棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

方言だった

2010-03-03 09:17:29 | 山郷の暮し
TVの地域番組からですが、信州には植物に水の散布をすることに「水をヤル」という言い方と「水をクレル」の二種類がある。
若い人に圧倒的に多いのが「水をクレル」だそうです。
クレとは「ちょうだい」とおねだりすることで、植物から人間に「ちょうだい」はおかしい。方言だったのです
信州から北にかけて「水クレ」が使われ、それ自体が方言だとはおもってもいない。
言葉は大多数の人がつかえば、いつの間にか本流になってしまう、見本のようだと言語学者さんが語っていました。
昔は京都が文化の中心であったから、京都の言葉が地方に及ぼしていったといいます。そのひとつが「水やり」ということらしい。
学者さんはそれぞれの分野で、面白いことに気がつくものですねーー。
信州、特に松本地方は生活文化などの分かれ目にあたる。言葉よりもっとはっきりしているのは、食べ物や祝い事などが、山一つで京風であったり、そおでなかったりする。
ちなみに私は「水ヤリ-水をやる」といいますが、いまもってシとヒがごちゃごちゃで、キーボート入力にてこずっています。

そうそう、書いていて思い出したのが、京都の友から教えてもらったのですが、あの○チャンの緑の狸蕎麦は、関東と関西とに味が分かれています。
正直、関西味のほうがウマイ。私の作るそばつゆの目標味です。
我が家に来宅の関西人。あのインスタント・蕎麦で十二分です。

ryusun

つぶやき

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