棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

3-川こそ生活道

2008-05-16 19:06:32 | 大人の童話
森のなかは、網目のように川が流れています。
車が通れるような道を作る必要はありません。
僕たちにとって川は移動手段で、村も川に沿って点在します。
ぼくの村からは下流の町までは、途中から大型乗り合いボートに乗換え、3日ほどかかります。

広い森には、言葉や習慣の違う種族が別々に住み、争いがありました。
奴隷狩りや、儀式的な「首狩り」があったようです。
もちろん、ずっと以前になくなりましたが、長老の部屋には干からびた首が飾られていま

長い生理です--賢犬さくら

2008-05-16 07:08:03 | 海外紀行文
生理はまだ終わっていないので、つながれっぱなし。
普段より、ぽっくりと膨らんでいるかもね・・・。
あたりまえですが、全て自分で始末をしています。
朝・夕の散歩が唯一の楽しみです。れでも、かぐわしい風が吹いてくると、飛び回りたくなり、ついつい大声でたいくつだ--といってしまいます。
今日の散歩で、お父さんは何お思ったか、私のおしりの写真をやたらパチパチしだす。
まるで、ダーリンのようにしつっこい。
神様からあたえてくれたもの、なにも恥ずかしくはありませんが、「チョットじっとしていろ」と言われてもこまります。
アーートビマワリタイナーー

森の中の製材所

2008-05-16 06:51:58 | 海外紀行文
熱帯雨林の激減に、ようやく重い腰をあげたインドネシア政府は、原則として原木の輸出を禁じた。
つまり、ベニヤや製材したものはOKということか・・。
80年代、熱帯雨林消失の元凶といわれた、日本商社はサッとひきあげ、中国・韓国経由にしたのであった。
原木の伐採最前線は見ることは出来なかったが、日本企業が引き上げた後に、開発に入った中華系人の会社に世話になった。

工場・宿舎といっても、丸太組のトタン拭きの屋根。掘ったて小屋の素人作りの範囲であった。
真っ黒に日焼けした工場長さんは、香港からの中国人だが、現地の奥さんと子供一人、インドネシア人そのもの風貌になっていた。
10名ほどの若い作業員は、各地の島々からの出稼ぎ。前記したトラジャやスマトラ島などの青年たち。

それでは、企業が目をつける森の目安とは、一町歩(100M四方)あたり、直径80cm以上の樹が8本あれば、採算ベースがとれるといわれる。
大河からブルトーザーを揚げ、奥地へといっきに入り込んでいったのである。

フィリッピンなどは、一町歩あたり12本以上の大木が茂っていたと言われ、アッというまに丸裸になってしまった。
今は、残った樹まで切り出している始末です。

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本