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棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

お疲れな一日になりそう

2010-03-21 08:03:59 | 山郷の暮し
昨日はポカポカを過ぎて暑いくらい。
アルプスがボヤーーと焦点が定まらなく広がる。
強風でハンドルを確りにぎっていないとやばかった。

今日は、ほぼ一ヶ月かけて準備を進めてきたイベントの本番。
長野県立文化会館・国際会議場と名前は立派。
たいしてご立派なことを行うわけでもないが、30人ほどのスタップに活躍してもらわねばならない。
2時間ほどのイベントですが、
基本的にはめいめいが楽しんで役目を果たしてほしい。
ボランティア仕事。重い責任を抱えることは無い。
総責任は私なんだからと、段取りの挨拶からスタートだ。
一切  酒抜きイベントでゴンス。

海亀のこと--インド

2010-03-20 10:49:12 | 山郷の暮し
胃が痛んだり吐いてしまったのは食べ物ではなく、どうも風邪なのかもしれない。
昨夜も晩酌抜きで早々に寝る。今朝は暖かく調子も上上。

それでは、海亀の話の続きで、今日はインドでのこと・・。 
東海岸のプリーの海岸でボケーーとしていると、オッチャンが自転車に妙なものをくくりつけてきた。
「これうめーから、あっちの食堂で料理するからコイ」とでも言ったのだろう。なんと海亀が仰向きにくくりつけられている。
どうやらインドの東海岸には真昼間に上陸するようだ。
今はどうだか不明だが、30年前は自然保護なんて言ってられない。お金になるものはなんでもしなくては、生きていけないキビシーーイ インド。
産卵のために上陸するのかわかりませんが、見つけるとかたっぱしから仰向けにしてしまう。
あわれな亀さんは自転車に括り付けられ、鍋の中へ。そして人間が食い、排泄物は海に流れ、もしかしたら亀さんも食べ、上陸して・・・
またまた、横道に迷い込んでしまいました。
話を戻すと、そのときは、あの感動した産卵の光景が浮かび、とても「くいにいくーー」とはならなかった。
これほんとーです。さて卵を食ったのは、更に後のこと。つづく

海がめの卵それから

2010-03-18 09:04:53 | 山郷の暮し
今日は冬型に戻ってしまい、寒そうですね。
ここのところの温度変化に、怠惰な生活が祟ったか、ゾク!!と悪寒がはしりました。
昨夜は玉子酒なんて面倒なことはせず、酒と卵そしてニンラクをたっぷりと食べ、早々に寝てしまった。
今朝のオシッコはチョット臭かったが、ヒヤッとした空気のなか散歩をしてきました。
さて、海亀の産卵の続きをしましょう。
フーフーいいながら、ポトポトと産み落とす卵はピンポン玉大。
透明な粘液に包まれ、産みたては柔らかい。それは当然のことで、硬かったらかたっぱしから割れてしまうだろう。
生んだ卵をフーフーいいながら砂に埋め、ようやく海にかえっていった。
時間はどのくらいだったか忘れてしまったが、感動した新月の夜だった。
    つづく
イラストは文と無関係どころか、山で満月と真反対

海亀の産卵

2010-03-17 09:16:22 | 山郷の暮し
NHKの朝ドラ「ウエルカメ」お気に入りで視聴しています。
今朝は亀が産卵するシーンかと思いましたがさにあらず。
番組の中で、砂浜に上がってきた海亀のブルトーザーのような足跡の映像に、私の20代後半の昔々のことをおもいだした。
私は、当時はよく日本中を車で寝泊りしながら旅をしていました。
そんな最中に、ドラマの南町の海岸で「海がめの産卵」を観る事が出来たのです。
産卵期は浜は静かに、真っ暗にしておかないと上陸しないということでした。
いったん産卵が始まるとライトをてらしても問題が無く、フーフーいいながら産み落とす亀さんを見ました。
大きな目から涙が流れているように見えるのは、単に目やにで、人間の感傷にすぎないと言ってしまえば其れまでだが・・・。
わかっていたも、ヤッパリ感動し、あの光景をありありと思い出した。

その夜、町の赤提灯で一杯やりながら感動の話をしたら、隅っこのジッチャマが「むかしゃー卵をくったもんだーー」と。
ウウウッとおもったが、確かにピンポン大の卵はウマイかも・・・。
なんとそれから30年後に「海がめの卵」を食べることが出来た!!!!!!!!
つづく

プレミアム商品券

2010-03-16 09:07:48 | 山郷の暮し
松本市の広報にプレミアム商品券のパンフがあった。
経済的な損得はまったく無知な私でも、2割は確実に得をする商品券です。
一人10万円までの制限はあるが、それだけで2万円は得をする。
こいつわいいなーと、パンフは取っておいたのだが、いつものごとく忘れていた。
先日お茶会でこの話が出る。ともかくアッ!!!というまに売切れてしまった(総額6億円)らしい。
車などの高価な物を購入するの人にはこれは大徳で、家族総出で買う人も・・・。
この不景気で、あの手この手で景気の盛り上げを考え出す。すばらしいことです。
正直、私の作品販売も手を打たなければ、と思いつつもまったくお手上げで、あいも変わらず「棚からぼた餅・家宝は寝て待て」
写真は文と無関係・先日の雪景色

春に3日の晴れ間なし

2010-03-15 09:00:20 | 山郷の暮し
春に3日の晴れ間なし とはよくいったものです。
薄日が差し陽気はあたたかいのですが、重い感じの朝です。
予報では午後は雨になるようです。気温はさがるでしょうが、緑は一層濃くなってゆくのでしょう。

賢犬サクラと猫のチビクマの運動場になっている我花畑。
昨日のチョット春らしい陽気に、枯れたまま突っ立ていたヒマワリの茎などを抜。
枯れ草の中から、すっかり忘れていた犬サフランの花が顔をだす。
枯れ草をとらないほうが保温効果があっていいのかな、とおもいつつ取り払う。
「サクラ・チビクマここはだめだぞ」といってもワカラネーーナー。

南国方々からしたら「へーーー、まだそんなかー」とお思いでしょうが、木陰の雪溜りにも春が潜んでいます。

雪にも負けず--福寿草

2010-03-14 09:04:27 | 山郷の暮し
雨にもマケズ 風にもマケズ 雪の日にもマケズ 福寿草が咲いています。
茶色の谷から、花の谷への開幕はまだまだですが、福寿草の咲く土手があります。
昨年の日記には「福寿草の開花がいつもより早い」と書かれていましたが、今年はさらに1週間から10日もはやく、一面に咲いています。
何万・何千株と言うことではないのですが、いつもの山沿いの散歩コースから一つ上の集落にでますと、土手に福寿草がホドホドに広がっています。
個人の敷地と思われますが、苔むした石垣との風情がとってもいい。
まだまだ見に来ている人はいないようですが、国道沿いだけにあと数年もすれば話題になるでしょう。
松本市の四賀地域には、数万株といわれる福寿草を観ながらの遊歩道があります。

今そのお祭りで、観光バスが連なっていることでしょう。
我が家の花畑も、濃い緑色の芽がいたるところに顔をだしています。


春の音

2010-03-13 09:21:13 | 山郷の暮し
西空の黒雲がどんどん東の空に吹き飛ばされ、空が明暗に二分されてしまった。
いつもの朝日の影とまったく逆の影が東にのび、逆転した朝の光に季節の変わり目をかんじる。
道々、なんとか一句ひねり出そうとしたが、酒で犯されたフワフワ脳からは「えーとー・えーとー」となにもでてこない。

朝の散歩の折り返し地点は、真冬でもめったに涸れることが無い水が流れる沢。
今日は雪解け水が流れ込み、チョット飲むきわしないが、いつもは柔らかな水を飲む。
コーヒーにはもってこいで、ボトルに汲んできている。
村のお年寄りから、「この沢の水は昔は生活水で温かいので、お菜漬けのころは、皆この水をつかったもんせ」
と、いまわはジッちゃん・バッちゃんの若かりし頃の、暖かな話をきいたことがあった。
昔あった分校(三稲分校)もこの沢水を飲んでいたという。

穴の開いた手袋

2010-03-12 09:14:03 | 山郷の暮し
穴ぼこが開いてしまった毛糸の手袋。
たしか5年ほど前にスキー場で拾ったもの。
模様からみて多分女の子用だと思われるが、スキー手袋や紳士用などより暖かく散歩には欠かせない。
手袋は失くすもののひとつだが、これはズーーとつかってきた。
自分でも不思議なほど失さないのは、多分散歩だけにはめていくためだろうか・・。
穴ぼこの手袋で思い出したのが、冬山や厳寒地で危険な凍傷です。
手袋などにわずかな穴があると、そのところが凍傷になってしまいます。
凍傷になりましたら、雪でよくもむ。湯気が出るほど根気よくもみ、それからぬるま湯につけるのです。
幸い私は経験がありませんが、ヒマラヤでシェルパがそのように治療をしていました。

話を戻しましょう。
冬の間は、下駄箱の上に無造作に置かれている穴あき手袋。
早く必要がなくなってほしい。そして、この手袋ともお別れにしよう。
春スキーにいったときに、また拾ってこようかなーーー。

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本