松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

明治11年の北日本を旅した、イザベラ・バード。

2018-01-31 09:20:23 | 日記・エッセイ・コラム

 明治11年の初夏から夏にかけ、英国人女性のイザベラ・バードは単身で横浜から北海道を目指して北上する。18才のイトウを通訳として雇い、もっぱら人力車と馬、時には牛で旅をする。

 西洋人の泊まるホテル(民宿)があったのは日光ぐらい。あとは旅館だから、障子にふすま。どこへ行っても破れたすき間から好奇の目が覗いてくるので、休んだ気がしない。おまけにノミや蚊に苦しめられる。

 日本人の印象は決して良くない。背は低いし、足はガニ股、身なりは汚い。ある時、子供が魚の骨をのどに突き刺し泣き叫ぶので、母親が抱いたままオロオロしていた。のどを見ようともしないので、どれと覗いたら骨が見える。持っていたピンで取ってやった。すると何を聞きつけたのか、皮膚病や虫に刺された人々が列を作っている。母親は餅やらお菓子をたんまりお礼に持ってきた。これはU・tubeを耳で聞いただけなので、間違っているだろうと思う。

 どこに行っても日本の風景には圧倒されたようで、特に川が流れる峡谷や山々の木々の緑、緑青、青緑。その中に咲くフジやツツジなどの花のある景色には心を打たれたようだ。

 秋田では大館で川の増水によって舟で危ない目に遭い、嵐の津軽海峡を越えて函館に到着する。アイヌ人に会うために苫小牧の更に奥地まで足を延ばす。

 途中で気が付いたらしいが、日本はどこへ行こうと、人は節度を保っていた。決まった金額以上は要求しない。それどころか半日うちわで扇いでくれた人にお礼をしようとしたら絶対受け取らない。子供に菓子をあげようとしたら、親を振り返っていいかどうかを聞く。そして先に周りの子に渡してから最後に自分のをもらう。お金も無くならなければ、荷物も安全だ。

 これがいち外国人の感想でないことが、今では分かる。グローバルな目から、日本を見ることが出来る。日本人の外見と生活水準はボロクソに書いているが、道徳感と自然は褒めたたえている。

 あの当時、外国人女性が一人で日本の田舎を旅することができた。それは素晴らしいことじゃないか。

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貴乃花文書の価値

2018-01-30 10:30:53 | 日記・エッセイ・コラム

 前説。雪が硬いことなどを「かっちこち」と都会の人は表現するが、違うと思う。「かっちかち」でしょう。その間違いは多分、時計の音から来ていると思う。「ちっくたっく」と勘違いしていると思う。「かっちこっち」は時計の音だと思う。

 今になって貴乃花文書について、なんでもっと早く、理事会の時に貴乃花が言葉で問題にしなかったのかとテレビが言っている。あの時、おおやけにしていれば、テレビも応援してあげられたのに。という。

 しかしそうはならなかった。それは顧問弁護士のせいかも知れないし、貴乃花後援会のせいかも知れない。だが思うに、それほど面と向かって対立姿勢を示すつもりはなかったのかも知れない。マスコミは協会vs貴乃花を絵に描いているが、貴乃花は相撲界の人間だ。自分でぶち壊して、立て直すほどの決心は無かったのかも知れない。自浄作用を期待したのかも知れない。幹部以外は分かってくれると思ったのかも知れない。

 まあいづれにしろ、このままでは終わらないだろうと思う。週刊誌とテレビがバックアップしてくれるのだから、世論も真相に気が付くだろうし、協会幹部がこのまま、あぐらをかいていられるはずがない。

 白鵬は自分が蒔いた種が、日馬富士を引退に追いやった事を、激しく悔いているのでは、ないだろうか。それとも、それすら気が付かないでいるだろうか。

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仮面ライダー・クウガの、形而上学的考察。

2018-01-29 16:17:35 | 日記・エッセイ・コラム

 あれは今から40年も前のことでしょう。テレビがうちにあることが、珍しくなくなってきた頃、日曜日の楽しみはまず朝のナショナルキッドでした。
 最近、日曜の8時はとても重要な時間となりました。仮面ライダー・クウガがあるからです。今のボクはみっともないくらいこれに賭けています。そのためにわざわざ7時30分からのタイムレンジャーをまず子供と見るくらいです。7時58分に終わって「このあとすぐ、仮面ライダー・クウガ」と予告が入るまずそこからすでに入り込まなければほんとのファンとは言えないでしょう。水戸黄門がいきなり最初から印籠を出さないように、ジャイアント馬場が最初から16文キックを放たなかったように。

 なにが凄いのか、まず型破りな展開です。五代雄介が変身している最中に未確認生命体が攻撃を仕掛けます。してまた五代雄介もバイクで突っ走ってきたまま生身で一発食らわすわけですが。そしてストーリーが骨太です。この前、雄介の担任だった先生が出てきましたが、悩んでいました。父兄からはうちの子供はもっと伸びるはずだと言われ、教育委員会からはゆとりの教育と言われ、彼は自分の教え方が間違っていなかったことを確かめるため何十年も前の雄介との約束に賭けます。雄介はその日を確かに覚えていたのですが、たまたま未確認生命体が現れ、始末した後、昔の小学校に向かいます。夜になっていましたが二人は再会することができました。
 トータルなエンターテイメントとしてボクを満足させるのが、映像と音楽の質の良さです。映像はハイビジョン、音楽は残虐シーンにクラシックを持ってくるという凝りようです。戦闘以外の場面での心安らぐ音楽と戦闘場面での激しい音楽とのスピード感の落差が見事です。メリハリが効いてます。
 意外性という点でもうひとつ、未確認生命体の使う言葉、こっれが分かりません。東北地方の言葉のような、秋田弁に非常に近い、「だじずでど」のやたら多い言語ですが字幕も通訳もしないので分かりません。しゃべっている人、いや生命体、大変だと思います。舌噛まないか人ごとながら心配です。でも多少間違っても誰もわかんねえか。

 あとリアルなのが最初主人公も未確認生命体の仲間だと思われて攻撃されていたこと。警察は今でも会議の際、2号あるいは4号と呼んでいる。周到なことに言葉のほかにそれを表す古代文字まで発明しているところ。絵的にもとても素敵な文字です。これを解読しながら物語が新しく展開していく同時性がたまりません。例えば沢渡桜子が解読した「馬の鎧」。長野山中から彼らと一緒に出現したカブトムシのような飛行体。これが五代雄介の乗るバイクを追っかけてきてバイクと同化しバイクの装甲となるあたり。しかも番組途中に入るバンダイのCMとも関連性があって鳥肌が立ちましたわ。これがそう(馬の鎧のこと)だったのかって。だから30分とても短いです。コマーシャルもクウガですから。
 おきて破りもここまでくるとほんものです。主人公を殺してしまうストーリーっていったいどんな物語なのでしょう。五代雄介は未確認生命体26号とたたかい首を噛まれて重体に陥ってしまうのです。ここでもまた人生における啓示的な名言が現れます。集中治療室に運ばれて手当てを受けている間、桜子は「私なりに自分の場所でがんばる。」と言って雄介の回復の手がかりとなる碑文の解読のために大学の研究室に戻ります。雄介の妹、みのりもまた、「私も自分の場所でがんばります。」と医師に告げて保育園にもどるのでした。西洋医学的に死んだ人間が果たしてどうなるのか、早く週末がきてほしい今のわたくしの心境でございます。次回EPISODE19霊石をおたのしみに。

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食べログアワード2018に、秋田のあの店が。

2018-01-28 10:49:53 | 日記・エッセイ・コラム

 4チャンネルで最初に3つの店の名前を出した中に、秋田のあの店が入っていたので驚いた。日本料理のゴールド12店選ばれた中に、東京、京都、兵庫、大阪に混じって、地方の秋田から唯一つ入ったのがあの店。

 値段は他の店の半分。軒並み、予算2万~3万のところへ、10,000~15,000円ですから。旅費を掛けたっていいくらい。

 ここは行ったことがあります。10年も前ですけど。職場の忘年会です。確かにあの当時でも、安くないなあとは思いました。しかも貸し切りで。

 まだ山王のビルに入っていた時です。たまたまやっちゃんの先輩だというので、じゃそこにしようかとなったのです。やっちゃんとは、近所のお好み焼き屋の娘です。

 本格的な日本料理というものを初めて見ました。そして味に納得。頭脳にずっしりと来るものがありました。これを食べる資格があるのかなあと、思ったものです。いい加減な舌で、来るもんじゃないなと思いました。大将からのプレッシャーは相当なものがありました。

 名前が気になりますか。教えなーい。たかだか、むらだから。

 まさか授賞式のMCをやったのが渡部建だからってことは、ないよね。

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笑っていいともが、バラエティの神髄である理由。

2018-01-27 11:42:35 | 日記・エッセイ・コラム

 テレビがつまんないので、録画した映画でも見ようと取り出してみたのだが、一番今見たいのが「いいとも」だと言うことが分かった。

 時期的に柳葉敏郎がゲストで出た回の「刈和野大綱引き」の説明。

 こういう風に「雄綱(おづな)」と「雌綱(めづな)」があってですね。こうやって合体するわけですよ。ギバちゃんの舌がワイセツです。

 わらしべ長者。劇団ひとりのデジカメが石原裕次郎のレコードになり、ハワイでリーバイスの年代物の人形1万ドルになり、最終的に車になった。

 「盛りたガール」は使用前、使用後の落差を楽しむ企画。

 次の出場者の横で、メイクの実演をします。どうしてもレギュラーの目が、そっちに行ってしまいます。

 シロウトさんですからね。このシロウトさんのパフォーマンスに、面白さを見出したところが、「いいとも」の真骨頂でしたね。

 私のコレクションには、月曜日と火曜日が多く残っていました。つまり指原とローラです。二人はリアクションに加えて、ビジュアルもいいですからね。

 これが「フットルース」を凌いで、私がすぐ見たかった番組でした。もちろん最後のグランドフィナーレは1枚に残してあります。レギュラー全員の涙のスピーチは、もったいないから、あとで見ます。

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