棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

マハカム川の遡行準備

2008-05-06 09:49:54 | 海外紀行文
写真--大河マハカムの下流域は2-300Mの川幅カリマンタン島の奥地への旅は、マハカム川を700Km遡行し、ダヤック族の圏内に入る。
最低2週間は必要だが、私はもっと長期になるから、一ヶ月の予定にした。
奥地に行くといっても、人跡未踏の地でもなく、ヒマラヤトレッキングのような大層な荷物は無い。
何よりも現金が必要だ。

特別区への立ち入り許可書が必要だと言うことであり、なぜか観光省の所長さんと面会。
友達のアムラム君のお力かと思ったが、狙いは別なことにあった。
アムラム君をガイドに、一式(足代・食事・ガイド料)1000ドル--現地では5倍の価値がある。
少し高いと思ったが、後日談によると3割以上は所長のフトコロに。

出発前夜アムラム君が宿に来て「マハカム川中流域で大洪水になり、とてもいける状態ではない。コースをカダン・カパラ流域に変更することになった」
海岸から奥地へは船便で、水が無くても行けないし、ありすぎても困ってしまう。
森の集落地へは、不定期な小型飛行便があります
全長15M・幅4mほどの木造船は、和船を少し大きくした感じだ。
二階建てといっても、まったく囲いは無く、時には水しぶきが飛び込んでくる。
なにはともあれ2泊3日予定の船が、トコトコトコトと、くたばり加減のエンジン音を立てながら動き出した。

チャンスは坊主頭といいます

2008-05-06 09:17:38 | 山郷の暮し
昨日の散歩で観た見事な棚田光景に、今日カメラをもって出かけた。
それは、水を張った小さな田圃に、水コケなのか藻なのか不明ですが、鮮やかな緑と、ぷつぷつと湧き上がり変色した様子の美しさに見入ってしまった。
絵画というより、写真でなくては表現が出来ない対象だ。
しかし、耕運機が引っ掻き回していた。
これを「しろかき」というそうだ。
チャンスは一度、すっかり消えてしまっていた。

田植えの準備が進む田圃が、陽光に輝いています。
追ーー代掻き・・田植え前に馬をつかって田の土をかきまぜねこと
と辞書にありました。

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本