棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

温泉気分に

2009-03-27 18:07:41 | 山郷の暮し
真冬に戻ったようなサブーーイ一日でした。
ラジオから「なごりゆき」の懐かしい曲がながれてきた。そんな呼び方をすっかり忘れていましたが、今日の雪の舞い方は「なごむ」なんてーもんじゃーない。
こんな日は腰の痛みが増し、温泉に浸かっていたいが、そおもいかない。
家庭風呂はほとんどがUBで清潔感はあるがどうも面白くない。我が家も外が見えるように作ってはあるが、今ひとつ面白くない。
腰を痛めているただ今、風呂は治療のひとつだ。決して長風呂ではないのだが、どうしても温泉気分で浸かって入られない。
そこで唐突にひらめいたのが、お湯を岩間からチョロチョロ落としたら、チッター風情もありはしないか。
いつものごとくラチもない発想だが、お絵かきをしているより面白そう。
つづくのだ

つれづれくさ-結婚詐欺

2009-03-27 07:47:12 | 物語・絵本・童話
その後に、もれ聞いたことによると、かの女が最も恐れていた、自分を知る者との出会いであった。身の危険を悟り、計画を中断したというのだった。
さらに、男のあまりにもの誠実さに、仲間からの催促を延ばしていたというのだった。
まもなく男の母親は亡くなり、美しき女を思いつつ、寂しいながらも平安な暮らしであった。

作者の言葉  男は美しい女には弱い。美は強力な武器である。良き忠告も・換言となってしまう。
だがこの男、一時は天にも昇る思いを味わったのだから、幸福であったのだ。そのことが心の財産と思えるか思えないかは、其の人しだいといえる。

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本