棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

さわやかな一日でした

2009-06-07 18:47:03 | 山郷の暮し
入梅宣言も無いのですがジメーーとしたうっとおしい日々でした。
梅雨の晴れ間と言うのも妙ですが、スカッ!!とした空 蝉の声が柔らかな緑風にのって聞こえてきます。
カッコウはとおに鳴いているようですが、残念ながら聞いていません。
花の谷は濃い緑に染まり、木陰などはナニモノカが潜んでいるような雰囲気があります。
木々の茂みを見ていますと、いろいろな動物の顔が現れ面白いのですが、薄気味わるくなるほど。子供たちはもっともっと色々なモノが観えているのでしょうか。

フット風景画は写取るのではなく、感じた得体の知れないモノや動きを、そのままに筆をはしらせたらいいのではないだろうか・・・。風景の姿ではなく、光や形などが発するエネルギーが別なものに観えてくる。其れを描く。(だまし絵や擬態の絵を意味しているのではない。)そおすればニガテな風景画を、風景画として私の世界にしえるのではないか。
もしかしたら、モネの作品などの筆の動きの秘密は、光の踊りが、空気の動きが別なナニカに観え、それを現わしているのではないだろうか、とおもった。

37-ヘーンロはつづくーよ どこまでもーーー

2009-06-07 07:48:33 | 四国遍路
88か寺を打ち終えた遍路は、10番にもどって1番へ逆打ちでお礼参りをし、小松島港を出て和歌山に渡り、高野山金剛峰寺にお参りをする。それが正式なことで、そこまでする人は少ないようです
同じコースを再び歩くとは、森羅万象を思い起こすことに大きな意味があるのだろう。
1400キロを歩きとおした日々。心身の変身をさとるのだろうか・・・。これは、歩いた者しかワカラナイ醍醐味なのだろう。
「四国遍路で生まれ変わる」から・・・歩くことは旅の原点。走り急ぐ人には見えないものを確りと見つめ、考えながら歩いてほしい。うまれかわるための一歩一歩を、ていねいに踏みしめてほしい。・・・高田真快
昨日のメールから
    
                      逆打ちの山道らしいがこの写真を見ると半端なコースではない。
                      頑張りすぎて差し歯が抜けてしまったらしい。

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本