棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

鹿肉の話-つづき

2009-01-29 17:34:49 | 山郷の暮し
写真は3時ごろの常念岳・右に小さく槍ヶ岳
今日は暖かな一日で12-3度はありました。流れる空気も優しく春への思いがわきあがってきます。
3時頃より薄い雲がレースのようにかかり、アルプスの山並みが薄紫色にかすんできました。
昨日の「鹿肉の話」に、面白いコメントを「電気おやじ」さんからいただきました。どうか、よんでください。
さて昨日の続きです。
数年前のことですが、鹿肉が手に入ったから宴会をしよう。と電話があり、でかけた。
確か鹿サシが主だったと思うが、酒の肴もさることながら、なにか理由があれば、カーチャンに遠慮なく飲めるというもの。
気炎もあがったころTVニュースから流れたことが「密猟で現行犯逮捕」
「いけねーー、この肉はあいつからもらったものだ。やべーーー」と。
そこでお開き、なんて殊勝な集まりではなかったが、銘々に鹿肉がお土産になった。
大きな声ではいえないが、その主は住職でありました。
追--今は刺身で食べない方がいいと、猟師さんからいわれた。
生息域が人間界に近くなり、食料が変わりよくなくなってしまったとか。
食料に乏しい今が臭みもない食べ時だったが、春先の草の臭みのある肉に近いという。

14-窓辺の象

2009-01-29 08:07:01 | 大人の童話
14
象は人間に失望し、クマに聞くと
「お日様が沈むとき、どうして悲しくなるのだと?自分はどうして居るのだと?? 疑問を持つことは悪いことではないというが、この世の中に甘え育ったものの言い草としか思えん。
全く、私、私と、どれだけ私がえらいんだ。そんなに、しょっちゅう私のことを考えるなんて身の程知らずだ。」
クマはそれっきりだまりこんでしっまた。
絵-JOO TAROU 30x35 アクリル・その他

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本