棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

ぴかぴか・ドヒャー

2008-08-05 16:35:10 | 山郷の暮し
3時ころ冷やりとした風が吹き込み、これは来るぞと。
強烈な稲光とともに、ドヒャーといきなりやってきた。
目の前の丘山はゴルフ場。警戒サイレンがなり騒ぐ前に、天地を引き裂き雷様が落ちる。
それも、一つや二つではない。
観ていて面白いを超えて、おそろしくなってきてしまった。
雷のゴロゴロはなんとなく、童話的な面白さがあるが、落雷の音はスザマシイ。

以前に、自衛隊の夜間公開演習を見学したことがあったが、あの大砲を発射したときの音と同じだ。
決して平和な音ではない!!

賢犬サクラも雷はにがて。部屋の隅で丸くなっている。

写真はアトリヘよりゴルフ場の山。道は国道254
田圃の水を見に来た人がいました、農業は一時も休めないのでしょう。
降り出してから一時間以上になりますがまだやみそうもなく、川の水が濁ってきました。

好きなことで生きる道

2008-08-05 11:27:33 | チョット一言
昨日3年ほど前から作品を手に来宅していた、20代の青年が、久しぶりに来ました。
以前にどんな小さなところでもいいから、展示会をして、感想を聞いてみることを勧めた。
其の報告と新作をかかえてだ。
彼の作品は悪くもないが、かといって特別でもない。
若い時代の思いをそのままぶっつけたもので、抽象とも具象ともつかないが、
バイトをしながらの生活に、目的と自信を持ってもらうために励ましている。

展示会をして「デッサン力がないだの、経歴がない、学校に行かなくてはだめだ」などなど、いわれてしまったようだ。
一時はめげて落ち込んだが、それでも描きたくなった、という。
「デッサン力」と素人は必ず言うが、見極める力を持った人はすくない。
気にすることはないのだ。画いていれば自然に力がついてゆくもので、あわてることはない。
大事なのは、自分の感性を研ぎ澄ませていることで、これは、しんどい。
底から叫びたいものが生まれ、観えてくる。
それからが作家の道なのであると・・・・。

ただし、お金になって楽しく気楽に生きる道 として画家を願っていることが気になった。
商業美術--製品作りと混同していることが問題である。
以前に絵画塾の講師をしたときも、同じことを感じやめてしまった。

絵画のテクニックや論理はいくらでも教えてあげるが、俺はお金にする技術を教えてやることができない。
叩かれて・才能がないなどとバカにされても、それでも画きたくなる。それが作家の生きる道。
オレの腰の状態がよくなったら、イッパイ飲もうー。   と

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本