棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

大層な銘々

2013-10-05 09:02:01 | 山郷の暮し
アルプスが雲の中にぼんやりと見えます。
薄日が射してきた9時ごろ、今日は晴れるのかな――。

写真は89年作 野焼蟹喰餌大皿 最大径42高さ13cm
と大層な銘々をした自作飾り陶器です。
友の陶芸家が企画した野焼きのイベントに作ったもので、爆発をしてしまうのをまぬがれた一品。
焼きが甘いのでやわらかく、しばらくして蟹の足が取れたり、自然にひびが入ったりしてきましたが、
どうやら先日まで無事原型を保ってきました。
それが・・掃除のときに物を落としてしまい、またまたヒビが入ってしまった。
このままではバラバラになるのもまもなくで、長らく思っていた修復をようやくする気になった。

ニスを塗り、取れた足はアルミホイールで作り、金箔などをアクセントとして貼る。
見栄えが良くなったかどうかは別として、まーー愉快な作品だと思います。
次回の野焼きの時も同じサイズの大皿を制作。一つは爆発してしまいましたが、
残ったものは玄関に無造作に置かれ、小物などが入っています。
そろそろこの 野焼き水辺蛙遊興大皿も修復スッカ!!
蛇足ながら爆発とは・・空気が抜けていないと粉々になってしまうので、塊の部分は内部を
くりぬかなくてはいけない。
そして、銘々に漢字が並ぶとソレラシクなるでしょう・・・。
 

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本