。ありゃ助からんわ。
 
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秋田市河辺・岨谷峡、ぼちぼち。

2022-10-28 16:28:50 | 日記・エッセイ・コラム
 なんでまだ早いと分かっているのに行くか。それは義母が明日帰るから。
 天気は持ってくれて良かった。きのうも凄い天気で、行く気満々だったが、娘から電話が来た。孫が熱出して休んだから行ってもいいか。勿論歓迎だ。式以来だが、会うといつもと何ら変わりない。

 岨谷峡と言っても、義母の印象にあるのは鵜養(うやしない)の集落。ここの庭は綺麗だ。しかし今回は全く絵にならなかった。

 そのかわり、地元の若い女性に会った。ジジババばっかりかと思ったら、若い子が居た。それで犬の名前を聞いたりして会話した。オレたちに吠えてきたので、きっかけが出来た。

 新政酒造がこの集落で酒米を作り、有機無農薬栽培に挑戦しているというTVを見た。関係ないかも知らんが、注目されている集落だ。

 今日は「殿渕(とのぶち)」へ連れて行った。足の不安な年寄りには冒険の階段だった。緑色の川に映える紅葉。なかなか良かった。ただ最高のポイントに年寄りを立たせるには無理があった。

 紅葉より綺麗な場所を見つけた。それは土蔵の前に咲くダリアだった。

 これが集落に入るなり、一番最初に目に飛び込んでいて、最後に戻って撮ってきた。

 昼飯は岩見の湯に寄って、それぞれ天ぷらそば、親子丼、ショウガ炒め定食を食べた。米がうまいと義母が言う。そのせいか満杯になった腹から脳へ、幸せこの上ないと、メッセージが届いた。どれも塩味がきつくなく、オレにも丁度良かった。漬物のなた漬けは、サラダのようだった。

 太平山の山全体が紅葉していて、それを眺めながらのドライブは信号も少なく快適だった。

 今日は野球、無いのかい。毎日やれよ。つまらん夜だな。
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秋田市旭川ダム公園のヤマモミジ、いい感じにカラフル。

2022-10-26 16:10:04 | 日記・エッセイ・コラム
 まだ早いとは思ったが、どれくらい赤くなったか、期待しながら目指した。
 朝は予報が2度、うちの温度計は0.5度と申し分ない冷え方だった。少しは進んだべが。

 到着すると鮮やかな色に染まったモミジに、まだ緑の葉に、グラデーションの素晴らしい色彩が目に飛び込んだ。空は青一色。これ以上ないシチュエーションだった。

 人もかなり出ていた。駐車場が、それでも半分くらい。少し下らないと行けないので、入り口付近に停める人も居る。

 次にダム堰堤まで上がる。山は盛りのようだが、まわりはそうでもない。ただ風も無いので、歩くにはちょうどいい。

 高所恐怖症気味のオレには、あまり気分は良くないが。真ん中を歩いて、下は覗き込まない。それでもバランスを取るのが難しい。

 330mの直線を往復した。放送局のカメラマンと女子アナも来ていた。小柄な彼女だが、結構な食欲の秋だったんだな。あの恰幅では。テレビより太く見えるって、珍しくないか。

 全部真っ赤も見応えあるけど、こういうのも好きだ。絵を切り取る側としては、食欲をそそる。大分、目の保養になった。

 今回は色温度というのを補正してない、カメラの目が見たままの色なので、人間の目には、もっと赤が強い。これより実際は紅葉が進んで見えるはず。

 10時に出て、買い物もして、戻ったのが12時すぎ。片道35分の手近なスポット。ここは押さえたぞ。今年も
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大滝山公園に抜ける山道は、ポツンとのような道。

2022-10-25 15:29:14 | 日記・エッセイ・コラム
 この前、大滝山公園入り口まで行って確認したが、通行禁止だった。そして看板があって、迂回路が図入りで書かれてある。その通りに進んでみた。

 仁別に向かうと、左に美味しい豆腐屋さんがある。そこから橋を渡り林道入り口まではすぐだ。

 オレの前に、入り口を間違えたトレーラーが居て、バックしてから入っていった。ほほう、林道を通る気だ。

 写真を撮ってるうち、見えなくなった。ゆっくりと後を追う。意外とペースが速いようだ。全く見えない。
 シカシ、この湯の里林道。良くこんな細い道を行ったな。まるで「ポツンと・・」に登場する山道と同じだ。

 わだちが2本。車の幅しかない。あの内輪差の大きいトレーラーがねえ。すごいな。
 帰りに確認したが、曲がりの大きい場所は必ず膨らみを持たせてある。これは大型車も楽だろうし、すれ違う事も出来る。

 もうじき滝という場所で、開けたスペースがあった。ようやく追いついた。あとで分かったが、ここで重機を降ろして、Uターンした。
 大滝山公園は、工事の最中だった。滝から流れる小川の護岸工事と、木を間引いて運んでいた。

 紅葉はまだ早かった。それに滝から奥に入れない。工事車両が邪魔だ。いや言い方が悪いか。オレが工事の邪魔をしている格好になっている。「重機降りて来るから、待ってくれ」と言われたり、「木が倒れるから、そこ危ない」なんて指示されたり。

 一般車進入禁止の看板は無かった。公園はこっちですよ~、という看板はあった。だけど実質、行ったら邪魔になるだけ。

 紅葉見物は、やめた方がいい。
 この奥に、お気に入りの場所があるんだがなあ。
 ま、こんな難儀な思いをして入って行く人は居ない。オレくらいだろう。

 紅葉しているのは、世界的に有名な涙を流すマリア像のある聖体奉仕会の広い庭にある1本のもみじです。
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不覚の鼻水

2022-10-24 14:09:27 | 日記・エッセイ・コラム
 チャペルのウエディングって、悪くないスね。完成された「演出効果」みたいなものを感じました。
 リハーサルが直前でレクチャーを受けたのですが。娘が覚える事が多く、かなり不安なようでした。ただ歩き方が良いと、カメラマンか誰かが言いました。
 扉が開いた時、あっと思いました、全員がこっちに向かってカメラとケータイを構えているじゃあ、あーりませんか。席に座ってないで、みな前に来ているような圧迫感がありました。

 その後は順調に進み、誓いの言葉の直前だったと思います。後ろ姿なのに、娘が突然激しく肩を震わせて泣いているようでした。神父さんが一度下がって、何か布のようなものを持って、娘に渡し、言葉を掛けました。娘は頷いて大丈夫だと伝えたようでした。

 自分の役割が終わって、撮影しようとカメラに手を掛けて、それを見守っていたオレは不覚にも動揺してしまいました。
 娘の気持ちがダイレクトに伝わって来て、鼓動が速くなり激しく動揺しました。
 2年も待って、それでもやりたかった事の一端が見えました。

 目の前にはオルガンに合わせて歌う聖歌隊。その右から2番目の女性は、歳は若くないようですが、楽譜の持ち方と声が半端ない。顔を隠すように高く掲げ、バイブレーションを効かせた歌声はひときわ高く大きく、それに耳を傾けるオレの中のダムが決壊寸前となりました。

 涙が出るというよりは、鼻水が鼻の中を上下に移動し、垂れないように我慢することに必死でした。
 これはダメだと思った時、ある事に気がつきました。着替えしたこの服には、ハンカチもティッシュも入ってない。しまったあ。

 仕方なく妻にそっと声を掛けました。「ティッシュ、くれ」
 そして不思議に思いました。
 ちっとも悲しくないのに、なんでこうなるの。不覚を取ったわ~。

 完~全に、オレが泣いているのがバレバレじゃないか。

 娘を手放すのが悲しいんじゃないよ~。誰か、分かってくれ~。
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