棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

童謡

2009-01-15 09:13:30 | 賢犬さくら
真夜中、お父さんは布団の中で突然大声で歌いだした。
ときどき予期もしない動きをするので、油断も出来ないが、夜中に歌を歌うとは。
そーーと覗いてみると涙を流している。いつもの、ケッタイナ行動とはちがう。
「ダイジョウブ、デスカ・・」と優しく声をかけたら「サクラ、お前にわかるかーー」と。
解るわけがないが、お父さんの下手な歌を聞いていると、昼間にラジオから流れていた歌だった。
お父さんが大好きな「渥美清」とかいうひとの「童謡」で、そのときもベロベロ泣いていたおとうさんだった。ついでに私はペロペロなめてやると、かなりショッパカッタ。
「とうりゃんせーとうりゃんせー ここはどこのほそみちじゃーーー」を何度も聴いているうちに寝てしった。

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本