今回は秋田~横手間なので、撮影には行かないつもり。しかもこの天気じゃ
どうでしょう。ブルートレインの向こうにさりげなく見えるのが、
わたくしの家を含む、お隣さんたちの住宅です。
元はJRの敷地で、枕木やなんかを積んであった場所で、よく忍び込んでは
遊んでいました。今ほど頻繁に列車が歩かない時代です。
小学校の頃、この陸橋の上で汽車を待ちました。煙だらけになって、むせ返るのが
楽しくて。ガキの頃って、バスの排気ガスとか無性に好きでしたね。
しかし煙が、出てないな。おもしろくないス。
汽笛の音と、煙のにおいで、到着するのが分かるのです。1週間前から
慣らし運転を毎日のように往復してました。おかげで石炭の煙、満喫。
私にとっては、蒸気機関のメカより煙が大事。想い出とはそんなもの。
ベランダに出て、手を振ってあげました。
なんか、涼しくなって無性に写真を撮りたくて、またウチの庭(通称)へ。
ここ水心苑は、小泉潟公園の一角を占める回遊式日本庭園。ちなみに
小泉潟公園自体は170ヘクタールあり、マスコミで良く使うところのドーム球場の
敷地で例えると、36個分になります。まあまあ広いでしょう。
この部屋のギャラリーには、趣味の写真家集団の小品が飾ってあります。
日暈の写真もありましたっけ。空だけでなく風景と一緒のやつで、さすがに上手だな
と思いました。
散策には、もってこいの小道で、老人の私でも、つまづきません。
このポイントが、紅葉を撮るには絶好の場所です。最低気温が10度を下回ったと
言っても、まだまだ早いです。
藤のつるが見事に絡んだ藤棚。つると言うよりは幹。うっかりさわるところ
でした。ヘビさんに。ちょうど、目の高さで、危なかったです。でも子供です。
実はわたくし、昭和50年に半年、県の公園緑地課に臨時でおりました。
この公園の整備が始まったばかりで、毎日計画図面をながめていました。
見慣れた潟の入江が、広場やテニスコートや庭園となっていくのがとても
楽しみでした。雄和のスポーツゾーンもここにできるはずでした。でも今となっては、
静かなままで良かったのかな、とも思います。
ここ秋田市の北のはずれからみると、雄和は遠いです。ダリア園に行きたいのだ
けれど、時間的に能代より遠いです。男鹿が秋田市になったみたいな感覚。
同じ秋田市になったと言っても、距離は変わらないんだわ。
予算の関係か、広すぎるのか、整備が行き届かなくて、最初にハマナスの
立派な植え込みが消え、次にアジサイ園がさびれていくのが忍びないので
一時ボランティアでやってやろうかと、思っただけでやめました。
オレの体力じゃ無理。
噴水広場に咲く萩の花です。この先はバーベキュー広場。山形では「芋煮会」、
秋田では「なべっこ」をやる。なべっこ遠足、楽しみでした。今もあるんでしょうか。
まだまだこれからが本番です。水心苑も撮ってないし。
バックの青、洗車ブラシの黄色が利いています。
サツキの鉢に、たわわに実った青ジソです。こういう、大葉がメインか花がメイン
か分からない鉢がたくさんあります。雨が多かったせいです。だから今年は
ソーメンの日や、ナスの炒め物など、あらゆるものに登場しました。要するに
豊作だったのです。なお、大きさの比較のため置いた時計はカシオの初期の
プロトレック。気圧表示がミリバール時代のものです。温度計としても重宝して
います。