棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

いのししとの激闘--さくら

2008-01-24 17:18:52 | Weblog
朝からの血のたぎりは、的中しました。
腰の重いお父さんをさそって,いつものコースヘ。
感じる、ビリビリと。お父さんもわかってくれ、フリーにしてくれた。
いた! はぐれいのししの子供が。といっても、私の大きさはある。
吼え、攻めたてること10分くらい。
この威嚇がまず第一段階。というのは、近くに親がいるとめんどうだ。
すきを見て、首ねに喰らいつくこと数度。
こんなことで敵は倒れない。20分はたったであろう。
お父さんはカメラをとりにすっとんでいった。

私も一休み。というのは、相手の動きが鈍ると闘志がわかぬ。
まもなく、おとうさんが着たので、一気に喰らい付き、今度は
なんとしても離さない。
ピカピカとフラッシュの光。なんとなくいい気分で張り合いがある。
30分ほどして、いのししが弱ってきたのをかんじた。

口を離すと、フラフラと逃げる。
相手が動けば、喰らいつく。
これ、私の本能。

「勝負は決まった。サブイからけえるわ」
軟弱なお父さんだ。

今夜は「ししなべ」といきたいが、お父さんは解体ができない。
ショガネーモンダ。

いのししや狸の猟で心配なのは、「かいせん」とか言う血液に巣くってしまう
ばい菌が入ることだ。
以前に病院にいったことがあるが、まーしかたがない。

ところで、この激戦の記録を、パソコン不備でおみせできないとは。
かえすがえす残念だ。お父さんしっかり勉強しろ!。

1-27記載 写真を挿入しましたヨ

公認脱走--さくら

2008-01-24 10:47:52 | Weblog
薄くらいうちから全身に波動を感じていました。
「外にでたーい」と鼻声。
「まだはえー。一人でいってこいや」
計画とおりだ。いわば、お父さん公認の脱走。

昨日降り続いたフワフワ雪は、20cm弱。
おもいっきり走り回る。
風が吹くと、木々から吹雪のように雪が舞う。
新雪をけちらかすのはたまらない。

以前、お父さんとスキーに行ったとき、
くやしいけれど、下りはついていけなかった。
今日みたいな日は、お父さんも一緒になって、転げまわってくれたのだが、
お父さんは、腰痛がひどく散歩もさぼりがち。
私はフリーにはなれるのだが、散歩は一緒がいい。

10時過ぎになると、お天道様が顔をみせ、
寒いけれど、空気がキラキラとゆらめく。

私のテリトリーに獣の気配がしない。
保健所騒ぎのもとになった、
「ワナ」には充分注意しながら山にはいらなければ・・。

15-棚からぼた餅--ぼやきの厄病神

2008-01-24 09:39:47 | Weblog
天変地変にかかわることは、オレだけでわどうにもならネー。
だから、打ち合わせの上、厄事計画書を作成するってーのに、
挨拶に来なかっただの、承認印がないだの、管轄外だのと、
あげくは悪いことはオレたち下っ端のセイにして、
あいつらは、昼間っから酒をくらっていやがる。

水神と飲んでいた「弁天」ってなんだ? 。
人間どもに受けがいいようだが、いつから神様なんだ?。
オレが計画書の不始末を話したら、頭のてっぺんから声だしゃーがって、
「あーーら、おきのどくねーー。お体をいとおってくださいねーホホホホ」
オチャラカシタ(馬鹿にした)笑い方をしやがって。

だいたいオレに、お神酒のいっぱいでも、もってきたやつがあるかっ! 。
オレはただただ、人間どもがしてはならないもとをしでかしたとき、
大神様のご支持をうけて、お灸をすえるだけだ。
そおヨ、人間どもに気ずかせているのに
「厄払い」などと、身勝手なことばかりをしている。

厄払いといやーナンダイ?。
わらで作った「大ムカデ」や「わら馬」はたまた「三九郎」など、ひっぱたいたり
燃やしたり、坊さんとやらに「お経」あげてもらったり、
人間テーのは、その元はぜんぶ自分にあるというのに、オレラに押し付けていやがる。
まったくー。

うっぷんやるかたのない厄病神でした。

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本