棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

鹿肉をいただいた

2009-01-28 17:55:06 | 山郷の暮し
スカッ!と晴れ上がった、暖かく穏やかな一日でした。
固く凍り付いていた散歩道も、表面がグチャグチャなどろんこ状。こんなときの方が滑りやすいものです。
ただ今は、薄気味悪いほど鋭い月が西空に。

鉄砲射ちの方が鹿肉の塊をもってきてくれた。 この方は賢犬サクラを我が家に連れてきた10年前に、サクラをみて「猟犬に理想的な犬」と、早々にサクラの才能を見い出した人だ。
それより、時々しか肉・イノシシ・たぬきなどの肉をもってきてくれた。
鹿肉を始めて食べたのは、それ以前に行ったノールウェイで、スパイスのきいたシチューであった。
日本では「シカサシ」が主で、ショウガやニンニクの薬味で食す。
ステーキもあるが、油ッケがなく、あまり美味いと思わないが、実は脂身は全体にいきわたっていて、いわゆる脂肪の塊はないのだそうだ。
鹿の肉は本当に滋養がつくらしい。
今夜は、鹿肉シチュー。へたな味付けにこだわらず、たまねぎの大切りに、ニンニクすこし。醤油・トンガラシ・コショウそれでOK(しょうががなかった)
仕込中(それほどのこともないが)愛犬サクラが、時おり私の足をさすり、権利を主張していた。
鹿肉には面白い体験を思い出した。つづき


12-13 窓辺の象

2009-01-28 07:49:23 | 大人の童話
             12
           またある日、象も大好きな花畑が広がる草原を見ている、大人の人間に聞いてみた。
           「何も役にたたない草原を、有効に利用する壮大な計画をねっているのさ」
           
           13
           花畑は、たちまち草木一本と生えない、さら地になってしまった。

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本