棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

白彼岸花-2

2008-08-06 09:57:58 | 創作活動
花が終わると、水仙の葉よりも厚ぼったく、大きな葉がでてきます。
バサバサと、なんとなく美しさがないので切ってしまうと、次の年は花をつけてくれないようです。
ようですとは・・、私は手をかけないので毎年いい花が咲いてくれます。

白彼岸花

2008-08-06 09:32:47 | 山郷の暮し
地面からスーーと伸びてきた先に五つほどの花が着きます。
松本地方に多い「白彼岸花」が雑草にも負けずに顔をだしました。
今年はすこし早い気がしますが。
彼岸花といえば日本画や写真の対象になる、あの真っ赤な花が浮かぶと思いますが、この白彼岸花は薄い桃色。
淡い色はこの次期の黄昏の光にピッタリで、光の中に溶けて生きそうなはかなさがあります。

真っ赤な彼岸花も、夕焼けの中に、同じような風情を感じます。
そんなところから、死人花・幽霊花などなどの異名があるのでしょう。

生け花にもなりますが、花瓶との取り合わせは難しい。
やはり野にスクッと咲いている様がいいですね。

真っ赤な彼岸花で思い出すのは、20歳代後半に九州一円を旅したとき、国東半島-臼杵のマガイ石仏を拝観にいったとき、田圃のあぜ道が赤くボーーとなっている。
そのとき始めて「曼珠沙華---彼岸花」を知ったのでした。
昔々中国からの一株の彼岸花から、広まっていったなんて、いいはなしですね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%8A

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本